おせち

【2027年】匠本舗のおせち冠寿の口コミは?岩元監修 高級三段重の中身

岩元の最上級冠寿の中身
しゅん

※本記事にはプロモーションを含みます

まいど、食品バイヤーのしゅんです。

岩元のおせちを調べていると、匠、極、海宝箱と並んだ最後に、ひとつだけ桁の違う値段が出てきます。

それが「冠寿(かんじゅ)」。10月31日までの早割で35,500円、12月11日からは48,000円です。

いちばん売れている「匠」は早割14,900円なので、2倍を軽く超えています。

商品ページには「岩元監修おせちの中で最上級」とあり、近江牛のA5ランク、特大の鮑、国産のうなぎと、高そうな言葉が並んでいました。

ただ、言葉だけで3万5千円は出しにくい。そこで、原材料表の53品を1品ずつ見て、どの料理にどの産地の食材が、どれだけ入っているのかを数えました。「お客様の声」の40件も全部読んでいます。

匠の何倍の値段で、何が増えるのか。数字で確かめていきます。

目次

冠寿の基本:三段53品・約4〜5人前

商品ページの表示から、骨組みを拾っておきます。

向いてる人:4〜5人の正月に、近江牛やからすみ、いくらまで入った岩元のいちばん上の三段重を囲みたい家

岩元監修 冠寿の中身を見る

  • 監修:京都・祇園の料亭「岩元」(店主 岩元勝己さん)
  • お重:秋田杉の三段重。重ねて約22.0×17×高さ19.5cm
  • 品目:お品書きの番号で53品(壱の重20品・弐の重20品・参の重13品)
  • 人数:約4〜5人前
  • 届け方:盛り付け済みのお重を風呂敷で包み、冷蔵便で届く
  • 消費期限:2027年1月2日
  • 付いてくるもの:祝い箸5膳・お品書き

京都祇園 料亭「岩元」監修高級三段重 冠寿【666】(約4〜5人前・三段重53品目・冷蔵)


  • 10月31日まで 35,500円
  • 11月1日〜12月10日 36,000円
  • 12月11日から 48,000円(通常価格)

匠本舗の商品ページの価格表(2026年10月21日確認)。税込・送料無料

5人で割ると1人7,100円、4人なら8,875円です。

品目の数は、商品ページのアイコンに「三段重50品目」と出ている一方で、見出しの画像やお品書きは「53品目」。アイコンだけ去年の数が残っているようです。2026年のお正月の口コミにも「50品の品数」とあったので、去年は50品の献立だったと読めます。この記事では、お品書きと原材料表の番号(1〜53)で数えました。

冠寿の三段重を3つ並べた写真。奥の段に黒豆と蒲鉾、手前右の段に近江牛ローストビーフと海老、いくら

奥が壱の重、左が弐の重、右手前が参の重

蓋には「祇園岩元」の焼印が入る、と書かれていました。冠寿には、届く日を選べる版(666N)は見当たりません(2026年10月21日確認)。

早割は11月1日から500円上がる

冠寿の値段は、早割の締め切りごとに上がります。

匠本舗の冠寿の早割価格の段階(10月31日まで35,500円・12月10日まで36,000円・通常48,000円)

9月30日までは35,000円でした。いまの35,500円は10月31日まで。11月1日からは36,000円、12月11日からは通常の48,000円です。

11月に入っても、上がるのは500円だけ。

大きく変わるのは12月11日で、ここで12,500円上がります。年末ぎりぎりに頼む人がいちばん損をする並び方です。

値段より気にしておきたいのは、「11月1日以降はキャンセルや変更に対応できない」という決まりのほう。正月に何人集まるかが決まらないまま11月をまたぐと、そのあとは取り消せません。

数が予定に届いた時点で早割を打ち切る場合がある、という注意書きもあります。ほかのおせちの締め切りは匠本舗のおせち早割はいつまで?にまとめています。

京都祇園 料亭「岩元」監修おせち 匠

向いてる人:高級食材にはこだわらず、岩元の味を3〜4人で、冠寿の半分以下の値段で囲みたい家(岩元監修 匠・約3〜4人前・50品・10月31日まで早割14,900円)

