おせち

お屠蘇とは?意味と作り方・飲む順番・地域の違い【2027年】

お屠蘇とは?飲む順番と地域の違い
しゅん

※本記事にはプロモーションを含みます

まいど、食品バイヤーのしゅんです。

「お屠蘇って、結局なんなん? 日本酒とちゃうの?」

元日の朝、盃に少しだけ注がれる、あのお酒。毎年飲んでいるのに、中身を聞かれると答えに詰まる人は多いと思います。

しかも最近は、お屠蘇を用意しない家も増えました。

いざ自分の家でやろうとすると、みりんで作るのか日本酒なのか、いつ漬けるのか、子どもはどうするのか、分からないことだらけなんですよね。

この記事では、お屠蘇の名前の意味と由来、屠蘇散の中身、作り方、飲む順番、地域の違い、子どもや運転する人の扱いまでを、ひと通りまとめました。

調べるのに使ったのは、内閣府の政府広報オンラインに載った漢方薬剤師の解説、国税庁の本みりんの資料、熊本の酒蔵の公式の案内などです。食品の仕事をしている目線で、年末の段取りに落とし込むところまで書いていきます。確かめたのは2026年11月3日です。

目次

お屠蘇とは?名前の意味と由来

お屠蘇(とそ)は、生薬を合わせた「屠蘇散(とそさん)」を、本みりんや日本酒に浸して作る薬草酒です。

ただのお酒ではなく、薬草の力を借りて一年の無病息災を願う、というのが本来の意味。

名前の一文字ずつにも意味があります。政府広報オンラインで、北里大学北里研究所病院の漢方の薬剤師さんは、こう説明しています。

「屠」は邪気を払う、「蘇」は魂がよみがえる

邪気を払って、新しい年をすがすがしく迎えたい。そんな願いを込めて飲む飲み物なんです。

熊本の酒蔵の瑞鷹は、もっと強い言い方をしていて、正式には「屠蘇延命散」と呼び、「悪鬼を屠り、死者を蘇らせる」という意味だと案内しています。どちらも、悪いものを追い払って命を新しくする、という方向は同じですね。

お屠蘇の名前の意味と由来、日本で広まった流れ

宮中から庶民へ広まった

始まりは古代の中国です。

政府広報オンラインによると、9世紀の初め、嵯峨天皇が屠蘇散をお酒に浸して飲んだと伝わっていて、そこから宮中の正月の飲み物として定着したようです。

それが庶民にまで広がったのは江戸時代。今でいう本みりんが、甘めのお酒として飲まれるようになったのと一緒に広まった、とされています。

みりんを「飲む」というのは、今の感覚やとピンと来ないかもしれません。でも国税庁の資料でも、本みりんはれっきとした酒類として扱われています。昔は甘いお酒として、そのまま飲まれていたわけです。

お屠蘇と一緒に並ぶおせちの料理ひとつひとつの意味は、おせち料理の意味一覧にまとめています。

参考:政府広報オンライン「健康や長寿を願って飲む薬草酒『お屠蘇』」/瑞鷹「意外と知らない『お屠蘇』のススメ」/国税庁「本みりんの歴史」

屠蘇散の中身と手に入れ方

屠蘇散の中身は、漢方で使う生薬です。と言っても、身近な台所のスパイスと同じものがけっこう入っています。

最初に袋の裏を見たとき、正直「なんや、漢字ばっかりで薬みたいやな」と身構えました。ところが一つずつ調べてみると、シナモンにクローブ、ナツメ、みかんの皮。思っていたより、ずっと身近なものだったんです。

政府広報オンラインの解説で挙げられていた生薬と、その身近な呼び名を並べるとこうなります。

屠蘇散によく使われる生薬と身近な呼び名

瑞鷹の案内では、屠蘇散には一般に5〜10種類の植物が入っていて、代表的なものは白朮(びゃくじゅつ)・山椒・桔梗・肉桂・防風だとしています。

ただし、何をどれだけ入れるかは商品ごとに違います。同じ「屠蘇散」でも香りが違うのはそのためです。

屠蘇散はどこで買える?

