バルダイ種は北海道で獲れる?【2026年】産地・時期と北海道産の買い方
※本記事にはプロモーションを含みます
まいど、食品バイヤーのしゅんです。
「バルダイ種って、外国のカニやないの?」
通販でバルダイ種の商品を見ていると、原産国の欄にはアラスカやロシアが並んでいます。かと思えば、「北海道紋別浜茹で」と書かれたオオズワイの姿も売られている。
どっちが本当なのか、ちょっと混乱しますよね。
この記事では、バルダイ種が北海道のどの海で、いつ、どんな漁で獲れているのかを、北海道立総合研究機構などの資料で確かめた範囲でまとめました。
後半では、北海道産と輸入のバルダイ種で何が違うのか、通販の商品ページのどこを見れば北海道で獲れたものか分かるのか、そして北海道産を買うならどれを選ぶかを書いています。
ぼくは仕事で、産地の書類と箱の中身を突き合わせるのが日課みたいなもの。その目線で、商品名に引っぱられない読み方もお伝えしますね。
値段は2026年10月29日に、かに本舗の商品ページで確かめた数字です。
目次
北海道のどの海で獲れるのか
バルダイ種は、北海道でもちゃんと獲れるカニです。
北海道立総合研究機構(道総研)の資料では、オオズワイガニの分布として、アラスカやカムチャッカ半島の西側などと並んで、「北見沖や北海道太平洋沿岸」が挙げられています。
北見沖はオホーツク海の側。太平洋沿岸は、襟裳岬をはさんだ胆振・日高・十勝のあたりです。

もう少し細かく見ると、資料ごとに名前が出てくる場所が違います。
- 噴火湾〜苫小牧:1980年代半ばに大量に獲れた場所。2023年も噴火湾で例年より多かったとされる
- 日高(浦河〜えりも):2023年に大量に獲れた中心。様似町の沖で網にかかった記録がある
- 胆振・日高・十勝:2023年の資料で、カレイの刺し網やエビかご漁に大量にまざったとされる地域
- 北見沖:オホーツク海の側。分布の場所として挙げられている
つまり、北海道のバルダイ種は「太平洋側がメイン、オホーツク側にもいる」というのが、資料から言えるところです。
日本海側にはいない
逆に、北海道でも日本海側の話は出てきません。京都府海洋センターの解説では、オオズワイガニは「日本海には生息しません」とはっきり書かれています。
松葉ガニや越前ガニのような日本海のカニは、すべてオピリオ種(本ズワイ)のほう。2種の見分け方はバルダイ種とオピリオ種の違いにくわしく書いたので、そちらを見てください。
紋別の浜茹では、どこの海のカニ?
ここで、ひとつ引っかかったことがあります。
かに本舗には「北海道紋別浜茹で」のオオズワイの姿があります。紋別はオホーツク海側の港。ということは、オホーツクで獲れたカニなんやろか、と最初は思いました。
商品ページを見ると、原産国名は「北海道」、加工地は「北海道紋別」。ただ、北海道のどの海で獲れたかまでは書かれていませんでした。
紋別で茹でたのは確かでも、獲れた海はオホーツクかもしれないし、太平洋側から運ばれてきたのかもしれない。ここは商品ページだけでは分かりません。
原産国名「北海道」で分かるのは「北海道で獲れた」まで
海の名前まで気になる人は、店の問い合わせ窓口で確かめてみてください。
獲れる時期と獲れ方
北海道のバルダイ種には、「この日から解禁」という分かりやすい季節が、調べた範囲の公的資料では見つかりませんでした。
というのも、北海道のバルダイ種は、ほかの魚やカニを狙った漁にまざって獲れることが多いカニなんです。
道総研の資料に出てくる獲れ方は、こんな感じです。
- 様似町の沖に仕掛けた、スケトウダラ漁の刺し網
- 様似の沖のカニかご
- カレイの刺し網や、エビかご漁
2023年の資料では、網がボロボロになったり、本来狙っている魚が獲れなくなったりする「漁業被害」として書かれていました。北海道新聞も、えりも町で2022年の春ごろから、毛ガニなどを獲るカゴや網にかかり始めたと伝えています。
獲れた記録として資料に出てくる月は、1月、4月、6月。冬から初夏にかけて、という言い方ならできそうです。
1月より6月のほうが身が詰まっていた
時期でもうひとつ見ておきたいのが、身入りです。
道総研が様似で獲れたオスを1月と6月に測ったところ、同じ甲羅の幅で比べて、どの大きさでも6月のほうが重くなっていました。