岩元監修 匠の中身を見る

冠寿と比べた匠の違いを読む

祇園・花見小路の料亭「岩元」

監修者のプロフィール
京都祇園 料亭「岩元」監修高級三段重 冠寿

京都祇園 料亭「岩元」

祇園・花見小路の料亭/店主 岩元勝己さん

開店 2009年。もとはお茶屋だった建物を、ほぼ全面的に改装して開いた
料理 京野菜と季節の魚介を使った懐石。店主が大切にしているのは「食べる楽しみ」
人気 「近江姫和牛の炭火焼き」目当てに通う常連も多い
匠本舗では 匠(ロブスター版・蟹甲羅盛り版)・極・海宝箱・冠寿を監修

岩元の4つのおせちの違いを読む →

岩元は、祇園のメインストリートの花見小路にある料亭です。もとはお茶屋だった建物を改装して2009年に開き、今年で17年目と紹介されています。

店主の岩元勝己さんは滋賀県の出身。京懐石のコースに近江牛を出すのはそのためで、店でも「近江姫和牛の炭火焼き」が看板になっているそうです。

冠寿のローストビーフが近江牛なのも、この流れで読むと納得がいきます。

商品ページでは、冠寿は「岩元の技と感性を結集して『これまでにない特別なおせち』を目指し誕生した」高級重と書かれていました。岩元の名前で並ぶ5つの商品のうち、いちばん上に置かれている一品です。

ちなみに、岩元の板前さんが祇園で詰めて送ってくるわけではありません。岩元が献立と味を決め、作るのは匠本舗の工場。監修おせちはどれもこの形です。岩元の店の話は匠のレビュー記事でも書いています。

三段53品を1段ずつ見る

53品は、壱の重・弐の重・参の重に分かれています。段ごとに主役がはっきり違うので、1段ずつ見ていきます。

壱の重(20品):鰻と鯥雲丹焼き

冠寿のお品書き 壱の重(20品)

金箔黒豆(50g)、若鶏山芋新丈(4切)、紅蒲鉾(2切)、白蒲鉾(2切)、小海老蜜煮(3尾)、渋皮栗甘露煮(2個)、さつまいも金団(70g)、牡蠣時雨煮(50g)、蟹柚子香り漬け(5本)、紅白なます 柚子風味(30g)、鰻山椒煮(4切)、つぶ貝生姜煮(40g)、数の子醤油漬け(5切)、鯥雲丹焼き(3個)、菜の花湯葉巻き(3個)、蛸柔らか煮(3切)、烏賊黄金焼き(6個)、梅花人参含め煮(3枚)、絹さや(4枚)、百合根甘露煮(2個)。

黒豆、数の子、きんとん、なますと、祝い肴の顔ぶれはこの段に集まっています。

そのうえで目を引くのが、鰻山椒煮と鯥雲丹焼き。鰻は主原料の産地が日本で、商品ページでも「国産うなぎ」と書かれていました。山椒の実と一緒に炊いた甘辛い煮物です。

鯥雲丹焼きは、塩で締めたムツにウニのソースを塗って焼いたもの。ムツも産地は日本でした。

蟹柚子香り漬けは、ずわいがにを柚子の香りの甘酢に漬けた品で5本。冠寿に入るカニは、この1品です。

弐の重(20品):雲丹貝盛りと市田柿

冠寿のお品書き 弐の重(20品)

市松錦玉子(3切)、ちりめん山椒(15g)、お多福豆(3個)、合鴨スモーク(2切)、銀鱈西京焼き(3切)、鰆昆布〆(3本)、紅白奉書巻き(4切)、金平糖 和三盆(1個)、紅鮭昆布和え(50g)、煮穴子(4切)、上伊達巻き(3切)、紅鮭昆布巻き(2切)、黄金包み 黒豆さつまいも新丈(2個)、田作り(10g)、雲丹貝盛り(2個)、高野豆腐含め煮(3個)、市田柿(3個)、紅梅(1個)、白梅(1個)、隠元含め煮(2本)。ほかに梅花人参含め煮(2枚)。

