おせち

【2027年】林裕人監修おせちの違いは?宝船・大漁船・招福重など5品を比較

林裕人監修おせち5品の違い
しゅん

※本記事にはプロモーションを含みます

まいど、食品バイヤーのしゅんです。

「林裕人」で匠本舗のおせちを探すと、名前の並びにまず目が止まります。

宝船、大漁船、招福重、鶴寿の宴。ここまでは分かる。その下に、70万円のおせちが平然とまざっているんです。

ゼロをひとつ数え間違えたかと思って、3回見直しました。

林裕人さんが監修したおせちは、匠本舗に5つあります。名前は縁起がよくて似た感じですが、人数は約2〜3人前から約60人前まで、お重の形も三段重と一段重と舟形でばらばら。値段は1万円台から70万円まで開いています。

この記事では、5品の商品ページと原材料表、それに「お客様の声」を今日(2026年10月18日)あらためて見直しました。人数、お重の大きさ、和と洋の割合、1人あたりの値段、口コミの数を順に並べています。

うちは何人で、どんな正月を過ごすのか。そこさえ決まっていれば、5つのうちどれが合うかは自然に絞れます。

目次

林裕人さんはどんな料理人?

林裕人さんは、大阪の料理人でありパティシエです。匠本舗の商品ページでは「なにわのカリスマ料理人」と紹介されています。

監修者のプロフィール
林裕人監修おせち 超特大宝船

林裕人(はやし ひろひと)

大阪府出身の料理人・パティシエ(2009年に林繁和から改名)

経歴 辻学園で学んだあと、辻学園調理技術専門学校などで製菓・製パンの教授としてプロの料理人を育てた
受賞 1989年 全国洋菓子博覧会で三笠宮寛仁親王名誉総裁賞。1993年にドイツ洋菓子職人世界選手権の日本代表
テレビ 「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「探偵!ナイトスクープ」(朝日放送)など
匠本舗では 鶴寿の宴・招福重・超特大宝船・舟盛大漁船・スーパー超特大おせちの5品を監修

商品ページの紹介によると、1971年に洋菓子・パン・フランス料理を学びにヨーロッパへ渡り、1978年にはパリのホテルでも研修を重ねています。そのあとは専門学校で、長くプロの料理人を育ててきました。

つまり、もとは和食の料亭の人ではありません。洋菓子とフランス料理を軸に、和洋中を手がけるシェフです。

ここが、林さんのおせちを読み解くいちばんの手がかりになります。

商品ページには、林さんがおせちでこだわっている点として「子供から大人まで楽しめる内容にすること」という言葉が載っています。子どもが好きな肉料理や洋風の料理、スイーツを入れて、おせちが苦手な子にも正月の料理に親しんでほしい、と。

もうひとつ、料理は「おいしいだけではダメ」で、食を通じて人を喜ばせたり楽しませたりすることが大事だ、とも話しています。

一目見て「うわっ」と驚かせて、子どもも手が伸びるおせち

これが、林さんの監修の考え方です。ただし、あとで見るとおり、5品すべてが洋風というわけではありません。ここは最初、ぼくも読み違えていました。

なお、監修は献立と味の方向を決める仕事で、お重を作って詰めるのは匠本舗です。林さんが台所に立って作ったものが届くわけではない、という点は、ほかの監修おせちと同じです。

5品の人数・形・値段を並べる

まずは、5品を表で並べておきます。

林裕人監修おせち5品を人数の少ない順に並べた早見表

おせち 価格 人数 形と品数
鶴寿の宴 10,800円 約2〜3人前 三段・41品
招福重 13,800円 約3〜4人前 三段・43品
超特大宝船 16,800円 約4〜5人前 一段・48品
舟盛大漁船 29,000円 約6〜7人前 舟形の一段・54品
スーパー超特大 700,000円 約60人前 一段・109品目

すべて匠本舗・税込・送料無料(2026年10月18日に商品ページで確認)。鶴寿の宴・招福重は届く日を指定しない場合の特別価格、超特大宝船・舟盛大漁船は10月31日までの早割価格。品数は原材料表の料理の数(スーパー超特大は商品ページの表示)。

きれいに人数の順で、値段も上がっていきます。最後の1つだけ、桁が2つ飛んでいますけど。

人数で言うと、2〜3人、3〜4人、4〜5人、6〜7人と、1人ずつずらした形で4品がそろっています。家族の人数がどこであっても、どれか1つは当てはまるように作られている、と見るのが自然です。

