カニ

カニの見分け方【2026年】脚の数・色・トゲで種類がわかる早見表

茹でたズワイガニの姿が並んだ写真とカニの見分け方の文字
しゅん

※本記事にはプロモーションを含みます

まいど、食品バイヤーのしゅんです。

お店の鮮魚コーナーや、年末に届いたカニの箱をのぞいて、ふと思ったことはありませんか。

「これ、ほんまにズワイ?」

タラバ、ズワイ、紅ズワイ、毛ガニ。名前はよく聞くのに、いざ目の前に並ぶと、どれがどれか自信を持って言える人は意外と少ないものです。

いまさら人には聞きにくい話ですよね。

この記事では、カニの種類を見た目で見分けるコツを、見る順番どおりに並べました。脚の数、色、甲羅のトゲ、口の形、そしてオスとメスの見分け方まで。

どれも府県の水産の研究機関や、大学の研究報告に書かれている見分け方です。そこに、仕入れの現場でカニの箱を開けてきた経験を足しています。

後半では、冷凍で届く通販のカニを見分ける方法と、姿のまま届いて見分けを試せるカニを紹介します。価格は2026年10月29日に、かに本舗の商品ページで確かめた税込の金額です。

目次

まずは脚の数を数える

いちばん最初に見るのは、色でもトゲでもなく、脚の数です。

はさみのある脚も1本と数えて、片側に5本、全部で10本あれば、ズワイガニや毛ガニの仲間。片側4本、全部で8本ならタラバガニや花咲ガニの仲間です。

観光庁の多言語解説文では、タラバガニとハナサキガニは、はさみのある脚も含めて8本脚と説明されています。本当のカニとは考えられておらず、ヤドカリに近い種類だそうです。

脚が10本なら「カニの仲間」、8本なら「ヤドカリに近い仲間」

カニを脚10本のカニの仲間と脚8本のヤドカリに近い仲間に分けた図

ちなみに同じ解説文では、毛ガニは10本脚の本当のカニとされています。名前は、甲羅を覆う毛のような柔らかいトゲから来ているそうです。

「タラバはカニやない」と聞くと、ちょっと損した気分になる人もいるかもしれません。でも、お皿の上でおいしいことに変わりはないので、そこは安心してください。

脚の数で2つに分けたら、あとはそれぞれの仲間の中で見分けていきます。

カニの見分け方 早見表

細かい話の前に、通販や売り場でよく見かけるカニを表にまとめておきます。

カニ 脚 見るところ
本ズワイ(松葉・越前) 10本 目の間の口の近くが水平、おでこのトゲもまっすぐ
オオズワイ 10本 口の近くが「M」の形、おでこのトゲが少し上に反る
紅ズワイ 10本 赤みのある体、甲羅のうしろの傾きが急
トゲズワイ 10本 甲羅のうしろの端に鋭いトゲが1本
毛ガニ 10本 甲羅が毛のような細かいトゲで覆われる
タラバ 8本 甲羅の真ん中のトゲの数でアブラと区別
アブラ 8本 甲羅の真ん中(心域)のトゲが4本
花咲 8本 全身がトゲだらけで殻がかたい