いちばん場所を取っているのが、殻に盛った雲丹貝盛り2個です。蒸したウニで、産地はチリでした。

市田柿は、長野県の南のほうで作られる干し柿の名前。産地は日本で、商品ページでも「産地にこだわった」食材のひとつに挙げられていました。

伊達巻きは「上伊達巻き」が3切。匠には入っていない伊達巻きが、冠寿にはあります。紅白奉書巻きは、銀鮭を甘酢の大根で巻いたものです。

参の重(13品):近江牛といくら50g

冠寿のお品書き 参の重(13品)

なまこみぞれ和え(50g)、海老黄金(50g)、かれいの昆布和え(45g)、いくら醤油漬け(50g)、からすみ(3切)、海老錦手まり(2個)、穴子八幡巻き(3切)、鮑酒蒸し(4切)、子持ち鮎甘露煮(3個)、大栗甘露煮(2個)、近江牛ローストビーフ(1個)、帆立貝柱燻製(3個)、海老艶煮(5尾)。ほかに梅花人参含め煮(2枚)。

品数はいちばん少ないのに、値段の理由がいちばん詰まっているのが、この段です。

近江牛ローストビーフ、からすみ、鮑酒蒸し、いくら醤油漬け50g、海老艶煮5尾。右上のマスがまるごといくらで埋まっていて、写真で見ても赤い四角が目立ちます。

ローストビーフは「1個」。切り分けた枚数ではなく、ラベルを巻いた塊で入っています。

中村孝明監修おせち 煌賀

向いてる人:同じ4〜5人前で、ロブスターと蟹味噌甲羅盛りの入った豪華なおせちを2万円以下に抑えたい家(中村孝明監修 煌賀・約4〜5人前・50品・届く日の指定なしで17,800円)

中村孝明監修 煌賀の中身を見る

冠寿と比べた煌賀の違いを読む

高級食材を原材料表で確かめる

「A5ランク近江牛、特大鮑、国産うなぎ」。商品ページの言葉を、原材料表の産地と量で確かめておきます。

冠寿の主な高級食材の量と主原料の産地

日本のものは、近江牛ローストビーフ、からすみ(ボラの卵巣)、鰻山椒煮、鯥雲丹焼き、市田柿、なまこ、子持ち鮎、帆立貝柱燻製。看板の食材は、国産がかなり多い印象です。

海外のものは、鮑酒蒸しがチリ、雲丹貝盛りもチリ、いくらがロシア、海老艶煮がタイ(ブラックタイガー)でした。

最初は「高い商品やから、鮑もウニも国産やろな」と思い込んで表を開いたんですが、そこは違いました。鮑とウニは輸入です。商品ページに「国産」と書かれているのは、うなぎと黒豆と牡蠣で、鮑には「特大」とだけありました。言葉のとおりで、うそはありません。

からすみは、ボラの卵を国産のヒノキの上で日本酒を塗りながら、1時間おきに8時間返す作業を約20日続けて作る、と説明されています。3切です。

冠寿の料理を寄せて撮った3枚の写真。上は鮑酒蒸しと海老艶煮、左下は雲丹貝盛り、右下は海老艶煮といくら

上は鮑酒蒸しと海老艶煮、左下は雲丹貝盛り2個

近江牛の「A5」は、牛肉の格付けの記号です。Aは1頭から取れる肉の割合、5は霜降りや色つやなどの肉質の等級を表します。

ここはバイヤーとして一言だけ。駆け出しのころ、食肉の担当の先輩に「A5は格付けの点数や。うまいかどうかの保証書ちゃうで」と言われたことがあります。冷たいまま食べるローストビーフだと、脂の多さは好みが分かれます。

実際、2026年の口コミには「和牛のローストビーフはパストラミみたいになっていて、胡椒が強く筋も目立ち」という厳しい声がありました。商品ページでも、オリジナルのスパイスを擦り込んで焼くと説明されているので、胡椒の効いた味付けだと思っておくとずれません。

