【2027年】函館「花びし」のおせちとは?監修4種の違いと口コミ
※本記事にはプロモーションを含みます
まいど、食品バイヤーのしゅんです。
おせちを探していて、「北海道函館『花びし』監修」という名前を見かけた人も多いと思います。
函館の料亭なんかな? それとも旅館? しかも同じ「花びし」の名前で、おせちが4つも並んでる。
正直、どれがどう違うのか、商品ページを行ったり来たりするだけで疲れますよね。
この記事では、花びしがどんなお店なのかを匠本舗の監修者紹介から整理しました。そのうえで、監修おせち4種を、人数・段数・品数・1人前あたりの値段・和洋中の料理の数・口コミで並べています。
お品書きを1品ずつ数えたら、意外な重なりも見えてきました。その話も途中でします。
目次
函館「花びし」はどんなお店?
花びしは、函館の湯の川温泉にある宿です。
匠本舗の商品ページの監修者紹介では、湯の川を「港町・函館の奥座敷」と紹介していて、花びしは藩主を癒した名湯の地に歴史を刻んできた、と書かれています。三宝の商品ページでは「花びしホテル」という呼び方もされていました。
湯の川温泉の宿
湯の川温泉は、北海道三大温泉郷の1つとされる温泉です。
商品ページによると、始まりは1453年に木こりが見つけた湧き湯。松前藩の藩主が病から全快したという話も残っていて、昔から癒しの湯として親しまれてきたそうです。
ちょっと脱線しますね。
ぼくは昔、冬の函館に仕入れの立ち会いで行ったことがあります。朝の市場の仕事が終わって、市電に揺られて湯の川のほうまで行くと、さっきまでの魚の匂いがウソみたいに、湯けむりの町になるんです。
あの落差がおもしろくて、「函館は海の町やけど、奥にちゃんと温泉の町がある」と妙に感心した覚えがあります。
道南の素材を使った創作和食
料理の話に戻ります。
花びしの自慢は、商品ページの言葉を借りると「お客様の心に寄り添う」おもてなしと、旬の素材を中心とした道南グルメ。伝統的な郷土料理をベースに、函館の四季を表現した創作和食の会席膳を出している宿です。
監修者として名前が出ているのは、料理長の松本昌志さんです。
なお、創業の年や料理長の経歴は、匠本舗の商品ページには載っていませんでした。確かめられなかったので、この記事では書いていません。
函館の温泉宿が、郷土料理をもとにした創作和食で監修するおせち
「監修」の中身
ここは勘違いしやすいところです。
花びしの名前が付いていても、宿の厨房で作ったおせちが届くわけではありません。
匠本舗は監修おせちを、各料亭と匠本舗が「共に試行錯誤を繰り返し、生み出した」オリジナル商品で、匠本舗でしか買えないと説明しています。献立や味の方向を花びし側と決めて、作って詰めるのは匠本舗、という形です。
届くのは、盛り付け済みの冷蔵おせち。冷蔵庫で保存して、ふたを開けたらそのまま食べられます。
花びし監修のおせちは4種類
匠本舗の「花びし」の一覧には、2026年10月14日の時点で4つのおせちが並んでいました。
- 絢珠(069):和洋二段重・約2〜3人前・32品目
- 三宝(356):和洋中おせち・三段重・約3〜4人前・43品目
- 絢華(068):和洋三段重・約4〜5人前・54品目
- 百彩(600):100仕切り・8.5寸の特大四段重・約8人前・110品目
まずは4種を表で並べておきます。並びは人数の少ない順です。
| 商品 | 1人前あたり | 人数・段・品数 | 早割価格 |
|---|---|---|---|
| 絢珠 | 6,250円 | 約2〜3人前・二段・32品 | 12,500円 |
| 三宝 | 5,600円 | 約3〜4人前・三段・43品 | 16,800円 |
| 絢華 | 5,125円 | 約4〜5人前・三段・54品 | 20,500円 |
| 百彩 | 3,750円 | 約8人前・四段・110品 | 30,000円 |
匠本舗の各商品ページ(2026年10月14日確認・税込・送料無料)。早割価格は10月31日までの価格。1人前あたりは、表示の人数の少ないほうで割った当サイトの計算です。

人数が多いものほど、1人前あたりは安くなっています。いちばん小さい絢珠と、いちばん大きい百彩では、1人前あたりで2,500円ほど違います。
ただ、1人前あたりの安さだけで大きいのを選ぶと、食べきれずに困ります。人数に合ったものの中で比べるのが基本です。人数の考え方は匠本舗のおせちは何人前を選ぶ?でくわしく書いています。
絢珠 2〜3人で和洋を少しずつ
向いてる人:夫婦2人や3人家族で、和も洋も甘いものも少しずつ食べたい家
絢珠は、長形の和洋二段重です。お重の外寸は約25.7×13.7×11.4cm と、4種でいちばん小さいサイズ。
32品の中に、あわび旨煮、いくら醤油漬け、数の子醤油漬けといった定番の祝い物と、海老ポルチーニ焼き、豚肉の香草テリーヌ、トマトとほうれん草のキッシュ風などの洋風の料理が入っています。
中華の料理は入っていません。そこが三宝・絢華とのいちばんの違いです。
北海道函館「花びし」監修和洋二段重 絢珠【069】(約2〜3人前・二段重・32品目・冷蔵)
- 10月31日まで 12,500円