政府広報オンラインでは、屠蘇散は薬局やスーパーなどで売られていると紹介されています。今は、生薬をティーバッグのような袋に詰めたものが多く、そのままお酒に入れるだけで使えます。

もう一つの手が、屠蘇散付きのお酒です。

熊本の瑞鷹は、屠蘇散を付けた赤酒を毎年11月上旬から出荷していて、屠蘇袋はなくなり次第終わり、と案内しています。地元で売っているお酒に屠蘇散が付いていないか、年末の酒売り場をのぞいてみるのも手ですね。

屠蘇散がない時は

屠蘇散が手に入らなかったら、自分で合わせることもできます。

政府広報オンラインの中で薬剤師さんは、丁子(クローブ)、大棗(ナツメ)、陳皮、肉桂(シナモン)などは料理で使う香辛料や果物なので、自分で用意することも可能だと話しています。材料は漢方薬店や中華料理の食材店で手に入る、とも。

ただ、配合の分量までは書かれていません。初めてなら、市販の屠蘇散を使うほうが失敗はないと思います。

参考:政府広報オンライン「健康や長寿を願って飲む薬草酒『お屠蘇』」/瑞鷹「意外と知らない『お屠蘇』のススメ」

奥の細道「大田忠道」監修おせち 太閤の御膳 雲海

向いてる人:3〜4人で、元日の朝にお屠蘇のあと、三段のお重を順に開けていきたい家(大田忠道監修 雲海・三段重・15,800円)

大田忠道監修 雲海の中身を見る

お屠蘇のあとに囲む雲海を詳しく読む

お屠蘇の作り方

作り方そのものは、拍子抜けするほど簡単です。屠蘇散をお酒に浸して、ひと晩置くだけ。

政府広報オンラインで紹介されている手順は、こうです。

  • 12月31日の夜、屠蘇散を袋のまま日本酒か本みりんに浸す
  • そのまま、ひと晩置く
  • 元日の朝、屠蘇散を取り出す
  • 正月らしい酒器に移して、家族で飲む

大晦日の夜に屠蘇散を漬けてから元日の朝にお屠蘇を飲むまでの流れ

漬ける時間は「ひと晩」が目安

漬ける時間は、ひと晩が目安です。

熊本の瑞鷹は、赤酒で作る場合を「約300mlに屠蘇散1袋を8時間ほど」と案内しています。袋の中身はしみ出しやすいので、途中で味をみて、好みのところで引き上げてください、とも。長く浸すほど香りが強くなるそうです。

ここは、うちで一度やらかしました。

大晦日の夕方に漬けて、年越しそばを食べて、紅白を見て、初詣から帰って寝て。気づいたら元日の昼前でした。

漬けっぱなしの十数時間。注いだ瞬間から生薬の香りがむわっと立って、家族から「これ、薬やん」と大不評です。それ以来、寝る前に漬けて、起きたらすぐ袋を引き上げる、と決めています。