甲羅の幅が10cm台のオスで、1月が277g、6月が341g。地元の漁業関係者も「春先よりも(中身の詰まった)良いカニになっている」と話していたそうです。
ただ、この比べ方には注意書きがひとつあって、1月は冷凍のサンプル、6月は生のサンプルを測った数字です。冷凍すると重さが少し変わることもあるので、「2割ほど重い」という差をそのまま信じるより、「春から初夏にかけて身が入っていく傾向がある」くらいに受け取るのがいいと思います。
通販の冷凍品の場合、いつ獲れたカニかは商品ページに書かれていないことがほとんどです。カニ全体の旬の考え方はカニの旬はいつ?にまとめています。
年によって獲れる量が大きく変わる
北海道のバルダイ種を買うときに知っておきたいのが、獲れる量の波の大きさです。
道総研の資料では、ふだんの道南の太平洋側では刺し網などにまざって獲れるものの、量は少ないとされています。ところが1986年には2,300トン、1987年には1,400トンが噴火湾から苫小牧の沿岸で獲れ、1988年からは急に減りました。
そして2023年には、今度は日高の東側でどっさり。北海道新聞は、2024年度のえりも漁協の決算でもオオズワイの漁が好調だったと伝えています。
大量に獲れた年の様子はオオズワイガニとは?で追いかけています。ここでは買う側の話だけ。
北海道産は「毎年同じだけ出回る」とは限らない
1980年代の群れは、急に増えて急に消えました。増えたり減ったりする理由は、資料でも「よくわかっていない」とされています。
今は通販でも北海道産の姿が手に入りますが、来年も同じように並ぶかは分からない。年末用に北海道産と決めているなら、早めに在庫を見ておくほうが安心です。
北海道産と輸入は、大きさが違う
同じバルダイ種でも、北海道産と輸入品では、届くカニの大きさがかなり違います。
アラスカ州漁業狩猟局の資料では、商業用に獲られるバルダイ種のオスの重さは2〜4ポンド。kgに直すと、約0.9〜1.8kgです。
一方、2023年の日高のカニは、平均の甲羅の幅が86mmで、主に2歳と考えられています。さっきの測定でも、甲羅10cm台のオスで約280〜340gでした。

かに本舗の紋別浜茹での姿は、5〜6杯で約3kg。総重量を杯数で割ると、1杯あたり約500〜600gです。5杯で約2kgの箱なら、1杯約400gになります。
ってなんでやねん、アラスカの半分以下やんか、と思った人もいるかもしれません。
ただ、ここは悪い話ばかりでもないんです。道総研の資料には、道南の太平洋側のオオズワイは成長が早く、大人になるまでの期間が北部アラスカ湾の約半分、日本海のズワイガニの約4分の1という調査結果も紹介されていました。
小ぶりなぶん、甲羅ごと茹でた姿で並べやすく、ひとり1杯ずつ配れる大きさ、とも言えます。
届く形と流通も違う
大きさだけでなく、売られている形も違います。

道総研の2023年8月の資料では、北海道で大量に獲れているオオズワイは「活ガニやボイル品を含む生鮮流通が主体」とされています。通販でも、北海道産は茹でた姿で売られていることが多い印象です。
輸入のバルダイ種は、かに本舗だと脚を半むき身にした商品が中心。生とボイルがあって、どちらも10Lや7Lといった太いサイズで売られています。
並べてみると、こうなります。
| 比べるところ | 北海道産 | 輸入 |
|---|---|---|
| 売られ方 | 浜茹での姿 | 脚の半むき身 |
| 原産国名 | 北海道 | アラスカ沖・ロシア |
| 1杯・1本 | 1杯約400〜600g | 10Lの太い脚 |
| カニ味噌 | 甲羅ごと届く | 入らない |
| 生かボイルか | ボイル | 生・ボイル両方 |
かに本舗の商品ページ(2026年10月29日確認)。1杯の重さは総重量を杯数で割った目安
カニ味噌まで食べたいなら北海道産の姿、太い脚の身をたっぷり食べたいなら輸入の半むき身。種類は同じでも、買い物としては別の商品だと考えたほうがすっきりします。
味そのものの違いはバルダイ種の味は美味しい?で書いています。
「北海道」の文字をどう読むか
通販で北海道産のバルダイ種を探すとき、いちばん迷わされるのが商品名の「北海道」です。
かに本舗で同じ「北海道紋別浜茹で」の姿を2つ並べると、よく分かります。