- 11月1日〜12月10日 12,800円
- 12月11日から 13,300円(通常価格)
匠本舗の商品ページ(2026年10月14日確認)。税込・送料無料
気をつけたい点:あわびは1個だけです。量は「2人でちょうど」「3人で適量」という声がある一方、「その割に少なくて高い」という星2の声もありました。3人で食べるなら、お雑煮やほかのおかずと合わせる前提で考えてください。
絢珠の中身と口コミは、絢珠の記事でもっとくわしく書いています。
三宝 3〜4人で和洋中をそろえる
向いてる人:3〜4人家族で、和・洋・中を1つのおせちで食べ比べたい家
三宝は、花びし監修の中で名前に「和洋中」が付いている唯一のおせちです。外寸は約19.5×19.5×16.1cm の三段重。
中華は、海老チリソース煮、胡麻団子、金柑紹興酒漬けの3品。そのほか、ローストビーフ、焼き雲丹貝盛り、あわび旨煮(2個)、北海道産の豚肉を使ったと商品ページにある豚肉の香草テリーヌなどが入っています。
北海道函館「花びし」監修和洋中おせち 三宝【356】(約3〜4人前・三段重・43品目・冷蔵)
- 10月31日まで 16,800円
- 11月1日〜12月10日 17,300円
- 12月11日から 20,000円(通常価格)
匠本舗の商品ページ(2026年10月14日確認)。税込・送料無料
12月11日からは通常価格の20,000円になるので、早割の10月中とは3,200円の差があります。
気をつけたい点:「和洋中」とはいえ、中華は3品だけ。中華料理をたっぷり食べたい人には物足りません。口コミには「甘いものが多い」「北海道をもっと感じたかった」という声が何度か出てきます。
三宝の中身と口コミは三宝の記事に、中華料理が多いおせちの比べ方は中華おせち・和洋中おせち通販おすすめにまとめています。
絢華 4〜5人でロブスターとあわびを
向いてる人:4〜5人の家族で、ロブスターやあわびの入った華やかな和洋折衷を囲みたい家
絢華は和洋三段重で、54品目。外寸は約25.6×19.5×16.1cm です。
4種の中で、ロブスター旨煮(1尾)が入っているのは絢華だけ。あわび旨煮は3個入っていて、商品ページの試食の感想にも「丸ごと3個」とありました。ローストビーフ、焼き雲丹貝盛り、ミートローフ、スモークタンレモン風味と、肉と豪華どころが多めです。
それから、甘いものが7品と三宝より2品多め。豆腐と抹茶のテリーヌ、豆腐とホワイトショコラテリーヌなどが入っています。
北海道函館「花びし」監修和洋三段重 絢華【068】(約4〜5人前・三段重・54品目・冷蔵)
- 10月31日まで 20,500円
- 11月1日〜12月10日 20,800円
- 12月11日から 21,500円(通常価格)
匠本舗の商品ページ(2026年10月14日確認)。税込・送料無料
気をつけたい点:名前は「和洋」ですが、海老チリソース煮・胡麻団子・金柑紹興酒漬けの中華の3品も入っています。甘いものが多いぶん、甘い料理が苦手な大人ばかりの家には合いにくいです。
百彩 8人の大人数で品数を楽しむ
向いてる人:親戚が集まる7〜8人の席で、いろんな料理を少しずつつまみたい家
百彩は、100の仕切りに110品を詰めた四段重です。商品ページでは「当店最多110品目」とされていて、お重は標準の1.7倍という特大の8.5寸。外寸は約25.7×25.7×20.7cm あります。
蟹爪旨煮、焼き雲丹貝盛り、あわび旨煮のほか、金目鯛松前焼き、つぶ貝時雨煮、ほたるいか含め煮など、ほかの3種には無い魚介の料理が多く入っています。
北海道函館「花びし」監修100仕切りおせち 百彩【600】(約8人前・四段重・110品目・冷蔵)
- 10月31日まで 30,000円
- 11月1日〜12月10日 30,500円
- 12月11日から 38,000円(通常価格)
匠本舗の商品ページ(2026年10月14日確認)。税込・送料無料
気をつけたい点:1つの仕切りは小さく、1品の量は少なめです。口コミにも「一品種の料理を味わえるのは二人程度」という声や、器に引っかかって箸で取りづらいという声がありました。8人で同じ料理を1切れずつ、という食べ方には向きません。冷蔵庫に高さ約21cm のお重が入るかも先に確かめてください。
大人数向けのほかのおせちは大人数おせち通販おすすめで比べています。
和・洋・中の料理の数を数えた
「和洋」「和洋中」と書いてあっても、中身の割合は商品ページを見ただけでは分かりません。
そこで、4種の原材料表に載っているお品書きを、料理名から和・洋・中・甘いものに分けて数えてみました。

分け方は当サイトの判断です。黒豆やきんとんのような和の甘い料理は「和」に、クリームチーズやスイートポテトのような洋菓子系は「甘いもの」に入れました。
こうして並べると、絢珠・三宝・絢華は、和の料理と「洋+甘いもの」がだいたい半々です。百彩だけは110品のうち79品が和の料理で、名前の印象よりずっと和風寄りでした。
子どもがいて、ローストビーフや甘いものを喜ぶ家なら、ローストビーフが入る三宝と絢華が候補になります。
三宝と絢華は中身がほぼ同じ?