参考:京都府 海洋センター「ズワイガニってどんなカニ?」、観光庁 多言語解説文データベース、東北大学の研究報告、北海道立総合研究機構の資料

味や値段、旬の違いはカニの種類と違い一覧にまとめています。この記事は「見た目のどこを見るか」に絞って進めます。

ズワイの仲間4種の見分け方

脚10本の仲間でややこしいのが、ズワイガニの一族です。本ズワイ、オオズワイ、紅ズワイ、トゲズワイ。名前も見た目も似ています。

正直に言うと、新人のころの僕は「色で分かるやろ」と思っていました。生の紅ズワイは赤っぽいし、本ズワイは茶色っぽい。

ところが茹でたら、どれも赤くなるんですよね。通販では茹でてから凍らせたカニも多いので、色だけに頼ると外します。

そこで見るのが、顔まわりと甲羅のうしろです。

本ズワイ・オオズワイ・紅ズワイ・トゲズワイを見分けるときに見る所をまとめた図

本ズワイとオオズワイは「口」と「おでこのトゲ」

京都府の海洋センターの解説では、本ズワイとオオズワイは2か所で見分けられるとされています。

  • 両目の間の、口に近い部分:本ズワイは水平、オオズワイは「M」の形
  • 両目の間の、二股に分かれたトゲ:本ズワイは水平に伸び、オオズワイは少し上に反る

同じ解説では、オオズワイは本ズワイより脚が少し太くて短い、とも書かれていました。

ただ、ぱっと見では区別しにくい、とも書いてあります。プロでもそう言うくらいなので、並べて見比べるのがいちばんです。

オオズワイは「バルダイ種」、本ズワイは「オピリオ種」と表示されることもあります。この呼び名の話はバルダイ種とオピリオ種の違いで書きました。

紅ズワイは「甲羅のうしろ」が急に下がる

紅ズワイは、名前のとおり体が赤みを帯びています。もうひとつの目印が、甲羅のうしろの形。

京都府の解説では、甲羅のうしろのふちの傾きが、本ズワイやオオズワイより急だとされています。横から見たとき、背中のうしろがストンと落ちる感じです。

茹でて赤くなった紅ずわいがにの姿2杯

茹でると本ズワイも赤くなるので、紅ズワイは甲羅の形もいっしょに見る

紅ズワイと本ズワイの味や値段の差は、紅ズワイガニとズワイガニの違いにまとめています。

トゲズワイは「うしろの端に1本のトゲ」

トゲズワイは、甲羅のうしろの端に鋭いトゲが1本あるのが目印です。甲羅の真ん中の溝も、広くて浅いとされています。

日本では漁の対象になっておらず、通販で見かけるのは輸入品。むき身や肩脚で売られることが多いので、姿で見る機会は少ないかもしれません。

かに本舗の境港厳選大型サイズ 浜茹で松葉ガニ1杯 500g超(ブランドタグ付き)

向いてる人:本ズワイの口・おでこのトゲ・オスのお腹を、1杯まるごとで確かめたい人(浜茹で松葉ガニ 500g超・9,480円)

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タラバ・アブラ・花咲の見分け方

脚8本の仲間では、タラバとアブラガニの見分けが一番の難所です。

タラバガニ・アブラガニ・花咲ガニの見分け方をまとめた図

タラバとアブラは「甲羅の真ん中のトゲ」

東北大学の研究者の報告では、タラバとアブラガニは、甲羅の真ん中の「心域」と呼ばれる部分のトゲの数で区別され、ほかの形はよく似ているとされています。

北海道立総合研究機構の資料には、アブラガニは心域のトゲが4本と書かれていました。

同じ東北大学の報告には、アブラガニは市場での値打ちがタラバより低いのに、形が似ているせいで「タラバガニ」と偽って売られることが少なくない、とも書かれています。

ここで困るのが、甲羅が付いていない肩脚や半むき身です。心域のトゲを数えようにも、甲羅がない。

そういうときは表示を見るしかありません。そのやり方は、このあとの「通販のカニ」の章で書きます。アブラガニそのものの話はアブラガニとは?へどうぞ。

肩脚なら、脚の本数で「タラバかズワイか」は分かる

甲羅がなくても、肩脚で分かることがひとつあります。肩に付いている脚の本数です。

脚が全部で8本のタラバは、片側の肩にはさみと脚3本で4本。10本のズワイの仲間は、はさみと脚4本で5本です。

ズワイの仲間の肩は脚5本、タラバの肩は脚4本であることを示した図

ここで昔の失敗をひとつ。入社2年目の冬、倉庫で肩脚の検品を手伝っていたとき、脚の本数を数えて「この箱、1本足りません!」と先輩に言いに行ったことがあります。

返ってきた答えは「それタラバや。もともと4本やねん」。

……ってなんでやねん、と自分にツッコミました。それ以来、肩を見るとまず脚を数えるクセがついています。

ただし、肩脚の本数で分かるのは「タラバの仲間か、ズワイの仲間か」まで。タラバとアブラはどちらも4本なので、この方法では分けられません。

花咲ガニは「全身のトゲ」

花咲ガニは、タラバと同じ8本脚の仲間です。見た目で一番わかりやすいのは、殻じゅうに付いたトゲと殻のかたさ。

根室の夏のカニで、通販でも在庫が少なめです。くわしくは花咲ガニの旬はいつ?に書いています。

かに本舗の特大5Lボイルたらば肩脚1肩 総重量約1.3kg

向いてる人:肩の脚の本数で「本物のタラバ」を確かめつつ、太い脚を食べたい人(特大5Lボイルたらば肩脚・11,800円)

