【2027年】匠本舗の中国産主原料不使用おせち5選!産地表で全品確認
※本記事にはプロモーションを含みます
まいど、食品バイヤーのしゅんです。
「匠本舗のおせちって、中国産は入ってへんの?」
この時期、ほんまによく聞かれる質問です。家族で囲むお正月のお重ですから、気になって当然やと思います。
ところが匠本舗の商品ページを見ても、「中国産不使用」と大きく書いてあるわけではありません。
そのかわり、匠本舗には料理1品ずつの「主原料原産地」を載せた表があります。
そこで2026年10月26日、匠本舗のおせち55商品・2,875品の表をすべて取り直して、主原料に中国産がないかを1品ずつ確かめました。
仕入れの仕事で産地の表示を毎日見ているぼくが、「主原料」の意味から、中国産の主原料を使っていないおせち5品まで、順番に紹介します。
目次
「主原料」ってなに?
主原料は、その料理の中で一番多く使われている材料のことです。
国の食品表示のルール(原料原産地表示制度)では、加工食品は「重さの割合が一番多い原材料」の産地を書く決まりになっています。匠本舗の表の「主原料」と「主原料原産地」も、この考え方に沿って書かれていると見てよさそうです。
参考:消費者庁 新たな原料原産地表示制度
つまり「主原料が中国産ではない」というのは、それぞれの料理で一番多く使っている材料が中国産ではない、という意味になります。
料理名の食材=主原料とは限らない
ここ、ぼくも最初はまちがえていました。
「いかあられ煮」なら主原料はいかやろ、と思って表を開いたら、主原料の欄には「還元水あめ」。いかより、からめる水あめのほうが重いんですね。

ほかにも、松前漬けの主原料は人参、いか梅酢は大根、笹巻きトマトは砂糖。料理名から想像するものと、表の主原料がずれる料理はけっこうあります。
表を見るときは、料理名ではなく「主原料」の列を見るのがコツです。
主原料以外の材料はどうなる?
もう1つ、正直に書いておきたいことがあります。
表で国が分かるのは主原料だけです。醤油・砂糖・みりんのような調味料や、少しだけ使う副材料の産地までは書かれていません。
ですから、この記事で言えるのは「主原料に中国産が使われていない」というところまで。調味料の1滴まで中国産ゼロとは言い切れません。
「そこまで分からんのかい!」と思うかもしれませんが、これはどの店のおせちでも同じです。料理ごとの主原料の産地を注文前に見せてくれる店のほうが少ないんですよね。
匠本舗の産地表はどこで見る?
匠本舗のおせちは、商品ページの下のほうにある「原材料・アレルゲンについてはこちら」から、商品ごとの一覧表が開けます。
表には、お品書き名・主原料・主原料原産地・原材料名・添加物名・アレルゲンが1品ずつ並んでいます。
産地の欄の書き方には、いくつか種類があります。

「アメリカ又はカナダ」は、どちらかの国の原料を使うという意味です。数の子のように、時期によって仕入れ先が変わる食材でよく見かけます。
かまぼこの欄には「輸入(アルゼンチン、南米、タイ、その他(中国産使用無し))」のように、その他の国に中国が入らないことを書き添えたものもありました。
「国内製造」は国産のこと?
ここは注意が必要です。
「国内製造」は、日本の工場で加工した原料という意味です。たとえば高野豆腐やこんにゃくで「国内製造」とあれば、日本で作った高野豆腐やこんにゃくを使っている、ということ。
その元になった大豆やこんにゃく芋がどこの国のものかは、この書き方からは分かりません。
ルールのうえでは、主原料が加工品のときは作った国を書くことになっているので、表示としてはまちがいではないんです。ただ、国産とは分けて考えておくと安心です。
参考:消費者庁 原料原産地表示 消費者向けQ&A
55商品を確かめた結果
では、本題の結果です。
匠本舗のおせち55商品・2,875品の主原料原産地を、2026年10月26日に1行ずつ確かめました(同じ料理が2回出てくる「重複」の行は除いています)。

主原料が中国産の料理は、55商品のうち1商品の7品だけでした。
中国産が入っていたのは、東京「銀座 田中屋」監修の「彩幸」です。栗甘露煮・昆布巻・合鴨スモーク・若桃甘露煮・一口湯葉旨煮・椎茸旨煮・あわび旨煮の7品が、主原料原産地「中国」でした。
京都の「岩元」や「道楽」が監修したおせちは、どれも中国産0品です。