ただ、人数の表示だけで選ぶと、あとで「あれ?」となりやすい。お重の形と、中身の和洋の割合がかなりちがうからです。

お重の形と大きさの違い

三段重が2つ、一段重が3つ。ここがまず大きな分かれ目です。

林裕人監修おせちのお重の大きさのちがい

鶴寿の宴と招福重は、ふつうの三段重。鶴寿の宴は5.5寸のひと回り小さいお重で、約16.5cm四方です。招福重は約19.5cm四方で、よくある6.5寸の三段重とほぼ同じ大きさになります。

段を1つずつ開けていく楽しみがあるのは、この2つだけです。

超特大宝船は、約38.0×31.9cmの大きな一段重。高さは7.9cmと低く、全部の料理が1つの面に並びます。

舟盛大漁船は、白木の舟の形をした一段重で、横が約66.3cmあります。66cmと言われてもぴんと来ないので、うちの冷蔵庫の棚を測ってみたら、奥行きが45cmほどでした。舟をそのまま入れるのは、まず無理です。

実際、大漁船の口コミにも「舟形なので冷蔵庫にそのまま入らなかった」(2026年)、「冷蔵庫に入らなかったので困りました」という声がありました。真冬の廊下や玄関で保冷剤と一緒に置く、という段取りまで考えておいたほうがいいおせちです。

スーパー超特大は、商品ページに寸法の記載がありませんでした。写真を見るかぎり、大人が両手を広げてようやく端から端まで届くくらいの、横に長い木枠です。

三段のお重を並べたおせち。赤い海老、黒豆、伊達巻、鮑などが見える

鶴寿の宴は5.5寸の小さめの三段重

林裕人監修おせち 鶴寿の宴

向いてる人:夫婦や2人暮らしで、伊達巻やかまぼこもそろった和の三段重を、冷蔵庫に入れやすい大きさで選びたい家(林裕人監修 鶴寿の宴・約2〜3人前・41品・届く日の指定なしで10,800円)

林裕人監修 鶴寿の宴の中身を見る

鶴寿の宴がどんな家に合うかを読む

和と洋の割合がいちばん違う

林さんといえば洋風のおせち。そう思って原材料表を開いたら、1つだけまったくちがうものがありました。

林裕人監修おせち4品に入っている洋風の料理の数

料理名と味付けで和と洋に分けると、こうなりました(当サイトの分け方)。

  • 超特大宝船:48品のうち洋が24品。ちょうど半分
  • 招福重:43品のうち洋が23品。こちらもほぼ半分
  • 舟盛大漁船:54品のうち洋が18品。3分の1ほどで、和が多め
  • 鶴寿の宴:41品すべてが和。洋風の料理は0品

鶴寿の宴だけ、チーズも生ハムも入っていません。伊達巻、紅白のかまぼこ、黒豆、金団、煮しめと、昔ながらの顔ぶれです。

正直、「林さんのおせち=洋風」と決めつけて読み始めたので、鶴寿の宴の原材料表を見たときは、別の人の表を開いたかと思いました。

逆に、伊達巻・紅白のかまぼこ・田作り・昆布巻きが入っていないのが、超特大宝船と招福重です。大漁船は、伊達巻と紅白のかまぼこは入っていて、田作りと昆布巻きはありません。

洋風の料理で多いのは、クリームチーズ蜂蜜ナッツ和え、トリュフフロマージュ、生ハム、合鴨の燻製、プディングなど。大漁船と宝船と招福重には共通の品が多く、「黒豆コーヒー風味」のような林さん流のアレンジも重なっています。

ちなみに、主原料の産地を原材料表で見ると、スーパー超特大をのぞく4品とも、中国が主原料の料理は0品でした。匠本舗全体の産地は匠本舗のおせちは中国産?で数えています。

表示の人数で全員に行き渡る?