産地全体では、53品のうち日本だけの料理が22品、日本と海外の両方が3品、海外だけが28品。中国産の料理はありませんでした(2026年10月21日確認)。2026年の口コミに「原産地の記載がなくなった」という声がありましたが、いまの原材料表には主原料原産地の欄があります。匠本舗全体の産地は匠本舗のおせちは中国産?で数えています。

岩元の5品と並べると

岩元の名前で並ぶ5つを、1つの表にしておきます。

おせち 価格 人数 形と品数
冠寿 35,500円 約4〜5人前 三段・53品
匠 14,900円 約3〜4人前 三段・50品
匠(蟹甲羅盛り) 20,000円 約3〜4人前 三段・50品
海宝箱 20,800円 約4人前 六角二段・53品
極 27,300円 約7〜8人前 六段・80品

すべて匠本舗・税込・送料無料(2026年10月21日に商品ページで確認)。冠寿・匠・海宝箱・極は10月31日までの早割価格、匠(蟹甲羅盛り)は早割の段階の表示がない価格。品数はお品書きの番号で数えた数。

人数で割ると、差がはっきりします。

岩元監修の5つのおせちの1人あたりの値段

多いほうの人数で割ると、冠寿は1人7,100円。匠は3,725円なので、約1.9倍です。少ないほうの人数で割っても、冠寿8,875円に対して匠は約4,967円で、やはり2倍近く違います。

ちょっと意地悪な計算もしておきます。匠を2つ頼むと29,800円で、冠寿より5,700円安い。人数は6〜8人前ぶんになります。量だけで比べたら、冠寿はまったく得やない。身もふたもない話ですけどね。

では、何に払っているのか。中身を突き合わせると、ほかの岩元4品に同じ名前の料理がない品が17品ありました。

近江牛ローストビーフ、鰻山椒煮、鯥雲丹焼き、鮑酒蒸し、市田柿、子持ち鮎甘露煮、ちりめん山椒、上伊達巻きなど。いくらも、匠と海宝箱は2gの飾りですが、冠寿は50gが1マスに入ります。

反対に、冠寿に入らないものもあります。ロブスターと蟹甲羅盛りです。匠の「主役」になっている2つが、冠寿にはありません。カニは蟹柚子香り漬けの5本だけです。

つまり冠寿は、匠を大きくしたものではなく、主役を入れ替えた別の献立。ロブスターや甲羅盛りの見た目より、肉と珍味と国産の食材に払うおせち、と言えます。

岩元の匠・極・海宝箱の比べ方は匠と極の違いで、カニ版の匠は匠(蟹甲羅盛り)の口コミと中身で書いています。

京都祇園 料亭「岩元」監修六段重 極 桜大福付き

向いてる人:親戚が集まる7〜8人の正月で、岩元の味をロブスターも甲羅盛りも含めて囲みたい家(岩元監修 極・約7〜8人前・80品・10月31日まで早割27,300円)

岩元監修 極の中身を見る

冠寿と比べた極の違いを読む

4〜5人前を個数で確かめる

約4〜5人前を、1品ずつの数で見ておきます。

53品のうち、個・切・尾・本・枚で数える品は41品。残りの12品は、黒豆やいくら、なまこなど、合わせて510gの重さで入っています。

冠寿の個数で数える41品のうち、人数ぶん行き渡る品の数

1人1つずつ取れる品は、2人なら37品、3人なら26品、4人で11品、5人だと5品です。

5人ぶんあるのは、蟹柚子香り漬け、数の子、烏賊黄金焼き、梅花人参含め煮、海老艶煮の5品。鮑酒蒸しと鰻山椒煮は4切ずつなので、4人までなら1切ずつ回ります。

ローストビーフは塊が1個なので、切る厚みしだいで何人にでも分けられます。

商品ページには、人数の目安がもう少しくわしく出ていました。

  • おせち以外の料理と一緒に食べるなら、6〜7人前
  • おせちだけで食べるなら、4〜5人前
  • おせちだけでお腹いっぱいにするなら、3〜4人前

口コミで人数が書かれていたのは、「家族三人」と「両親と私達夫婦の4人」。一方で「サイズも小さめで3人分くらい」(2026年)、「量は少なめかと思いました」(2025年)という声もあります。