去年の年末、実家の母から「通販のおせちなんか、どうせ中国産ばっかりなんやろ?」と電話で言われたことがあります。ぼくもそのときは「まあ、ある程度は入ってるやろな」と答えてしまいました。
数えてみたら、思っていたよりずっと少なかった。母には今年、ちゃんと訂正しておくつもりです。
「輸入」とだけ書いてある商品は外した
ひとつ迷ったのが、産地の欄に国名がなく「輸入」とだけ書いてある料理です。
味ま野監修の「柳雅」のいか刺し松前、はり清監修の「清祥」のかまぼこと数の子、京のむらの2商品の牛肉のしぐれ煮が、この書き方でした。
中国産と決まったわけではありません。ただ、表だけでは国を確かめられないので、今回の5選からは外しています。
5品の選び方
中国産の主原料がないおせちは、55商品のうち50商品以上あります。これだけ多いと、逆に選べませんよね。
そこで今回は、次の条件で5品にしぼりました。
- 主原料原産地に「中国」が0品:2026年10月26日の表で確認
- 国名がすべて書いてある:「輸入」とだけの料理がない
- 料亭や料理人の監修:監修者がはっきりしている
- 人数と値段がばらける:2〜3人前から4〜5人前、1万円台前半から後半まで
並びは順位ではありません。海鮮が華やかなおせちから、国産の多いおせち、少人数のおせちの順に並べました。
中国産主原料不使用のおせち5選
まずは5品を表で並べておきます。
| おせち | 中国産の料理 | 国産だけの料理 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| 雲海 | 0品/43品 | 18品(42%) | 15,800円 |
| 煌賀 | 0品/50品 | 17品(34%) | 17,800円 |
| 七蕾亀粋 | 0品/51品 | 18品(35%) | 16,800円 |
| 清新 | 0品/45品 | 27品(60%) | 14,900円 |
| 鶴寿の宴 | 0品/41品 | 20品(49%) | 10,800円 |
すべて匠本舗。料理の数は原材料表の行数(重複の行を除く)で、2026年10月26日に当サイトで集計。お品書きの品目数とは数品ずれることがあります。価格は2026年10月26日確認。清新は10月31日までの早割価格、ほかの4品は届く日を指定しない特別価格。

雲海 口コミ99件の大田忠道監修
向いてる人:中国産の主原料がなく、口コミの多い料亭監修のおせちを3〜4人で食べたい家
「料理の鉄人」にも出た料理人、大田忠道さんが監修したおせちです。全43品目・約3〜4人前。
43品の主原料原産地に、中国は1つもありませんでした。
国産だけの料理は18品(42%)。黒豆・鰤の照焼・鮎の甘露煮・紅白なます・伊達巻などが「日本」です。
海外産なのは、あわび(韓国)・いくら(デンマーク)・海老(ベトナム)・数の子(アメリカ又はカナダ)・栗(韓国)・ロブスター(マダガスカル又はインドネシア又はインド)など19品。
高野豆腐・紅白の花こんにゃく・きんとん・梅麩の5品は「国内製造」でした。
奥の細道「大田忠道」監修おせち 太閤の御膳 雲海【496】(約3〜4人前・全43品目・冷蔵)
- 届く日の指定なし 15,800円
- 届く日を指定する場合(496N) 20,800円
匠本舗の商品ページ(2026年10月26日確認)。税込・送料無料。指定なしは12月29〜31日のどれかに届く
- 向いてる人:中国産を避けつつ、口コミの多い定番の料亭おせちを選びたい家
- 気をつけたい点:国内製造の5品は、元の材料の産地までは表から分からない。届く日を選ぶと5,000円上がる
口コミや段ごとの中身は雲海のレビュー、監修者の話は大田忠道のおせちにまとめています。
煌賀 50品すべて国名つき
向いてる人:中国産の主原料がなく、ロブスターや甲羅盛りの華やかなおせちを4〜5人で囲みたい家
「和食の鉄人」として知られた中村孝明さんが監修した、特大の二段重です。全50品目・約4〜5人前。
※中村孝明さんは2026年1月に亡くなっています。匠本舗の商品ページによると、おせちの監修は中村さん本人によるもので、亡くなったあとの監修業務は本人の意思で株式会社孝明が引き継いでいます。
50品の主原料原産地に中国はなく、しかも「国内製造」の料理も0品。50品すべてに国名が書いてありました。
国産だけの料理は17品(34%)。鰤の鳴門巻・真鯛の俵焼き・帆立・蛍烏賊・にしんのコンフィなどが「日本」です。