人数の表示を、品ごとの個数で確かめておきます。

それぞれのおせちを、表示の人数のうち少ないほうの人数で囲んだとき、1人1つずつ取れる品がいくつあるかを数えました。

林裕人監修おせち4品で、表示の人数のうち少ないほうの人数に1つずつ行き渡る品の数

鶴寿の宴は、2人なら26品が1つずつ行き渡ります。いちばん「表示どおり」のおせちです。

招福重を3人で囲むと8品、超特大宝船を4人で囲むと2品。そして舟盛大漁船を6人で囲むと、1つずつ行き渡る品は0品でした。

いや、6〜7人前やのに6個入りが1品もないんかい! と、表を見ながら声が出ました。

大漁船は、いちばん多い品でも5つ。ロブスター旨煮と鮑と蟹味噌甲羅盛りは3つ、祝い鯛は2尾です。

ただ、これで「量が足りない」と決めるのは早いと思います。口コミには「家族5人で…元日だけで完食」という声もあれば、「大人子供合わせて12人で頂きました」という声もありました。1品を何人かで少しずつつまむ数え方で、人数を書いているわけです。

一方で、「6~7人用なのに個数が足りず味見出来ないものもあった」という2025年の声もあります。全員が全部の品を1つずつ食べたい家なら、表示の人数から1〜2人引いて選ぶくらいがちょうどいいです。

大きな一段のお重に、海老や蟹爪、カップに入った洋風の料理が並んだおせち

超特大宝船は一段の大きなお重にすべての料理が並ぶ

林裕人監修おせち 超特大宝船

向いてる人:4人前後で、和と洋が半分ずつの料理を、1つの大きなお重でみんなでつまみたい家(林裕人監修 超特大宝船・約4〜5人前・48品・10月31日までの早割で16,800円)

林裕人監修 超特大宝船の中身を見る

超特大宝船がどんな家に合うかを読む

値段は早割と届く日で変わる

値段の決まり方は、5品で2つの型に分かれます。

1つめは、超特大宝船と舟盛大漁船。日付で値段が上がっていく早割の型です。

超特大宝船【155】・舟盛大漁船【456】の値段の変わり方


  • 超特大宝船 10月31日まで 16,800円・11月1日〜12月10日 17,300円・12月11日から 22,000円
  • 舟盛大漁船 10月31日まで 29,000円・11月1日〜12月10日 29,500円・12月11日から 40,000円

匠本舗の商品ページの価格表(2026年10月18日確認)。税込・送料無料

11月1日に上がるのは、どちらも500円だけ。大きく上がるのは12月11日からで、大漁船は1万1,000円も上がります。

2つめは、招福重と鶴寿の宴。早割の段階はなく、届く日を選ぶかどうかで値段が変わる型です。

招福重【458】・鶴寿の宴【653】の値段


  • 招福重 届く日の指定なし 13,800円・指定あり(458N)19,800円
  • 鶴寿の宴 届く日の指定なし 10,800円・指定あり(653N)16,800円

匠本舗の商品ページ(2026年10月18日確認)。税込・送料無料。予定数に達すると特別価格の販売を終えることがある

届く日を選べる版は、どちらも6,000円高くなります。宝船と大漁船とスーパー超特大には、届く日を選べる版がありませんでした(155N・456Nのページはなし)。

指定しない場合は、5品とも12月29〜31日のどれかに届きます。日にちも時間帯も選べず、決まった日は12月20日以降に届く出荷案内で分かります。

ここで1人あたりの値段も出しておきます。表示の人数の多いほうで割った数字です。

林裕人監修おせち5品の1人あたりの値段

4品は3,360円から約4,143円の間に収まっていて、差は1,000円もありません。1人あたりでいちばん安いのは、早割の超特大宝船でした。

舟盛大漁船は1人あたりで少し高くなります。そのぶん、ロブスター旨煮3尾、祝い鯛2尾、鮑3個、蟹味噌甲羅盛り3個と、主役の品の数が多い作りです。

林裕人監修おせち 舟盛大漁船

向いてる人:親戚が集まる正月に、ロブスターや祝い鯛がのった舟形のおせちを食卓の真ん中に置きたい家(林裕人監修 舟盛大漁船・約6〜7人前・54品・10月31日までの早割で29,000円)

林裕人監修 舟盛大漁船の中身を見る

舟盛大漁船の口コミと注意点を読む

口コミの数と星を比べる

匠本舗の「お客様の声」で、5品の口コミの数と平均の星を見ました(2026年10月18日確認)。

林裕人監修おせち5品の口コミ件数と平均の星

超特大宝船が1,653件と、ほかとは桁がちがいます。何年も続いている看板の商品で、「毎年頼んでいる」という声が目立ちました。

平均の星は、4品とも4.0〜4.2の間。どれかが極端に悪い、ということはありません。鶴寿の宴は33件とまだ少なめで、スーパー超特大は「レビューはありません」でした。