ここが、数えていていちばん驚いたところです。
最初は、4種はそれぞれ別の献立やと思っていました。名前も違うし、段数も人数も違うので。ところがお品書きを突き合わせると、ちゃうかったんです。

三宝の43品のうち38品は、絢華にも同じ名前の料理が入っていました。三宝にしか無いのは、かつおニシン、キャロットラペ、トマトとほうれん草のキッシュ風、ライプオリーブ、紅白蒲鉾の5品だけ。紅白蒲鉾は絢華にも「紅蒲鉾」「白蒲鉾」として入っているので、実質はもっと近いです。
絢珠も32品のうち28品が絢華と同じでした。4種すべてに入っている料理も20品あります。
同じ監修者の献立なので、料理が重なること自体はおかしな話ではありません。むしろ、どれを選んでも花びしの味の方向は同じ、ということです。
なので、選び方はシンプルです。花びしの味の方向が気に入ったら、あとは「人数」と「ロブスターや中華が要るか」で選べば、大きく外すことはありません。
逆に、去年三宝を食べて今年は違う味を楽しみたい、という人が絢華に替えても、新鮮さはあまり無いと思います。その場合は、監修の違うおせちを見たほうがいい。料亭ごとの違いは料亭監修おせちとは?にまとめています。
花びし監修おせちの口コミは?
匠本舗の「お客様の声」に載っている件数と星の平均は、こうなっていました。
| 商品 | 口コミ件数 | 平均 | 星1〜2 |
|---|---|---|---|
| 絢珠 | 385件 | 4.1 | 33件(約9%) |
| 三宝 | 483件 | 4.2 | 32件(約7%) |
| 絢華 | 365件 | 4.2 | 30件(約8%) |
| 百彩 | 122件 | 4.3 | 10件(約8%) |
匠本舗の各商品ページ「お客様の声」を当サイトで集計(2026年10月14日)。
4種とも、星4以上が8割を超えています。
注意してほしいのは、この声が今年の商品だけの感想ではないことです。絢珠や絢華には2014年からの声が残っていて、中身は年ごとに変わっています。絢珠のページに「昨年と同じ花びし三宝でした」という、別の商品の感想が載っていることもありました。
味の方向をつかむ材料として読むのがちょうどいいです。

ほめられているところ
- 味つけ:「薄味なのにしっかり素材の味がして飽きずに最後まで」「濃すぎず食べやすく」という声が多い
- 品数:和洋中の料理を少しずつ食べられて楽しい、家族で会話が弾んだという声
- 甘いもの:「デザート系も充実」で、子どもがよく食べたという声
- 量:絢珠は「2人で量もちょうど良く」、三宝は「2人で3〜4人前を2日で」という声
- リピート:花びしのおせちを何年も続けて頼んでいる人が何人もいる
気になる口コミ
星1〜2の声で目立ったのは、まず甘いものの多さです。三宝には「甘い物が何種類も入っていて」「甘い物が多すぎる」という声がくり返し出てきます。
次に、どの料理も同じような味に感じた、「味がぼやけていて」おいしいと感じなかった、という声。ほかには、水っぽい・冷凍品を解凍したような感じがした、という声が年をまたいでいくつかありました。
それから、函館らしさへの期待とのずれです。「北海道だから海産物が美味しいのかと期待していた」「函館(北海道)をもっと感じられると期待していた」という声がありました。
原材料表を見ると、主原料の産地は国名までしか書かれていません。公魚の甘辛煮やにしんの料理など国産の魚もありますが、北海道産かどうかまでは分かりません。外国産の原料も多く使われているので、「北海道の海の幸がぎっしり」というイメージで選ぶと、がっかりしやすいと思います。
4種に共通する届く日・支払い・注意点
4種とも、商品ページのご利用案内は同じでした。注文前に確かめておきたいことをまとめます。
- 届く日:12月29日・30日・31日のどれか。日付も時間帯も選べない。届く日は12月20日以降にメールかハガキで案内が来る
- 届く日を選べる版:2026年10月14日の時点では、花びし監修の4種に届く日を指定できる版は見当たらなかった
- 送料:8,000円以上で無料なので、4種ともかからない
- 支払い:クレジットカード、Amazon Pay、銀行振込、郵便振替。代金引換は使えない
- のし:付けられない
- キャンセル:食品なので原則できず、11月1日以降は対応できないとある
- 消費期限:2027年1月2日。祝い箸5膳とお品書きが付く
いちばん引っかかりやすいのは、届く日を選べないことです。口コミにも、29日に届いて困った、贈り物なのに日時指定ができず相手に手間をかけた、という声がありました。年末に家を空ける人や、実家に贈りたい人は気をつけてください。