海外産で一番多く出てくる国はタイです。ロブスター(マダガスカル・インドネシア・イエメン)、いくら(ロシア)、あわび(韓国)などが入ります。蟹味噌の甲羅盛りは「日本・韓国」でした。
「中村孝明」監修おせち 煌賀【667】(約4〜5人前・全50品目・冷蔵)
- 届く日の指定なし 17,800円
- 届く日を指定する場合(667N) 27,800円
匠本舗の商品ページ(2026年10月26日確認)。税込・送料無料。指定なしは12月29〜31日のどれかに届く
- 向いてる人:中国産を避けつつ、見た目の華やかさも欲しい家
- 気をつけたい点:国産の割合は34%と5品の中では低め。口コミはまだ4件と少ない
監修の話は中村孝明のおせち、中身は煌賀のレビューで書いています。
七蕾亀粋 七段重で国名がすべて分かる
向いてる人:中国産の主原料がなく、七段の小箱でいろいろ楽しめるおせちを4〜5人で食べたい家
東京・日本橋の老舗「日本ばし 大増」が監修した七段重です。約4〜5人前。
表の51品の主原料原産地に、中国はありません。こちらも「国内製造」は0品で、すべてに国名がついていました。
国産だけの料理は18品(35%)。黒豆・田作り・昆布巻き・紅白なます・鰆の昆布〆・鰤の奉書煮などが「日本」です。
海外産は29品で、タイとベトナムが多め。合鴨(タイ)・うに(チリ)・ムール貝(チリ)・ローストビーフ(ニュージーランド・オーストラリア)など、洋風の料理に海外産が集まっています。
東京「日本ばし 大増」監修七段重 七蕾亀粋【805】(約4〜5人前・冷蔵)
- 届く日の指定なし 16,800円
- 届く日を指定する場合(805N) 28,000円
匠本舗の商品ページ(2026年10月26日確認)。税込・送料無料。指定なしは12月29〜31日のどれかに届く
- 向いてる人:少しずついろいろな料理を食べたい家。洋風の料理も楽しみたい人
- 気をつけたい点:今シーズンの新商品で、口コミはまだない。七段ぶん冷蔵庫の場所を空けておく
清新 国産6割の京風三段重
京都の料亭「道楽」が監修した三段重です。全45品目・約3〜4人前。
45品の主原料原産地に中国はなく、国産だけの料理が27品(60%)。5品の中で、国産の割合が一番高いおせちです。
鰤の照煮・金目鯛の幽庵焼・棒鱈煮・黒豆・田作りが国産。金柑は宮崎県、さつまいもは徳島県、黒豆は北海道と、県まで書いてある料理もあります。
紅白蒲鉾の欄には「その他(中国産使用無し)」と書き添えてありました。
海外産は、数の子(アメリカ又はカナダ)・海老(タイ)・あわび(韓国)・栗(韓国)・いくら(アメリカ)・合鴨(タイ)など18品です。
京都東山 料亭「道楽」監修おせち 平安祝重 清新【207】(約3〜4人前・全45品目・冷蔵)
- 早割価格(10月31日まで) 14,900円
- 12月10日まで 15,200円・12月11日から 20,000円
匠本舗の商品ページ(2026年10月26日確認)。税込・送料無料。届くのは12月29〜31日のどれか(選べない)
- 向いてる人:中国産を避けるだけでなく、国産の多いおせちにしたい家
- 気をつけたい点:数の子・海老・栗は海外産。12月11日から5,000円以上上がる
口コミや段ごとの中身は清新のレビューにまとめています。
鶴寿の宴 2〜3人で1万円ほど
林裕人さんが監修した5.5寸の三段重です。全41品・約2〜3人前。
41品の主原料原産地に中国はなく、「国内製造」も0品でした。
国産だけの料理は20品(49%)。黒豆・紅白なます・ちりめん山椒・ぶり鳴門巻き・たら旨煮などが「日本」です。
海外産は、いくら(ロシア)・数の子(アメリカ又はカナダ)・栗(韓国)・あわび(韓国)・海老(タイ)など19品。
林裕人監修おせち 鶴寿の宴【653】(約2〜3人前・全41品・冷蔵)
- 届く日の指定なし 10,800円
- 届く日を指定する場合(653N) 16,800円
匠本舗の商品ページ(2026年10月26日確認)。税込・送料無料。指定なしは12月29〜31日のどれかに届く
- 向いてる人:夫婦や2〜3人で、中国産の主原料がない小さめのおせちを選びたい家
- 気をつけたい点:5.5寸と小さめのお重なので、4人以上だと足りない。届く日を選ぶと6,000円上がる
中身は鶴寿の宴のレビューで、段ごとに全41品を紹介しています。
海外産はどこの国?