5品とも、昔のシーズンの声がまざっています。献立は年ごとに入れ替わるので、品の名前より、味の方向や届き方の話として読むのがいいと思います。

宝船・招福重・鶴寿の宴の声は、それぞれの記事でくわしく分けました。ここでは、単品の記事がまだない舟盛大漁船の100件を見ておきます。

舟盛大漁船の100件の中身

星の内訳は、星5が48件、星4が28件、星3が17件、星2が3件、星1が4件。星4以上が76件です。

良い声で目立ったのは、人数と見た目の話でした。

  • 大人数で囲めた:「家族が集まると10人以上になるのですが、とても美味しくいただきました」「大人子供合わせて12人で頂きました」
  • 開けた瞬間の迫力:「届いて箱を空けた瞬間の迫力!」「テーブルに置いただけで盛り上がり」
  • 鯛と鮑:「鯛が2匹・鮑も豊富な量で感激されて喜ばれました」
  • リピート:「ほぼ毎年林裕人先生監修のおせちを注文しています」

低い声は、届き方の話が中心です。星3以下の24件のうち、中身が崩れた・ひっくり返っていたという声が12件あり、そのうち11件が2021年のお正月(2020年の大みそかの投稿をふくむ)に集まっていました。今の商品ページでは、大漁船は「冷蔵便」で届くと書かれています。

ほかには、冷蔵庫に入らなかった声、「慣れない珍しいものがほとんどだったので家族皆んな箸が進まず」という味の好みの声がありました。

なお、星2の1件は、別のおせち(海宝箱)の話を書いた声でした。

5品それぞれの向き不向き

ここからは、1品ずつ、どんな家に合うかをまとめます。人数の少ない順です。

2〜3人で和の三段重 鶴寿の宴

約16.5cm四方の小さめの三段重に、41品。洋風の料理は入らず、伊達巻、紅白のかまぼこ、黒豆、金団、煮しめと、昔ながらのおせちがそろいます。

2人なら26品が1つずつ行き渡り、量の表示がいちばん素直なおせちです。口コミは33件で平均4.1。

林裕人監修おせち 鶴寿の宴【653】(約2〜3人前・三段重41品目・冷蔵)


  • 届く日の指定なし 10,800円
  • 届く日の指定あり(653N) 16,800円

匠本舗の商品ページ(2026年10月18日確認)。税込・送料無料

  • 向いてる人:夫婦や2人暮らしで、伊達巻やかまぼこもそろった和の三段重を、冷蔵庫に入れやすい大きさで選びたい家
  • 気をつけたい点:お重が小さく、写真より小さく見えたという声がある。いくらは2gと飾り程度。林さんらしい洋風の料理を期待すると肩すかし

中身は鶴寿の宴の口コミと中身にまとめています。

林裕人監修 鶴寿の宴を見る

3〜4人で和洋を三段で 招福重

林さん自身が「お試し版」と呼んでいる三段重で、43品。洋が23品、和が20品と、ほぼ半々です。ロブスターのホワイトソース焼きと鮑のふっくら煮が1つずつ入ります。

三段のお重を並べたおせち。赤い海老、生ハム、ロブスターのホワイトソース焼き、黒豆などが見える

招福重は和と洋がほぼ半々の三段重

林裕人監修おせち 招福重【458】(約3〜4人前・三段重43品目・冷蔵)


  • 届く日の指定なし 13,800円
  • 届く日の指定あり(458N) 19,800円

匠本舗の商品ページ(2026年10月18日確認)。税込・送料無料

  • 向いてる人:2〜3人で、チーズや燻製をつまみにしながら、いろいろな味を少しずつ食べたい家。段を開ける楽しみもほしい家
  • 気をつけたい点:3人に1つずつ行き渡るのは8品。2026年の声には「味が濃い」が3件。伊達巻・かまぼこ・田作りは入らない

くわしくは招福重の口コミと中身で書いています。

林裕人監修 招福重を見る

4〜5人で和洋を一段で 超特大宝船

林さんのおせちの看板で、口コミは1,653件、平均4.2。約38cmの一段重に48品が並び、和と洋がちょうど半分ずつです。

10月31日までの早割で16,800円。1人あたりにすると、5品の中でいちばん安くなります。

林裕人監修おせち 超特大宝船【155】(約4〜5人前・一段重48品目・冷蔵)