- 北海道紋別浜茹でオオズワイ姿:原料は「ずわい蟹(バルダイ種オオズワイガニ)、食塩」、原産国名は北海道
- 北海道紋別浜茹で ずわいがに姿:原料は「ずわい蟹、食塩」、原産国名はロシア
商品名はそっくりなのに、片方は北海道で獲れたバルダイ種、もう片方はロシアのカニを紋別で茹でたもの。商品名の「北海道紋別」は茹でた場所の話で、獲れた場所は原産国名の欄に書かれています。

見る順番は、原産国名、原料、商品名、の3つ。原産国名が「北海道」で、原料か商品名に「バルダイ種」「オオズワイ」があれば、北海道で獲れたバルダイ種です。
なぜ茹でた場所と獲れた場所が別々に書かれるのか、表示の決まりは国産カニとロシア産の違いでくわしく書きました。
ちょっと話がそれますが、去年の暮れ、実家の母から電話で「今年も北海道のカニ頼んどいて」と言われました。
仕事のクセで、「北海道で獲れたやつ? 北海道で茹でたやつ?」と聞き返したら、母は少し黙ってから「そんなん、どっちでもええわ。箱に北海道って書いてあったら、みんな喜ぶねん」。
正直、ちょっと笑ってしまいました。でも、それもひとつの正解なんですよね。
箱の「北海道」がうれしい、という気持ちで選ぶなら、商品名だけ見て決めてもいい。北海道の海で獲れたカニにこだわりたいなら、原産国名の欄まで見る。どっちを大事にしたいかを先に決めておくと、商品ページで迷いません。
北海道産を通販で買うときの見方
北海道産のバルダイ種は、姿で届くことが多いぶん、半むき身とは見るところが少し違います。
まず、1杯の大きさ。姿の商品は「5〜6杯(約3kg)」のように杯数と総重量で書かれているので、総重量を杯数で割って1杯の重さを出してみてください。同じ店の同じ紋別浜茹ででも、約3kgの箱は1杯約500〜600g、約2kgの箱は約400gと、ひとまわり違います。
次に、人数。かに本舗の姿には「控えめ」「スタンダード」「ガッツリ」の3段階で人前の目安が書かれていて、約3kgの箱はカニをメインにして5〜7人前、約2kgの箱は3〜4人前です。
それから、届いてからの段取り。
- 解凍:冷蔵庫で2日かけたほうが美味しくなる、と商品ページにある。食べる2日前には冷蔵庫へ
- 保存:届いたらすぐ冷凍庫へ。家庭の冷凍庫では1〜2か月以内が目安
- 届く日:指定できるのは注文の6日後以降から
- 箱の大きさ:約3kgの箱は縦38.6×横34.7×高さ12.1cm。冷凍庫の場所を先に空けておく
浜茹では茹でてから凍らせてあるので、解凍すればそのまま食べられます。浜茹でという茹で方そのものは浜茹でとは?にまとめています。
姿は「1杯の重さ」と「解凍2日」を先に確かめる
北海道産バルダイ種を通販で選ぶ
ここからは、かに本舗の商品から、北海道産のバルダイ種を中心に、比べ役として輸入のバルダイ種も入れて4品選びました。
順位は、原産国名が北海道か、1杯の大きさと量、口コミの件数と星、1kgあたりの値段、の順に重く見て決めています。
価格・内容量・口コミは、すべて2026年10月29日に、かに本舗の各商品ページで確認した数字です。どれも単品で8,000円以上なので送料はかかりません。
まずは4品を表で並べておきます。
| 商品 | 1kgあたり | 原産国名 | 価格 |
|---|---|---|---|
| 1位 紋別浜茹で姿5〜6杯 | 約6,600円 | 北海道 | 19,800円 |
| 2位 紋別浜茹で姿5杯 | 約6,400円 | 北海道 | 12,800円 |
| 3位 生の半むき身10L | 11,800円 | アラスカ沖・ロシア | 11,800円 |
| 4位 ボイル半むき身10L | 10,800円 | ロシア | 10,800円 |
かに本舗の各商品ページ(2026年10月29日確認・税込)。1kgあたりは価格を表示の重さで割った目安で、殻の重さを含む
1位 かに本舗 北海道紋別浜茹でオオズワイ姿5〜6杯 北海道産を姿で
向いてる人:北海道で獲れたバルダイ種を、姿のまま家族や親戚と囲みたい人
北海道紋別で浜茹でしたオオズワイの姿が、5〜6杯で約3kg。原料の欄に「ずわい蟹(バルダイ種オオズワイガニ)、食塩」、原産国名に「北海道」と、北海道で獲れたバルダイ種であることが商品ページではっきり分かる商品です。