本みりんか日本酒か

どちらでも作れます。家の好みで選んでかまいません。

ただ、みりんを使うなら「本みりん」を選ぶのが大事なポイントです。

政府広報オンラインの注記には、お屠蘇に使う本みりんについて、本みりん以外はお屠蘇用には向かない、と書かれています。

スーパーのみりん売り場には、名前が似たものが並んでいて紛らわしいんですよね。国税庁の資料をもとに、違いを並べておきます。

お屠蘇に使うお酒の種類ごとの違い

国税庁の資料によると、今の本みりんは糖分が45%前後、アルコール分が14%程度の酒類調味料です。

一方のみりん風調味料はアルコール分が1%未満。みりんタイプの発酵調味料は、塩を加えて飲めないようにしたものです。どちらも酒税法上のお酒には当たりません。

「ほな、アルコールが少ないみりん風調味料のほうが子どもにええんちゃう?」

と思った人、ちょっと待ってください。みりん風調味料は、もともと飲むためのものではない調味料です。子どもの分をどうするかは、このあとの章で書きます。

甘いお屠蘇が好きなら本みりん、甘さを抑えたいなら日本酒。本みりんと日本酒を合わせて作る家もあります。

参考:政府広報オンライン「健康や長寿を願って飲む薬草酒『お屠蘇』」/国税庁「本みりんの歴史」/瑞鷹「意外と知らない『お屠蘇』のススメ」

飲む順番は年少者から

お屠蘇は、若い人から順に飲むのが伝統的な飲み方です。

これ、ずっと逆やと思い込んでいました。乾杯でもお酌でも、目上の人から、が当たり前ですからね。

ところが政府広報オンラインでも、元日の朝に家族そろって、年少者より順にいただくのが伝統的な飲み方だと書かれています。紀文食品の解説では、その理由を「若い人の生気を年長者に渡す」という意味だとしています。

お屠蘇は、若い人から年長者へまわしていく

若い人の元気を、年長の人に分けていく。そう聞くと、順番にも納得がいきます。

もっとも、作法は家によって少しずつ違うものです。家ごとに受け継いできたやり方があるなら、そちらを大事にしてください。

お屠蘇の器とお屠蘇セット

お屠蘇は、正月らしい酒器に移して飲みます。政府広報オンラインで紹介されている器の一例は、お屠蘇を入れる銚子と、注いでいただく盃の組み合わせです。

こうした器をひとそろいにしたものが、「お屠蘇セット」や「屠蘇器」と呼ばれて売られています。

専用の器がなくても、急須や徳利と、小さめの盃や湯のみで十分です。漆の器は手入れが要るので、毎年使うかどうか分からないうちは、家にあるもので始めるのが気楽やと思います。

三段重のおせちの奥に銚子と盃を添えた正月の食卓

お屠蘇の銚子と盃を添えて、元日の朝を迎える

お屠蘇・お雑煮・おせちの順

元日の朝は、お屠蘇が一番先です。

政府広報オンラインでは、おせち料理をいただく前に、まずお屠蘇をいただくのが伝統的には正しいとされている、と紹介しています。農林水産省の博多雑煮の紹介でも、お屠蘇のあとに雑煮を出していたとあります。

お屠蘇で邪気を払って、お雑煮、おせち。これが一つの流れです。

お雑煮とおせちをまとめて用意したい家はお雑煮・年越しそばとセットのおせち通販を、おせちの中で何から箸をつけるか、祝い箸の使い方はおせちの食べる順番と祝い箸の使い方を見てください。

参考:政府広報オンライン「健康や長寿を願って飲む薬草酒『お屠蘇』」/紀文食品「お正月の基礎知識」/農林水産省「うちの郷土料理」

京都岡崎「味ま野」監修伍段重 柳雅

向いてる人:4〜5人で、お屠蘇を回したあと、五つのお重を卓に分けて囲みたい家(味ま野監修 柳雅・伍段重・18,800円)

味ま野監修 柳雅の中身を見る

お屠蘇のあとに囲む柳雅を詳しく読む

お屠蘇の地域差と熊本の赤酒

お屠蘇の中身や飲み方は、地域や家によって違います。中でもはっきりしているのが、熊本の赤酒です。

瑞鷹の案内によると、熊本ではお正月のお屠蘇に、ほとんどの家庭で赤酒が使われているそうです。

赤酒は、木の灰を使う昔ながらの作り方をする熊本のお酒で、酒税法上は「雑酒」に分類されます。江戸時代に肥後細川藩が「お国酒」として保護したことから、熊本でお酒といえば赤酒、というほど親しまれてきた、と瑞鷹は説明しています。赤という色のめでたさも手伝って、お屠蘇やお神酒に使われてきたのだとか。