  • 10月31日まで 16,800円
  • 11月1日〜12月10日 17,300円
  • 12月11日から 22,000円(通常価格)

匠本舗の商品ページの価格表(2026年10月18日確認)。税込・送料無料

  • 向いてる人:4人前後で、和と洋が半分ずつの料理を、1つの大きなお重でみんなでつまみたい家
  • 気をつけたい点:4人に1つずつ行き渡るのは2品。届く日は選べない。横38cmのお重が入る場所を冷蔵庫に空けておきたい

中身と口コミは超特大宝船の口コミと中身にまとめています。

林裕人監修 超特大宝船を見る

6〜7人の集まりに 舟盛大漁船

白木の舟の形をした、横約66cmの一段重。54品のうち、ロブスター旨煮が3尾、祝い鯛が2尾、鮑ふっくら煮と蟹味噌甲羅盛りが3つずつ、ローストビーフも入ります。

ロブスター旨煮と祝い鯛を寄って写したところ

舟盛大漁船の真ん中に並ぶロブスター旨煮と祝い鯛

洋風の料理は18品と、宝船や招福重より少なめ。伊達巻と紅白のかまぼこも入っていて、和のおせちに洋風のつまみを足した、という並びです。主原料が日本だけの料理は17品で、祝い鯛も日本産でした。

林裕人監修おせち 舟盛大漁船【456】(約6〜7人前・舟形一段重54品目・冷蔵)


  • 10月31日まで 29,000円
  • 11月1日〜12月10日 29,500円
  • 12月11日から 40,000円(通常価格)

匠本舗の商品ページの価格表(2026年10月18日確認)。税込・送料無料

  • 向いてる人:親戚が集まる正月に、ロブスターや祝い鯛がのった舟形のおせちを食卓の真ん中に置きたい家
  • 気をつけたい点:6個以上入った品はなく、全員が全部の品を1つずつ取れる作りではない。舟形のまま冷蔵庫に入らない家がほとんど。12月11日からは40,000円に上がる

この大漁船は、まだ単品の記事を書いていません。お品書きの54品は、商品ページで写真と番号つきで見られます。

林裕人監修 舟盛大漁船を見る

約60人前・70万円 スーパー超特大

最後が、問題の70万円です。

商品ページの写真の札によると、一段重に109品目、約60人前。「ロブスター旨煮」「祝い鯛」「キャビア」など、高級な食材を使ったと書かれていて、写真には「フカヒレ」の札が立った仕切りも見えます。祝い箸は60膳付き、冷蔵で盛り付け済み、送料は無料です。

ただ、わかるのはここまででした。

109品の原材料表は公開されておらず(ページが見つからない状態)、お重の寸法も書かれていません。説明文の欄には、超特大宝船と同じ文章がそのまま載っていて、中身の説明としては使えませんでした。

1人あたりにすると約11,667円。ほかの4品のおよそ3倍です。70万円あれば、早割の超特大宝船が41個買えて、表示どおりなら160人以上がまかなえる計算になります。

ここで、ちょっと寄り道させてください。

会社の忘年会の幹事をやったとき、40人分のオードブルを頼んだことがあります。届いた大皿を並べたら、会議室の長机が3本埋まりました。あれで40人分。60人前の一段重が、どんな大きさの箱でどう運ばれてくるのか、想像するだけで楽しくなります。

商品ページに書かれている届け方は、ほかの4品と同じく12月29〜31日のどれか。実際に誰が買うのかは、口コミが0件なので分かりません。会社や町内会、大家族の新年会あたりかな、というのはぼくの想像です。

正直に言うと、家族のおせちとして比べる相手ではありません。60人が集まる正月の予定がある人だけ、スーパー超特大おせちの商品ページをのぞいてみてください。見るだけでも、林さんの「うわっと驚かせたい」がいちばん極端な形で出ているのが分かります。

人数と用途で選ぶなら

ここまでの話を、選び方に直しておきます。

人数で選ぶ

  • 2人、または3人でほかの料理も食べる → 鶴寿の宴
  • 2〜3人で、和洋を少しずつ → 招福重
  • 4人前後で、1つの大きなお重を囲む → 超特大宝船
  • 5〜7人以上の集まり → 舟盛大漁船