4人で囲んでお雑煮も食べる、くらいがいちばん無理のない使い方だと思います。5人なら、ほかの料理を1〜2品足すつもりで。

高さ19.5cmの三段重

お重は重ねて約22.0×17cm、高さは約19.5cmです。匠の三段(約19.6cm四方・高さ16cm)より幅は少し広く、高さは3.5cm高くなります。

冷蔵便で届くので、受け取ったら外の箱から出して、すぐ冷蔵庫へ。三段を重ねたまま入れるなら、20cm近い高さの空いた段が要ります。

段を分けて入れてもかまわないので、入らなければ1段ずつ別の棚へ。注文の前に、一度だけ棚の高さを測っておくと安心です。お重の大きさの話はおせちのサイズは何寸?にまとめています。

口コミ40件を全部読んだ

匠本舗の「お客様の声」で、冠寿の口コミを全部読みました(2026年10月21日確認)。

匠本舗の冠寿の口コミ40件の星の内訳

  • 星5:20件(50%)
  • 星4:15件(37.5%)
  • 星3:2件(5%)
  • 星2:3件(7.5%)
  • 星1:0件

平均は4.3で、星1は1件もありませんでした。

声は2024年のお正月の分からで、2024年が3件、2025年が19件、2026年が18件。匠の4,848件とくらべると、まだ声の数はかなり少ない商品です。

献立は年ごとに変わっています。2026年の声には「50品の品数」、2024年の声には「たたきごぼう」が出てきますが、今年の53品にたたきごぼうはありません。ここに並ぶのは去年までの冠寿への感想で、今年の箱がそのまま同じとは限りません。

ほかの商品の声が混ざっていないかも見ました。40件のうち、冠寿の名前を書いている声が多く、別の商品の感想らしいものは見当たりませんでした。

ほめる声で多かったこと

  • 上品な味:「京都の薄味ながらしっかりとお出しがきいた」(2025年)「上品だけど味がしっかりしていて」(2026年)
  • 残さず食べられた:「今回は全ておいしく、残すことなくいただきました」(2025年)
  • 木の重箱:「重箱が木箱で洗練されていて、包みから出した瞬間におぉ~と歓声があがりました」(2025年)
  • 年配の家族に:「93歳の母は黒豆のふっくらとしさ柔らかさに感心していました」(2026年)
  • ほかで見ない品:「子持ち鮎甘露煮、なまこみぞれ和えなど他店のおせちには余り入っていないメニュー」(2026年)

「両親にも喜んでもらえ」「娘夫婦に送りました」と、親や子どもの家へ贈った声がいくつもあるのが、この値段の商品らしいところでした。

星3以下の5件の中身

星3以下は5件。全部、中身を書いておきます。

  • 値段の割に:「値段の割にはそれ程満足度は高くなかった」。焼き物と煮物が多く、味が濃く、硬くて冷たい物が多い。ローストビーフの胡椒と筋(2026年・星2)
  • 前より落ちた:「前回と比べて、かなり味のレベルが落ちていました」(2026年・星2)
  • 並べ方:「魚と甘いものが比較的近くにあったりして匂いの移りが気になりました」(2025年・星2)
  • 見た目と大きさ:「カタログと比較するとちょっと見劣りします」「3人分くらい」(2026年・星3)
  • 1品が小さい:「一品一品の大きさが小さ過ぎ華やかさが感じられませんでした」(2025年・星3)

星4の声のなかにも「50品の品数より、厳選した物の個数が多い方が嬉しい」「ボリユームがもっとあれば五つ星」「価格がもう少し安かったら星五つ」という一言がありました。