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毛ガニは「毛」でわかる

毛ガニは、迷うことがほとんどないカニです。甲羅も脚も、毛のような細かいトゲで覆われています。

脚は10本で、ズワイと同じ「本当のカニ」の側。形もずんぐり丸く、脚が短めなので、ほかのカニと見間違えることはまずありません。

話は少しそれますが、子どもと回転寿司に行ったとき、カニカマの軍艦を指さして「これは何ガニ?」と聞かれたことがあります。

「それはカニちゃうで、魚や」と答えたら、えらいショックを受けていました。カニカマは魚のすり身で作った食べ物なので、見分けるも何も、そもそもカニではないんです。

毛ガニに話を戻すと、見分けで悩むより、どのサイズを選ぶかで悩むカニです。そのへんは毛ガニとは?にまとめています。

オスとメスの見分け方は「お腹」

種類が分かったら、次はオスかメスか。これはカニを裏返して、お腹を見ます。

お腹には、折りたたまれた「ふんどし」と呼ばれる部分があります。鳥取県の水産試験場の記事では、オスはお腹の部分が三角形、メスは丸くなっていると説明されていました。

カニを裏返したお腹の形でオスは細い三角、メスは大きく丸いことを示した図

京都府の解説によると、ズワイガニのメスは大人になると、たくさんの卵を抱えるためにお腹が大きく丸くなります。

大きさもかなり違います。ズワイガニのオスは甲羅の幅が15cmほどになるものもいるのに、メスは7〜8cmほど。メスは大人になると脱皮しなくなるので、それ以上は大きくならないそうです。

山陰でセコガニ、親ガニと呼ばれる小さなズワイガニは、このメスのこと。お腹の外子、甲羅の中の内子が楽しめます。内子と外子の違いもあわせてどうぞ。

茹でたセコガニを何杯も並べたところ

セコガニはズワイガニのメス。オスよりぐっと小さい

かに本舗の境港厳選 冷凍浜茹でセコガニ大中6〜7杯 1kg超

向いてる人:メスの丸いお腹と、お腹の外子・甲羅の内子を味わいたい人(冷凍浜茹でセコガニ・7,980円)

かに本舗の冷凍浜茹でセコガニを見る

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脱皮したての「水ガニ」は殻の柔らかさで分かる

同じズワイガニのオスでも、脱皮してまだ日が浅いものは「水ガニ」と呼ばれます。

京都府の解説では、水ガニは甲羅だけでなく体全体が柔らかいとされています。脱皮からほぼ1年以上たつと殻がかたくなり、身入りもよくなるそうです。

売り場で見分けるなら、甲羅を軽く押してみて、へこむような柔らかさがあれば水ガニの可能性が高い。殻のかたいほうは「かたガニ」とも呼ばれます。

身の詰まったカニを選びたいなら、殻のかたさと、持ったときのずっしり感を見てください。

通販の冷凍のカニは「表示」で見分ける

ここまでの見分け方は、姿のカニが前提です。でも通販で人気なのは、肩脚や半むき身、むき身。甲羅も顔も付いていません。

そういうカニの正体を教えてくれるのは、商品ページの表示の欄です。

冷凍のカニの商品ページで種類を確かめる原材料名・原産国名・商品名の欄の図

原材料名の欄に、種類が書いてある

いちばん頼りになるのは、原材料名の欄です。たとえば、かに本舗の紋別のオオズワイ姿は「ずわい蟹(バルダイ種オオズワイガニ)」と書かれていました。

一方で、生ずわいの肩脚のように「オピリオ種またはバルダイ種」と、どちらかで届く商品もあります。こういう書き方なら、本ズワイとオオズワイのどちらが来ても表示どおり、ということです。

商品名に「ずわい」としか書いていなくても、原材料名まで読むと中身が分かる。商品名だけで判断しないのがコツです。

原産国名と加工地は別もの

もうひとつ見たいのが、原産国名の欄。どこの国や海で獲れたかが書いてあります。

「北海道加工」は北海道で茹でたり詰めたりした、という意味で、北海道で獲れたとは限りません。このへんは国産カニとロシア産の違いにくわしく書いています。

生かボイルかは、表示と色で

生かボイルかは、商品名や「加熱用」「そのままお召し上がり」といった書き方で分かります。

届いたものを見るなら色もヒントになります。ボイル済みは赤やオレンジがはっきりしていて、生は全体にくすんだ色。ただし生のカニは解凍のしかたで黒くなることもあります。気になったらカニが黒くなるのはなぜ?を見てください。