用途で選ぶ

  • 祖父母など、昔ながらの和のおせちがいい人が多い → 鶴寿の宴
  • 子どもがいて、黒豆より洋風の料理に手が伸びる → 超特大宝船か招福重
  • 見た目で正月の食卓を盛り上げたい → 舟盛大漁船
  • 届く日を選びたい → 招福重(458N)か鶴寿の宴(653N)

同じ林さんの監修でも、鶴寿の宴だけは洋風の料理が入っていない、という点だけは覚えておいてください。逆に、伊達巻や田作りがないと寂しい家が宝船や招福重を選ぶと、ずれやすくなります。

ほかの料理人・料亭のおせちと広く比べたい人は、料亭監修おせちとは?を、人数の考え方は匠本舗のおせちは何人前を選ぶ?を参考にしてください。

よくある質問

Q. 林裕人監修のおせちは何種類ある?

匠本舗で買える林裕人さん監修のおせちは5種類です(2026年10月18日確認)。鶴寿の宴(約2〜3人前)、招福重(約3〜4人前)、超特大宝船(約4〜5人前)、舟盛大漁船(約6〜7人前)、スーパー超特大おせち(約60人前)。このうち招福重と鶴寿の宴には、届く日を選べる版もあります。

Q. 林裕人のおせちの口コミの評判は?

平均の星はどれも4.0〜4.2で、大きな差はありません(2026年10月18日確認)。いちばん口コミが多いのは超特大宝船の1,653件で平均4.2です。良い声は「いろいろな味が楽しめる」「コーヒー風味の黒豆がおいしい」、低い声は「昔ながらのおせちと違う」「届いたときに崩れていた」が中心でした。

Q. 超特大宝船は何人前?

約4〜5人前です。約38.0×31.9×高さ7.9cmの一段重に48品が入ります。4人に1つずつ行き渡る品は2品なので、全員が全部の品を食べたい家なら3〜4人がちょうどいい量です。

Q. 林裕人さんは改名している?

しています。匠本舗の商品ページの紹介に、2009年6月に「林繁和」から改名したと書かれています。改名の理由は、商品ページには書かれていませんでした。

Q. 林裕人さんのお店はどこ?

匠本舗の商品ページの紹介には、林さんが営むお店の名前は出てきません。紹介されているのは、辻学園の専門学校で製菓・製パンの教授としてプロを育ててきた経歴と、「食文化はやらし隊」の代表として講演や講習をしていることです。

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まとめ

林裕人さんは、洋菓子とフランス料理を軸にした大阪のシェフで、匠本舗では5品のおせちを監修しています。

人数は約2〜3人前から約60人前まで、1人ずつずらした形で4品がそろい、その先に70万円のスーパー超特大がある、という並びです。

違いがいちばん大きいのは、お重の形と和洋の割合でした。三段重は鶴寿の宴と招福重、一段重は超特大宝船と舟盛大漁船。洋風の料理は、宝船と招福重がほぼ半分、大漁船が3分の1ほど、鶴寿の宴は0品です。

人数を決めてから、和洋の割合で1つに絞る

迷ったときは、こう選ぶとずれにくいと思います。

  • 2人で和の三段重 → 鶴寿の宴(10,800円)
  • 2〜3人で和洋を三段で → 招福重(13,800円)
  • 4人前後で和洋を一段で → 超特大宝船(10月31日まで16,800円)
  • 親戚が集まる正月に → 舟盛大漁船(10月31日まで29,000円)

宝船と大漁船は11月1日に500円上がり、12月11日から大きく上がります。11月1日からはどのおせちもキャンセルできなくなるので、正月を何人で過ごすかが決まったら、早めに選んでおくと安心です。

林裕人監修 超特大宝船を見る

ほな、また!

出典:匠本舗の各商品ページ(鶴寿の宴・招福重・超特大宝船・舟盛大漁船・スーパー超特大おせち、届く日を選べる版の458N・653N)、各おせちの原材料表(653・458・155・456)、各おせちの「お客様の声」。いずれも2026年10月18日確認。和洋の分け方、1つずつ行き渡る品の数、1人あたりの値段、口コミの内容の数え方は当サイトの集計です。価格や中身は変わることがあるため、購入前に公式サイトでご確認ください。

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