熊本のお屠蘇は、みりんでも日本酒でもなく赤酒

ほかにも、「この地方はお屠蘇を飲まずに日本酒で祝う」「するめや昆布を添える」といった話はよく目にします。

ただ、どの地域がそうなのかを確かめられる公式の資料は、今回は見つけられませんでした。なので、ここでは地域の名前を挙げるのはやめておきます。

話は少しそれますが、関西の実家では、祖父が毎年、押し入れから朱塗りの器を出してくるのが大晦日の合図でした。器が出てくると、「ああ、今年も終わるんやな」と子ども心に感じたものです。地域の決まりより、こういう家ごとの決まりのほうが、案外長く残るのかもしれません。

大晦日に年取りの膳を囲む地域、元日に祝う地域の違いはおせちは大晦日に食べる?元日に食べる?にまとめています。

参考:瑞鷹「意外と知らない『お屠蘇』のススメ」「東肥赤酒について」

東京「日本ばし 大増」監修七段重 七蕾亀粋

向いてる人:4〜5人で、元日の食卓を七つの箱で華やかにしたい家(大増監修 七蕾亀粋・七段重・16,800円)

大増監修 七蕾亀粋の中身を見る

お屠蘇のあとに囲む七蕾亀粋を詳しく読む

子ども・飲まない人と運転

お屠蘇はお酒です。本みりんで作っても日本酒で作っても、そこは変わりません。

20歳未満の子どもには飲ませない

これは縁起や作法の前の話です。二十歳未満の者の飲酒を禁止する法律があり、子どもにお酒を飲ませることはできません。

「昔は子どもも形だけ飲んでたで」と言う人もいます。うちも、子どもの頃は盃に唇をちょんとつけるだけ、というのをやっていました。

今のうちでは、子どもの盃にはお茶を入れています。順番の意味は「若い人の元気を年長者に渡す」ことなので、器を回して順番に口をつければ、それで十分お屠蘇の形になります。

みりんを火にかけてアルコールを飛ばす、という話もよく聞きます。ただ、家の台所でどこまで抜けたかを確かめる方法はありません。うちは「煮切ったから大丈夫」とは考えず、子どもにはお茶、と決めています。

お屠蘇を飲める人と、器だけで祝う人の分け方

少しでも飲んだら運転しない

盃にほんの一口でも、お酒はお酒です。

道路交通法は、お酒を飲んで車を運転することを禁止しています。元日は初詣や親戚の家へのあいさつで車を出す家も多いので、運転する人は最初から盃に口をつけるまねだけにしておくのが安心です。

瑞鷹も、自社の案内の中で「飲酒運転は絶対におやめ下さい」と書いています。

妊娠中・授乳中の人は

妊娠中や授乳中の人も、お屠蘇は控えておきましょう。瑞鷹の案内にも、妊娠中や授乳期の飲酒には注意するように、とあります。

おせちの中で気をつけたい料理は、妊婦さんでも食べられるおせちと、赤ちゃん・1歳のおせち取り分けと授乳中の注意で、料理ごとにまとめています。

参考:二十歳未満ノ者ノ飲酒ノ禁止ニ関スル法律/道路交通法第65条/瑞鷹の注意書き

お屠蘇のあとに囲むおせち

お屠蘇で一年の邪気を払ったら、いよいよお雑煮とおせちです。

ここでは、元日の朝の流れに合わせて、通販おせちの匠本舗から3品を挙げておきます。並びは順位ではなく、人数とお重の形で分けたものです。

選んだ物差しは、元日の朝にお屠蘇を回したあと、家族で囲みやすいかどうか。三段・五段・七段と、お重を分けて出せる形のものにしました。3品とも、日付で値段が上がっていく早割の段階はなく、届く日を指定しない場合は12月29〜31日のどれかに冷蔵で届きます。