まとめると、味の上品さはよくほめられていて、不満は「この値段なら、もっと大きく、もっと華やかに」という方向に集まっています。3万5千円の箱を開けたときの期待の高さが、そのまま辛口の声になっている印象です。

味の濃さは、「薄味」とほめる声が多いいっぽうで、「味も濃く飽きてしまった」(2026年)という声もあり、同じ家の中でも「薄すぎて物足りない」という意見が出た、と書いた人もいました。温めて食べる品があるのが面倒、という声も1件ありました。

匠本舗のおせち全体の低い評価は、匠本舗のおせちはまずい?で話題ごとに数えています。

注文の前に知っておく決まり

  • 届く日:12月29・30・31日のどれか。日にちも時間帯も選べない。決まった日は12月20日以降の出荷案内(メール・ハガキ)で分かる。届く日を選べる版はない
  • 値段:10月31日まで35,500円、11月1日〜12月10日は36,000円、12月11日からは48,000円。予定数に達すると早割を終えることがある
  • 支払い:クレジット・Amazon Pay・銀行振込・郵便振替(振込は先払い)。代金引換は使えない
  • キャンセル:食品なので原則できない。11月1日以降は対応できない
  • のし:付けられない。贈り物にするなら、のしなしで届く
  • 受け取ったら:外の箱から出してすぐ冷蔵庫へ。12月31日〜1月2日に食べる前提で作られていて、霜がついていたり、一部が凍っていたりすることがある

冷蔵と冷凍のおせちの違いは冷蔵・冷凍・生おせちの違いにまとめています。

冠寿と比べたい4つのおせち

冠寿を考えている人が、ほかに見比べそうなおせちです。同じ岩元から2つ、岩元以外で4〜5人前を安く用意できるものを2つ選びました。

7〜8人で岩元を囲むなら 極

岩元の六段重で、約7〜8人前・80品。匠の中身をほぼそのまま入れたうえで、蟹甲羅盛りや肉料理、甘い物を足した作りです。ロブスター旨煮と蟹甲羅盛りが1つずつ入り、今年は桜大福が付きます。

冠寿より8,200円安く、人数は3人ぶん多い。口コミは2,251件で平均4.5と、岩元の5品でいちばん高い平均です(2026年10月21日確認)。

京都祇園 料亭「岩元」監修六段重 極 桜大福付き【260】(約7〜8人前・六段重・冷蔵)


  • 10月31日まで 27,300円
  • 11月1日〜12月10日 27,800円
  • 12月11日から 40,000円(通常価格)

匠本舗の商品ページ(2026年10月21日確認)。税込・送料無料

  • 向いてる人:親戚が集まる7〜8人の正月で、岩元の味をロブスターも甲羅盛りも含めて囲みたい家
  • 気をつけたい点:近江牛やからすみ、鰻は入らない。六段あるので冷蔵庫の場所をかなり取る

くわしくは極の口コミと中身にまとめています。

岩元監修 極を見る

岩元の味を半分以下で 匠

岩元の定番の三段重で、約3〜4人前・50品。ロブスター旨煮が1尾、あわびが1個入ります。口コミは4,848件で平均4.3と、匠本舗でいちばん声の多いおせちです(2026年10月21日確認)。

黒豆、数の子、海老艶煮、帆立貝柱燻製など、20品は冠寿と同じ名前の料理です。ただ、近江牛や鰻、雲丹貝盛りは入らず、いくらは2gです。

京都祇園 料亭「岩元」監修おせち 匠【060】(約3〜4人前・三段重・冷蔵)


  • 10月31日まで 14,900円
  • 11月1日〜12月10日 15,200円
  • 12月11日から 20,000円(通常価格)