見分けを試せるカニ おすすめ6選

最後に、届いたら見分けを試せるカニを、かに本舗から6つ選びました。

選んだ基準は、姿や肩脚のように見分けの手がかりが残った形で届くこと、商品ページで原料や原産が確かめられること、そして口コミの件数です。順位は「見分けの練習になるか」を一番に、値段の手ごろさで並べています。

まずは6品を表で並べておきます。

商品 価格 見分けどころ 中身
1位 浜茹で松葉ガニ 9,480円 口・トゲ・オスのお腹 1杯500g超
2位 紅ずわい姿2杯 5,400円 甲羅のうしろと色 2杯1kg超
3位 オオズワイ姿 19,800円 口の「M」の形 5〜6杯 約3kg
4位 毛がに姿2杯 10,800円 毛のようなトゲ 2杯 約900g
5位 セコガニ 7,980円 メスの丸いお腹 大中6〜7杯1kg超
6位 たらば肩脚 11,800円 肩の脚が4本 1肩 総重量約1.3kg

かに本舗の商品ページ(2026年10月29日確認・税込)

1位 かに本舗 浜茹で松葉ガニ 500g超 本ズワイの見本

向いてる人:本ズワイの口・おでこのトゲ・オスのお腹を、1杯まるごとで確かめたい人

かに本舗の浜茹で松葉ガニ 500g超を見る

境港で水揚げされた松葉ガニを、港で茹でて凍らせた1杯です。松葉ガニは、日本海で獲れる本ズワイのオス。

姿で届くので、目の間の口の形も、おでこのトゲも、裏返したお腹の三角も、全部この1杯で確かめられます。脚にはブランドのタグが付いています。

原産国名の欄は「山陰(鳥取県産、島根県産)境港水揚げ」。国産の本ズワイだと表示で分かるのも安心です。

【境港厳選大型サイズ】浜茹で松葉ガニ1杯 500g超(ブランドタグ付き)


  • 1杯500g超 9,480円
  • 原料はずわい蟹、原産国名は山陰(鳥取県産、島根県産)境港水揚げ
  • 解凍は冷蔵庫で2日かけるのがおすすめと記載
  • ブランドタグ付き

かに本舗の商品ページ(2026年10月29日確認・税込)。口コミ4.4(143件)

  • 向いてる人:本ズワイの口・おでこのトゲ・オスのお腹を、1杯まるごとで確かめたい人
  • 気をつけたい点:500g超は殻ごとの重さ。カニがメインなら1杯で1人分くらいに見ておきたい。商品ページの番号表示は「821」になっている

本ズワイの「基準の顔」を覚えるなら、この1杯がいちばん分かりやすいと思います。

かに本舗の浜茹で松葉ガニ 500g超を見る

2位 かに本舗 境港 紅ずわい姿2杯 甲羅の形を比べる

向いてる人:本ズワイと並べて、甲羅のうしろの形と色の違いを見てみたい人

かに本舗の境港 紅ずわい姿2杯を見る

境港で茹でた紅ずわいがにの姿が2杯入っています。原料はベニズワイガニ(国産)で、原産は北海道と鳥取県、加工地は鳥取県境港。

1位の松葉ガニと並べると、甲羅のうしろの傾きの違いがよく分かります。値段は1位の6割ほどで、2杯入り。

紅ズワイは水分が多めのカニなので、脚は流水で表面の氷を落としてから常温で解凍する、と商品ページに書かれていました。

【境港厳選】浜茹で大型紅ずわいがに姿2杯(1kg超)


  • 2杯で1kg超 5,400円
  • 原料はベニズワイガニ(国産)
  • 原産は北海道・鳥取県、加工地は鳥取県境港

かに本舗の商品ページ(2026年10月29日確認・税込)。口コミ4.0(174件)

  • 向いてる人:本ズワイと並べて、甲羅のうしろの形と色の違いを見てみたい人
  • 気をつけたい点:本ズワイより身がやわらかく水分が多い。本ズワイと同じ味を期待すると物足りないかもしれない