中国産がないとはいえ、5品とも主原料の半分くらいは海外産です。では、どこの国が多いのか。
5品230品の主原料原産地に出てくる国を数えると、一番多いのはタイでした。

タイは海老・合鴨・もち米・人参など、いろいろな料理に出てきます。数の子はアメリカかカナダ、栗とあわびは韓国。この組み合わせは5品ともほぼ同じでした。
ちょっと話がそれますけど、仕入れの現場では「海外産」とひとくくりにされがちなんです。
でも、ぼくらが見ているのは国よりも工場と検査のほう。どの国でも、きちんと管理している工場もあれば、そうでないところもあります。
輸入される食品は国の検疫所で検査を受けていて、2024年度に法律違反が見つかったのは、輸入の届け出の0.03%でした。
参考:厚生労働省 令和6年度輸入食品監視指導計画に基づく監視指導結果
それでも「中国産だけは避けたい」という気持ちは、ぼくも分かります。理由はどうあれ、気持ちよくお正月を迎えられるほうを選んでいいんです。
国産の割合をもっと上げたい人は、国産おせちの通販おすすめ6選も見てみてください。
注文前に確かめること
最後に、中国産が気になる人が注文前に見ておきたいことです。

- 原材料表を開く:匠本舗なら商品ページの下「原材料・アレルゲンについてはこちら」から
- 「中国」の字を探す:スマホならページ内検索で「中国」と入れると早い
- 「輸入」だけの行に注意:国名がない行は、表だけでは確かめられない
- 国内製造は分けて考える:日本で加工しただけで、元の材料の産地は別のこともある
表はシーズンの途中で書き換わることがあります。10月13日から20日の間にも、椎茸の産地にタイが足された商品がありました。
匠本舗の表の末尾にも「使用する食材は天候不順やその他の予期せぬ事情等により、お断りなく変更する場合があります」とあります。注文した日の表は、スマホで写真に撮っておくと安心です。
届いたおせちの箱にも原料の表示があるので、食べる前にもう一度見ておくと確実ですね。
よくある質問
Q. 匠本舗のおせちは中国産不使用?
全部の商品が中国産不使用というわけではありません。2026年10月26日の原材料表では、55商品のうち「彩幸」1商品の7品だけ、主原料が中国産でした。残りの商品で、主原料原産地に「中国」と書かれた料理はありません。
Q. 主原料以外の調味料も中国産ではない?
表からは分かりません。匠本舗の表で産地が書かれているのは主原料だけで、醤油や砂糖などの調味料、少しだけ使う副材料の産地は載っていません。気になる場合は匠本舗に問い合わせてください。
Q. 「岩元」や「道楽」監修のおせちに中国産は入っている?
入っていません。岩元監修の匠・極・海宝箱・冠寿、道楽監修の清新・新玉の息吹・うけもち・うかたま・都春錦は、どれも主原料が中国産の料理は0品でした(2026年10月26日)。
Q. 全部が国産の匠本舗のおせちはある?
あります。道楽が監修した「うけもち」と「うかたま」は、72品すべての主原料原産地が日本でした。ただし値段は10万円以上です。くわしくは国産おせちの通販おすすめ6選で書いています。
Q. 通販のおせちには産地の表示義務がある?
通販の商品ページに産地を書く義務はありません。食品表示のルールは箱や袋に書く表示についてのもので、消費者庁のガイドブックでも、通販サイトは適用範囲の外とされています。注文前に料理ごとの産地を見せてくれる店は、それだけ親切だと言えます。
参考:消費者庁 インターネット販売における食品表示の情報提供に関するガイドブック
まとめ
主原料は、料理の中で一番多く使われている材料のこと。匠本舗の原材料表では、料理1品ずつ、この主原料の産地が分かります。
55商品・2,875品のうち、主原料が中国産の料理は1商品の7品だけ
そのうえで、主原料に中国産がなく、国名もすべて書いてある5品を選びました。
- 口コミの多い定番なら:雲海(43品で中国産0品・15,800円)
- 華やかさを取るなら:煌賀(50品すべて国名つき・17,800円)
- いろいろ少しずつなら:七蕾亀粋(七段重・16,800円)
- 国産も多めにしたいなら:清新(国産60%・10月31日まで14,900円)
- 2〜3人で1万円ほどなら:鶴寿の宴(41品で中国産0品・10,800円)
調味料の産地までは表から分からないこと、表はシーズン中に変わることもあるので、注文する前に原材料表を一度開いて「中国」の字を探してみてください。うたい文句より、1品ずつの表のほうが確かです。
ほかの店のおせちも比べたい人は中国産不使用のおせち通販5選、匠本舗の全商品の数え方は匠本舗のおせちは中国産?に書いています。
ほな、また!
出典:匠本舗の各商品ページと原材料・アレルゲン一覧(雲海・煌賀・七蕾亀粋・清新・鶴寿の宴、2026年10月26日確認・全55商品の集計も同日取得分。スーパー超特大【455】は表が開けず除外)/消費者庁 原料原産地表示制度/消費者庁 インターネット販売における食品表示の情報提供に関するガイドブック/厚生労働省 令和6年度輸入食品監視指導結果。価格や中身は変わることがあるため、購入前に公式サイトでご確認ください。