まずは3品を表で並べておきます。

商品 価格 人数の目安 お重
雲海 15,800円 約3〜4人前 三段重
七蕾亀粋 16,800円 約4〜5人前 七段重
柳雅 18,800円 約4〜5人前 伍段重

匠本舗の商品ページより(2026年11月3日確認)。税込・送料無料・届く日を指定しない場合の価格

3〜4人で三段なら:雲海

向いてる人:3〜4人で、元日の朝にお屠蘇のあと、三段のお重を順に開けていきたい家

大田忠道監修 雲海の中身を見る

客前料理で知られる「奥の細道」の大田忠道さんが監修した三段重です。43品目を三段に分けて詰めてあり、約3〜4人前。

三段なので、元日はこの段、2日はこの段、と出す段を決めて、残りを冷蔵庫に戻せるのが助かるところです。3品の中では一番手ごろで、口コミも99件と多く集まっています。

奥の細道「大田忠道」監修おせち 太閤の御膳 雲海【496】(約3〜4人前・三段重・43品目・冷蔵)


  • 届く日の指定なし 15,800円
  • 届く日を選べる版【496N】 20,800円

匠本舗の商品ページ(2026年11月3日確認)。税込・送料無料。日付で値段が上がる早割の段階はない。届く日を指定しない場合は12月29〜31日のどれか。口コミ99件・平均4.2

気をつけたい点は、届く日を選べないこと。家を空ける日がある家は、5,000円高くなりますが、届く日を選べる版も用意されています。

大田忠道監修 雲海の中身を見る

七つの箱で華やかに:七蕾亀粋

向いてる人:4〜5人で、元日の食卓を七つの箱で華やかにしたい家

大増監修 七蕾亀粋の中身を見る

東京・日本橋の「日本ばし 大増」が監修した七段重です。六角形の箱を七つ組み合わせた形で、約4〜5人前。

六角形の箱を七つ並べたおせちと、奥に置いた盃

七つの箱を並べた七段重。お屠蘇の盃と一緒に

箱が分かれているので、お屠蘇を回したあと、家族の前に一つずつ配るように並べられます。

東京「日本ばし 大増」監修七段重 七蕾亀粋【805】(約4〜5人前・七段重・冷蔵)


  • 届く日の指定なし 16,800円
  • 届く日を選べる版【805N】 28,000円

匠本舗の商品ページ(2026年11月3日確認)。税込・送料無料。日付で値段が上がる早割の段階はない。届く日を指定しない場合は12月29〜31日のどれか

気をつけたい点は、口コミがまだ付いていないこと(2026年11月3日時点)。七つの箱は冷蔵庫の中で場所をとるので、届く前に棚を一段空けておいてください。届く日を選べる版との差は11,200円と大きめです。

大増監修 七蕾亀粋の中身を見る

五段で取り分けやすい:柳雅

向いてる人:4〜5人で、お屠蘇を回したあと、五つのお重を卓に分けて囲みたい家

味ま野監修 柳雅の中身を見る

京都岡崎の料亭「味ま野」が監修した伍段重です。約4〜5人前。

五つのお重に分けて詰めたおせちと、奥に置いた銚子と盃

五つのお重を広げて。奥にはお屠蘇の銚子と盃

お重が五つに分かれているので、テーブルの両端に分けて置いたり、取り分けたりしやすい形です。人が多く集まる元日に向いています。

京都岡崎「味ま野」監修伍段重 柳雅【669】(約4〜5人前・伍段重・冷蔵)