早割の値段の上がり方や締め切りは、匠本舗のおせち早割はいつまで?でまとめています。
よくある質問
Q. 花びしはどこにあるお店?
北海道函館市の湯の川温泉にある宿です。匠本舗の商品ページでは、旬の素材を中心とした道南グルメと、郷土料理をベースにした創作和食の会席膳でもてなす宿として紹介されています。監修者として名前が出ているのは料理長の松本昌志さんです。
Q. 花びしのおせちの口コミは?
匠本舗の4種で合わせて1,355件の声があり、平均は星4.1〜4.3です(2026年10月14日時点)。あっさりした味や品数の多さがほめられる一方、甘いものが多い、味が似ている、北海道らしさが薄いという声もあります。過去のシーズンの声も混ざっている点は頭に入れておいてください。
Q. 絢華と三宝の違いは?
いちばんの違いは人数と、ロブスターの有無です。絢華は約4〜5人前・54品でロブスター旨煮が入り、三宝は約3〜4人前・43品でロブスターは入りません。三宝の43品のうち38品は絢華にも入っているので、味の方向はほぼ同じと考えていいです。
Q. 花びしのおせちは函館の食材で作っている?
そうとは言い切れません。原材料表の産地は国名までで、北海道産と書かれているのは、商品ページにある三宝の豚肉の香草テリーヌの豚肉くらいでした。国産の魚の料理もありますが、外国産の原料も多く使われています。
Q. 花びし監修のおせちは届く日を選べる?
選べません。4種とも12月29日・30日・31日のどれかに届き、日付と時間帯の指定はできません。2026年10月14日の時点では、届く日を指定できる版も見当たりませんでした。
まとめ:花びしのおせちは人数で選べばいい
花びしは、函館・湯の川温泉で郷土料理をもとにした創作和食を出している宿です。匠本舗で買える監修おせちは、絢珠・三宝・絢華・百彩の4種でした。
お品書きを数えてみると、4種は料理の重なりが大きく、三宝の43品のうち38品は絢華にも入っています。つまり、違いの中心は「人数」と「豪華どころ」です。
花びしのおせちは、人数とロブスター・中華が要るかで選ぶ
家ごとにまとめると、こうなります。
- 夫婦2人、3人家族なら:絢珠(12,500円)。中華は無いが、和洋の料理を少しずつ
- 3〜4人で和洋中をそろえたいなら:三宝(16,800円)。中華3品とローストビーフ入り
- 4〜5人でロブスターやあわびが欲しいなら:絢華(20,500円)。甘いものも7品と多め
- 7〜8人の大人数なら:百彩(30,000円)。1人前あたり3,750円で、ほかに無い魚介も多い
逆に、甘い料理が苦手な大人ばかりの家や、北海道の海の幸だけを食べたい人には、花びしのおせちは合いにくいです。
迷ったら、まずは人数に合う1つの中身を見てみてください。価格は10月31日までの早割で、11月に入ると少しずつ上がります。
1万円台で買えるほかの料亭監修おせちは、1万円台で買えるおせち通販おすすめで比べています。
ほな、また!
出典:匠本舗の花びし監修おせち一覧、絢珠・三宝・絢華・百彩の商品ページ、各商品の原材料表(069・356・068・600)とお客様の声(価格・お品書き・監修者紹介・外寸・ご利用案内は2026年10月14日確認)。和洋中の分け方、料理の重なり、口コミの件数と内訳は当サイトの集計です。価格や中身は変わることがあるため、購入前に公式サイトでご確認ください。