1杯あたりは約500〜600gの計算。甲羅ごと届くので、カニ味噌も楽しめます。
人前の目安は、カニをサイドにして7〜10人前、メインにして5〜7人前、カニだけでお腹いっぱいにするなら4〜5人前。年末に人が集まる家にちょうどいい量です。
北海道紋別浜茹でオオズワイ姿5〜6杯(約3kg)
- 5〜6杯(約3kg)19,800円
- 1杯あたり約500〜600g(総重量を杯数で割った目安)
- 原料はずわい蟹(バルダイ種オオズワイガニ)・食塩
- 原産国名は北海道、加工地は北海道紋別
- 解凍は冷蔵庫で2日
- 届く日の指定は注文の6日後以降
かに本舗の商品ページ(2026年10月29日確認・税込・送料無料)。口コミ4.2(912件)
- 向いてる人:北海道で獲れたバルダイ種を、姿のまま家族や親戚と囲みたい人
- 気をつけたい点:口コミには、脚が欠けた杯がまざっていた、身入りの少ない杯があったという声もある。箱が大きく、冷凍庫の場所をとる
2位 かに本舗 北海道紋別浜茹でオオズワイ姿5杯 少なめで試す
向いてる人:北海道産のバルダイ種を、3〜4人で食べきれる量から試したい人
1位と同じ紋別浜茹でのオオズワイで、5杯で約2kgの箱です。原料と原産国名の書き方も1位と同じで、北海道産のバルダイ種。
1kgあたりにすると約6,400円で、1位より少しだけ安くなります。そのかわり1杯は約400gと、ひとまわり小ぶり。
人前の目安は、カニをメインにして3〜4人前です。
北海道紋別浜茹でオオズワイ姿5杯(約2kg)
- 5杯(約2kg)12,800円
- 1杯あたり約400g(総重量を杯数で割った目安)
- 原料はずわい蟹(バルダイ種オオズワイガニ)・食塩
- 原産国名は北海道、加工地は北海道紋別
- 解凍は冷蔵庫で2日
- 届く日の指定は注文の6日後以降
かに本舗の商品ページ(2026年10月29日確認・税込・送料無料)。口コミはまだなし
- 向いてる人:北海道産のバルダイ種を、3〜4人で食べきれる量から試したい人
- 気をつけたい点:1杯が小ぶりで、身をほじる手間のわりに身の量は少なめ。口コミがまだ付いていない
3位 かに本舗 最高級バルダイ種 超特大10L生大ずわい半むき身 輸入の太脚
向いてる人:産地より、バルダイ種の太い脚を生から焼きや鍋で食べたい人
ここからは比べ役の輸入品です。原産国名は「米国アラスカ沖、ロシア」。
北海道産の姿とは反対に、10Lの太い脚だけを生のまま半むき身にした商品です。甲羅やカニ味噌は入りませんが、殻の片側が切ってあるので、身を引き出しやすい。
解凍は「流水で芯が残る程度に5〜10分程度」。加熱用なので、焼きガニや鍋で火を通して食べます。
【最高級バルダイ種】超特大10L生大ずわい半むき身満足セット1kg超
- net1kg(総重量約1.2kg)11,800円
- 1パックに脚7〜9本・爪3〜4本・爪下3〜4本・肩5〜8本・小指2〜4本
- 原産国名は米国アラスカ沖、ロシア
- 解凍は流水で芯が残る程度に5〜10分
- 加熱用
- 届く日の指定は注文の3日後以降
かに本舗の商品ページ(2026年10月29日確認・税込・送料無料)。口コミ4.5(192件)
- 向いてる人:産地より、バルダイ種の太い脚を生から焼きや鍋で食べたい人
- 気をつけたい点:北海道産ではない。1kgあたりは北海道産の姿より高く、カニ味噌も入らない
量がほしいなら、2kg(net1kg×2パック・15,800円・口コミ4.6、47件)にすると1kgあたり7,900円になります。
4位 かに本舗 最高級バルダイ種 超特大10Lボイル大ずわい半むき身 解凍して食べる
こちらも輸入で、原産国名はロシア。ボイル済みの10Lの脚を半むき身にした商品で、net1kgが10,800円です。
北海道産の姿と同じく茹でてあるので、解凍すればそのまま食べられます。解凍は冷蔵庫で1〜2日。
【最高級バルダイ種】超特大10Lボイル大ずわい半むき身満足セット1kg超
- net1kg(総重量約1.2kg)10,800円
- 中身は脚8〜11本・爪2〜5本・爪下2〜5本・肩4〜8枚・小指2〜5本
- 原産国名はロシア
- 解凍は冷蔵庫で1〜2日
- 届く日の指定は注文の3日後以降
かに本舗の商品ページ(2026年10月29日確認・税込・送料無料)。口コミ4.3(118件)