見比べ用に1位とセットで頼むのも、話のタネとしては楽しいですよ。

かに本舗の境港 紅ずわい姿2杯を見る

3位 かに本舗 紋別 オオズワイ姿5〜6杯 口の形を見る

向いてる人:口の「M」の形を自分の目で見たい人、大人数で姿のカニを囲みたい人

かに本舗の紋別 オオズワイ姿5〜6杯を見る

北海道の紋別で茹でたオオズワイの姿が5〜6杯、約3kg入っています。原材料名の欄には「ずわい蟹(バルダイ種オオズワイガニ)」とはっきり書かれていました。

本ズワイと並べて口のまわりを見ると、「M」の形が分かるはずです。オオズワイは本ズワイより脚が少し太く短いとされているので、脚の太さも比べてみてください。

量が多いので、親戚が集まる年末向き。

北海道紋別浜茹でオオズワイ姿5〜6杯(約3kg)


  • 5〜6杯 約3kg 19,800円
  • 原料はずわい蟹(バルダイ種オオズワイガニ)、北海道
  • 加工地は北海道紋別
  • 解凍は冷蔵庫で2日かけるのがおすすめと記載

かに本舗の商品ページ(2026年10月29日確認・税込)。口コミ4.2(912件)

  • 向いてる人:口の「M」の形を自分の目で見たい人、大人数で姿のカニを囲みたい人
  • 気をつけたい点:約3kgと量が多く、冷凍庫の場所をかなり取る。少人数なら食べきる段取りを先に決めておきたい

6位までで一番高い商品ですが、1杯あたりで見るとそこまで高くありません。人数が多い家なら候補に入ります。

かに本舗の紋別 オオズワイ姿5〜6杯を見る

4位 かに本舗 紋別 毛がに姿2杯 迷わない一品

北海道の紋別で茹でた毛がにの姿が2杯、約900g。1杯は約380〜475gです。

見分けで迷うことはまずないカニなので、この順位にしました。毛のようなトゲに覆われた甲羅は、ひと目で毛ガニと分かります。

毛ガニの楽しみは、なんといってもカニ味噌。解凍は冷蔵庫で2日かけたほうがおいしい、と商品ページにありました。

北海道紋別浜茹で 毛がに姿 2杯(約900g)


  • 2杯 約900g 10,800円
  • 1杯約380〜475g
  • 原料は毛蟹・食塩、北海道
  • 解凍は冷蔵庫で2日かけるのがおすすめと記載

かに本舗の商品ページ(2026年10月29日確認・税込)。口コミ4.5(918件)

  • 向いてる人:見分けより味噌が目当て。毛ガニを姿で2杯ほしい人
  • 気をつけたい点:身の量はズワイやタラバより少なめ。脚の身をたっぷり食べたい人には向かない

「見分け」より「味噌」を楽しむカニとして選んでください。

かに本舗の紋別 毛がに姿2杯を見る

5位 かに本舗 冷凍浜茹でセコガニ メスのお腹を見る

境港で茹でて凍らせたセコガニ、ズワイガニのメスが大中6〜7杯、1kg超入っています。

裏返せば、丸く大きなお腹がすぐに分かります。1位の松葉ガニ(オス)と見比べると、大きさの差にも驚くはずです。

お腹の外子と、甲羅の中の内子が楽しめるのはメスだけ。漁期の短いカニですが、冷凍なら冬のあいだに手に入ります。

【境港厳選】冷凍浜茹でセコガニ 大中6〜7杯(1kg超)松葉ガニメス


  • 大中6〜7杯で1kg超 7,980円
  • 原産は山陰(鳥取県産)境港
  • 解凍は冷蔵庫で2日ほどかけると記載

かに本舗の商品ページ(2026年10月29日確認・税込)。口コミ4.1(557件)

  • 向いてる人:メスの丸いお腹と、お腹の外子・甲羅の内子を味わいたい人
  • 気をつけたい点:1杯が小さく、脚の身は少なめ。脚の身を食べたい人より、内子・外子や味噌が目当ての人向け

小さなカニを1杯ずつほじるのが好きな人には、たまらない箱やと思います。

かに本舗の冷凍浜茹でセコガニを見る

6位 かに本舗 特大5Lボイルたらば肩脚 肩の脚は4本

特大5Lサイズのボイルたらば肩脚が1肩、総重量約1.3kg。原産国名はロシアです。

甲羅は付いていませんが、肩の脚を数えると4本。この記事で書いた「タラバの肩は4本」をそのまま確かめられます。

口コミは2,023件と、6品の中で一番多い商品です。

特大5Lボイルたらば肩脚1肩(総重量約1.3kg)