  • 届く日の指定なし 18,800円
  • 届く日を選べる版【669N】 28,800円

匠本舗の商品ページ(2026年11月3日確認)。税込・送料無料。日付で値段が上がる早割の段階はない。届く日を指定しない場合は12月29〜31日のどれか

気をつけたい点は、3品の中で一番値段が高く、口コミもまだ付いていないこと(2026年11月3日時点)。お重が五つあるぶん、冷蔵庫では横に広く場所をとります。

味ま野監修 柳雅の中身を見る

よくある質問

Q. お屠蘇の度数はどれくらい?

使うお酒の度数と同じくらいと考えてください。国税庁の資料では、今の本みりんのアルコール分は14%程度です。日本酒で作る場合は、その日本酒の度数になります。

Q. お屠蘇は子どもも飲んでいい?

飲ませてはいけません。お屠蘇はお酒で、二十歳未満の飲酒を禁止する法律があります。子どもの盃にはお茶などを入れ、器を回して順番に加わってもらえば、お屠蘇の形は守れます。

Q. お屠蘇はいつ作る?

12月31日の夜に漬けるのが一般的です。政府広報オンラインでは、大晦日の夜に屠蘇散を日本酒か本みりんに浸してひと晩置き、元日の朝に取り出す手順が紹介されています。長く漬けすぎると香りが強くなるので、朝になったら袋を引き上げてください。

Q. みりん風調味料でお屠蘇は作れる?

おすすめしません。政府広報オンラインの解説では、お屠蘇には本みりんを使い、本みりん以外は向かないとされています。みりん風調味料はアルコール分1%未満の調味料で、飲むためのものではありません。

Q. 屠蘇散がなくてもお屠蘇は作れる?

作れます。屠蘇散に入るシナモン(肉桂)、クローブ(丁子)、ナツメ(大棗)、陳皮などは、漢方薬店や中華料理の食材店で手に入ると政府広報オンラインで紹介されています。ただ分量の決まりは示されていないので、初めてなら市販の屠蘇散が手軽です。

おせちを通販で頼むなら

おせち通販おすすめランキング5選

5店を、1人前あたりの値段・冷凍か冷蔵か・届く日で比べました。

10秒でわかるおせち診断で選ぶランキングを見る

まとめ

お屠蘇は、屠蘇散という生薬をお酒に浸した薬草酒です。

「屠」は邪気を払い、「蘇」は魂をよみがえらせる。一年の無病息災を願う元日の一杯

  • 屠蘇散の中身は、シナモン・クローブ・ナツメ・陳皮・山椒など。配合は商品ごとに違う
  • 作り方は、12月31日の夜に屠蘇散を本みりんか日本酒に浸してひと晩。元日の朝に袋を引き上げる
  • みりんは本みりんを。みりん風調味料は向かない
  • 飲む順番は年少者から。若い人の元気を年長者に渡す意味
  • お屠蘇のあとにお雑煮、おせち
  • 熊本では、ほとんどの家庭が赤酒でお屠蘇を作る
  • 20歳未満の子ども、運転する人、妊娠中・授乳中の人は、盃を回すだけにする

お屠蘇のあとに囲むおせちは、3〜4人なら三段の大田忠道監修 雲海、4〜5人で華やかにするなら七段の大増監修 七蕾亀粋、取り分けやすさなら伍段の味ま野監修 柳雅。どれも、お重を分けて出せるので、元日の朝にお屠蘇を回したあとの食卓が組み立てやすいおせちです。

器を出して、袋を浸して、ひと晩待つ。それだけで、元日の朝の空気が少し変わります。今年はお屠蘇から一年を始めてみてください。

大田忠道監修 雲海の中身を見る

ほな、また!

出典:政府広報オンライン(内閣府)「健康や長寿を願って飲む薬草酒『お屠蘇』」(2026年11月3日確認)/紀文食品「お正月の基礎知識 おせち料理」(2026年11月3日確認)/瑞鷹「意外と知らない『お屠蘇』のススメ」「東肥赤酒について」(2026年11月3日確認)/国税庁「本みりんの歴史」(2026年11月3日確認)/農林水産省「うちの郷土料理」博多雑煮/二十歳未満ノ者ノ飲酒ノ禁止ニ関スル法律/道路交通法/匠本舗 各商品ページ(2026年11月3日確認・税込・送料無料)

よく読まれている記事TOP3

記事URLをコピーしました