匠本舗の商品ページ(2026年10月21日確認)。税込・送料無料

  • 向いてる人:高級食材にはこだわらず、岩元の味を3〜4人で、冠寿の半分以下の値段で囲みたい家
  • 気をつけたい点:肉料理は若鶏の1品だけ。5人には少ない

ロブスターのかわりに蟹甲羅盛りが入る版(20,000円)もあります。くわしくは匠のレビューと匠(蟹甲羅盛り)の記事で。

岩元監修 匠を見る

4〜5人前を2万円以下で 煌賀

和食の料理人・中村孝明さんが監修した特大の二段重。約4〜5人前・50品で、冠寿と人数の目安が同じです。届く日を指定しなければ17,800円で、冠寿の半分ほど。

真ん中にロブスター旨煮、その左右に蟹味噌甲羅盛りが2つ並びます。冠寿にない「見た目の主役」がそろっている商品です。

※中村孝明さんは2026年1月に亡くなっています。匠本舗の商品ページによると、おせちの監修は中村さん本人によるもので、亡くなったあとの監修業務は本人の意思で株式会社孝明が引き継いでいます。

「中村孝明」監修おせち 煌賀【667】(約4〜5人前・特大二段重50品目・冷蔵)


  • 届く日を指定しない場合 17,800円
  • 届く日を選べる版(667N) 27,800円

匠本舗の商品ページ(2026年10月21日確認)。税込・送料無料

  • 向いてる人:同じ4〜5人前で、ロブスターと蟹味噌甲羅盛りの入った豪華なおせちを2万円以下に抑えたい家
  • 気をつけたい点:口コミはまだ4件で平均3.8と少ない。近江牛やからすみのような国産の高級食材を目当てにするなら冠寿

くわしくは煌賀の口コミと中身にまとめています。

中村孝明監修 煌賀を見る

3〜4人で手ごろに 雲海

有馬温泉「奥の細道」の大田忠道さんが監修した三段重で、約3〜4人前・43品。味付ロブスターと鮑煮、牛しぐれ笹包み、黒糖ローストポークが入ります。届く日を指定しなければ15,800円です。

冠寿の4〜5人前より1人少ない人数の目安ですが、ロブスターと鮑と肉料理がそろう三段重が、冠寿の半分以下で手に入ります。口コミは99件で平均4.2でした(2026年10月21日確認)。

奥の細道「大田忠道」監修おせち 太閤の御膳 雲海【496】(約3〜4人前・三段重43品目・冷蔵)


  • 届く日を指定しない場合 15,800円
  • 届く日を選べる版(496N) 20,800円

匠本舗の商品ページ(2026年10月21日確認)。税込・送料無料

  • 向いてる人:3〜4人で、ロブスターと鮑、肉料理の入った三段重を、2万円を切る値段で食べたい家
  • 気をつけたい点:5人には少ない。届く日を指定しない特別価格は、予定の数に達すると終わることがある

くわしくは雲海の口コミと中身にまとめています。

大田忠道監修 雲海を見る

約5人前の特大の白木重なら、華舞監修の双の舞の口コミと中身も候補になります。3万円台の料亭おせちを横に並べたいときは、高級おせちのおすすめで7つ比べています。

冠寿が合う家・合わない家

読んできた話を、向き不向きで振り分けると、こうなります。

冠寿が合う家

  • 4人前後で、近江牛やからすみ、鰻、いくらをお酒と一緒にゆっくりつまみたい
  • 親や子どもの家に、木の重箱で届くおせちを贈りたい(のしは付けられない)
  • 岩元の匠や極を食べたことがあって、別の献立を試してみたい
  • 1人7,000円前後を、品数よりも食材の格に払ってよいと思える

別のおせちを考えたほうがいい家

  • 量や見た目の華やかさを、値段どおりに期待する(「もっと大きく」という声が多い)
  • ロブスターや蟹甲羅盛りの主役がほしい(匠・極・煌賀)
  • 6人以上で、全員に同じ料理を回したい(5人に行き渡る品は5品)
  • 冷蔵庫に、高さ20cm近い場所が作れない
  • 届く日を決めておきたい(選べる版がない)

よくある質問

Q. 岩元のおせち「冠寿」の口コミの評判は?

匠本舗の口コミは40件で平均4.3、星4以上が35件でした(2026年10月21日確認)。上品な味、残さず食べられたこと、木の重箱の見た目がほめられています。星3以下の5件では、値段の割に満足度が低い、1品が小さい、ローストビーフの胡椒と筋、匂い移りが挙がっていました。