  • 1肩 総重量約1.3kg 11,800円
  • 原産国名はロシア
  • ボイル済み

かに本舗の商品ページ(2026年10月29日確認・税込)。口コミ4.4(2,023件)

  • 向いてる人:肩の脚の本数で「本物のタラバ」を確かめつつ、太い脚を食べたい人
  • 気をつけたい点:甲羅がないので、アブラガニとの見分け(心域のトゲ)はできない。種類は表示で確かめる形になる

太い脚にかぶりつきたい人には、見分けの話抜きでも満足度の高い1肩です。

かに本舗の特大5Lボイルたらば肩脚を見る

よくある質問

Q. タラバガニの偽物の見分け方は?

姿なら、甲羅の真ん中のトゲの数を見ます。アブラガニは心域のトゲが4本で、タラバとはここが違います。肩脚や半むき身で甲羅がないときは、形ではほぼ見分けられないので、原材料名の欄に「たらばがに」と書かれているかを確かめてください。

Q. カニの生とボイルの見分け方は?

まずは商品名と、「加熱用」「そのままお召し上がり」といった表示で確かめます。見た目では、ボイル済みは赤やオレンジがはっきりしていて、生はくすんだ色をしています。生は解凍のしかたで黒くなることもあるので、色だけで決めないほうが安心です。

Q. おいしいカニの見分け方は?

殻がかたく、持ったときにずっしり重いものを選びます。脱皮したての水ガニは殻も体も柔らかく、脱皮からほぼ1年以上たつと殻がかたくなって身入りもよくなる、と京都府の解説にありました。

Q. タラバガニの足はなぜ8本?

タラバガニは、本当のカニではなくヤドカリに近い仲間だからです。はさみのある脚も含めて8本脚で、花咲ガニも同じ仲間です。ズワイガニや毛ガニは10本脚の本当のカニです。

Q. カニのオスとメスの見分け方は?

裏返してお腹を見ます。お腹の「ふんどし」が細い三角ならオス、大きく丸ければメスです。ズワイガニの場合はメスのほうがずっと小さく、山陰ではセコガニ・親ガニと呼ばれます。

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まとめ

カニの見分け方は、見る順番を決めておくとぐっと楽になります。

  • まず脚の数。10本ならズワイや毛ガニの仲間、8本ならタラバや花咲の仲間
  • ズワイの仲間は、口の形とおでこのトゲ(本ズワイとオオズワイ)、甲羅のうしろ(紅ズワイ、トゲズワイ)
  • タラバとアブラは、甲羅の真ん中のトゲ。アブラは4本
  • オスとメスは、お腹の形。三角がオス、丸がメス

茹でるとみんな赤くなる。色より「形」を見るのがコツ

通販の冷凍のカニは、甲羅も顔もないことが多いので、原材料名と原産国名の欄で確かめてください。

届いたカニで見分けを試してみたいなら、目的別にこう選ぶのがおすすめです。

  • 本ズワイの見本を1杯:浜茹で松葉ガニ 500g超(9,480円)
  • 本ズワイと見比べる:境港 紅ずわい姿2杯(5,400円)
  • メスのお腹を見る:冷凍浜茹でセコガニ(7,980円)
  • 肩の脚4本を確かめる:特大5Lボイルたらば肩脚(11,800円)

かに本舗の浜茹で松葉ガニ 500g超を見る

かに本舗の境港 紅ずわい姿2杯を見る

かに本舗の特大5Lボイルたらば肩脚を見る

いまさら聞けなかったカニの見分け方、これで年末の食卓でちょっと語れるはずです。

ほな、また!

出典:観光庁 多言語解説文データベース「カニ類」/京都府 海洋センター「ズワイガニってどんなカニ?」「成熟と産卵」/鳥取県水産試験場「ズワイガニ漁期前トロール調査を実施しました」/東北大学大学院農学研究科「ミトコンドリアDNAの配列情報に基づくタラバガニとアブラガニの判別法」/北海道立総合研究機構の資料/かに本舗 各商品ページ(868・968・287・413・668・222・372、いずれも2026年10月29日確認・価格は税込)

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