- 向いてる人:甲羅や味噌はいらないので、ボイルのバルダイ種の脚を手軽に食べたい人
- 気をつけたい点:北海道産ではない。人前の目安はカニをメインにして1〜2人前と少なめ
ひとまわり細い特大7Lボイル大ずわい半むき身 1kg超(8,800円・口コミ4.3、68件)もあります。
よくある質問
Q. 北海道のオオズワイガニの旬はいつ?
決まった解禁日や旬は、公的な資料では見つかりませんでした。北海道のオオズワイはほかの漁にまざって獲れることが多く、資料には1月・4月・6月に獲れた記録があります。道総研の測定では、同じ大きさでも1月より6月のほうが重く、春から初夏にかけて身が入っていく傾向がありました。
Q. 北海道の直売所でオオズワイガニは買える?
漁協の直売で売られた例があります。北海道新聞は、2023年に注目が集まったあと、えりもの漁協が直売を始めたと伝えています。ただ、獲れる量は年によって大きく変わるので、遠くに住んでいるなら、原産国名が北海道と書かれた通販の商品を選ぶほうが確実です。
Q. 北海道のオオズワイガニは現在も獲れている?
獲れています。北海道新聞は、2024年度のえりも漁協の決算でもオオズワイの漁が好調だったと伝えています。ただ、1980年代には大量に獲れた数年後に急に減った前例があり、この先も同じ量が続くかは分かりません。
Q. 「北海道産」のオオズワイガニは、どこを見れば分かる?
商品ページの「原産国名」の欄を見てください。商品名の「北海道紋別」などは茹でた場所や加工した場所のことが多く、獲れた場所は原産国名に書かれます。かに本舗の紋別浜茹でオオズワイ姿は、原産国名が「北海道」、原料が「ずわい蟹(バルダイ種オオズワイガニ)」です。
Q. 北海道産オオズワイガニの値段は?
かに本舗の紋別浜茹での姿は、5〜6杯(約3kg)が19,800円、5杯(約2kg)が12,800円で、1kgあたり約6,400〜6,600円です(2026年10月29日確認)。輸入のバルダイ種の半むき身は、生の10Lがnet1kgで11,800円なので、1kgあたりでは北海道産の姿のほうが安くなります。ただし姿は殻と甲羅の重さを含みます。
まとめ
バルダイ種(オオズワイガニ)は、北海道でも獲れるカニです。
北海道では太平洋側が中心、オホーツク側の北見沖にもいる
噴火湾から苫小牧、日高の東側、胆振・十勝といった太平洋側で、刺し網やかごにまざって獲れることが多く、決まった解禁日のようなものは資料では見つかりませんでした。日本海側にはいません。
北海道で獲れるバルダイ種は若くて小ぶりなものが多く、アラスカの商業サイズの半分ほど。そのかわり成長が早く、甲羅ごと茹でた姿で売られるのが北海道産の特徴です。輸入のバルダイ種は太い脚の半むき身が中心で、同じ種類でも買い物としては別物と考えると選びやすくなります。
獲れる量は年によって大きく変わるので、北海道産にこだわるなら、在庫があるうちに原産国名の欄まで確かめて選ぶのがおすすめです。
- 北海道産を姿で大人数で:かに本舗 北海道紋別浜茹でオオズワイ姿5〜6杯(約3kg・19,800円)
- 北海道産を少なめで:かに本舗 北海道紋別浜茹でオオズワイ姿5杯(約2kg・12,800円)
- 太い脚を生で焼きや鍋に:かに本舗 最高級バルダイ種 超特大10L生大ずわい半むき身(net1kg・11,800円)
ほな、また!
出典:北海道立総合研究機構「日高海域に大量出現したオオズワイガニについて」(試験研究は今 No.980・2023年6月)・同「日高海域で捕獲されたオオズワイガニの成分について」(試験研究は今 No.984・2023年8月)/京都府海洋センター「ズワイガニの仲間」/アラスカ州漁業狩猟局 Tanner Crab/北海道新聞(2024年6月30日・2025年7月7日)/かに本舗 各商品ページ(287・693・608・625・613・609・410)(いずれも2026年10月29日確認・税込)