Q. 冠寿は何人前?4人や5人で足りる?

商品ページの表示は約4〜5人前で、ほかの料理と一緒なら6〜7人前、おせちだけでお腹いっぱいにするなら3〜4人前という目安もあります。個数で数える41品のうち、4人に1つずつ行き渡るのは11品、5人だと5品でした。4人ならお雑煮と一緒にちょうどよく、5人ならほかの料理を足すつもりでいてください。

Q. 冠寿の早割はいつまで?

10月31日までが35,500円、11月1日から12月10日までが36,000円、12月11日からは通常価格の48,000円です(2026年10月21日確認)。11月1日からは、注文のキャンセルや変更にも対応できなくなります。

Q. 冠寿と匠・極の違いは?

冠寿は岩元のおせちでいちばん高い三段重で、近江牛ローストビーフ、鰻山椒煮、鮑酒蒸しなど、匠・極・海宝箱に同じ名前の料理がない品が17品あります。そのかわり、匠と極の主役のロブスターや蟹甲羅盛りは入りません。1人あたりの値段は冠寿が7,100円、匠が3,725円で、約1.9倍です(多いほうの人数で割った当サイトの計算)。

Q. 冠寿にカニは入っている?

入っているのは、壱の重の「蟹柚子香り漬け」(ずわいがに・5本)の1品だけです。匠(蟹甲羅盛り)や極、海宝箱に入る蟹甲羅盛りは、冠寿にはありません。甲羅盛りがほしいなら、匠(蟹甲羅盛り)・海宝箱・極、または同じ4〜5人前の煌賀から選ぶことになります。

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まとめ

冠寿は、京都・祇園の料亭「岩元」が監修した、約4〜5人前の三段重です。53品のうち、近江牛ローストビーフ、鰻山椒煮、鯥雲丹焼き、市田柿、からすみ、いくら50gなど、ほかの岩元のおせちにない料理を17品そろえていました。

近江牛、鰻、からすみ、ムツ、市田柿の産地は日本。鮑とウニはチリ、いくらはロシアです。中国産の料理はありませんでした。

口コミは40件で平均4.3。味の上品さはよくほめられ、不満は「この値段なら、もっと大きく華やかに」というところに集まっています。

値段については、はっきり書いておきます。

1人あたりは匠の約1.9倍。量ではなく、食材の格に払うおせち

家の人数と、何に払いたいかで分けると、こうです。

  • 4人前後で、近江牛や珍味、国産の食材を楽しみたい → 冠寿(10月31日まで35,500円)
  • 7〜8人で、岩元の味をロブスターも甲羅盛りも → 極(10月31日まで27,300円)
  • 岩元の味を、3〜4人で手ごろに → 匠(10月31日まで14,900円)
  • 4〜5人前の豪華な見た目を2万円以下で → 煌賀(届く日の指定なしで17,800円)
  • 3〜4人で、ロブスターと肉料理を手ごろに → 雲海(届く日の指定なしで15,800円)

冠寿の35,500円は10月31日まで。11月1日からは500円上がり、同じ日からキャンセルもできなくなります。正月に囲む人数と、冷蔵庫の高さを確かめてから選んでください。

岩元監修 冠寿を見る

ほな、また!

出典:匠本舗の冠寿の商品ページと説明ページ(監修店の紹介・こだわりの品々・人数の目安・お届け状態・価格表・おせちご利用案内)、冠寿の原材料・アレルゲン一覧(料理名・内容量・主原料原産地)、冠寿の「お客様の声」、各商品ページ(匠・匠(蟹甲羅盛り)・海宝箱・極・煌賀・雲海)。いずれも2026年10月21日確認。口コミの件数と内訳、料理の個数と産地の数え方、ほかの岩元のおせちとの比べ方、1人あたりの金額は当サイトの集計・計算です。価格や中身は変わることがあるため、購入前に公式サイトでご確認ください。

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