カニの見分け方【2026年】脚の数・色・トゲで種類がわかる早見表
※本記事にはプロモーションを含みます
まいど、食品バイヤーのしゅんです。
お店の鮮魚コーナーや、年末に届いたカニの箱をのぞいて、ふと思ったことはありませんか。
「これ、ほんまにズワイ?」
タラバ、ズワイ、紅ズワイ、毛ガニ。名前はよく聞くのに、いざ目の前に並ぶと、どれがどれか自信を持って言える人は意外と少ないものです。
いまさら人には聞きにくい話ですよね。
この記事では、カニの種類を見た目で見分けるコツを、見る順番どおりに並べました。脚の数、色、甲羅のトゲ、口の形、そしてオスとメスの見分け方まで。
どれも府県の水産の研究機関や、大学の研究報告に書かれている見分け方です。そこに、仕入れの現場でカニの箱を開けてきた経験を足しています。
後半では、冷凍で届く通販のカニを見分ける方法と、姿のまま届いて見分けを試せるカニを紹介します。価格は2026年10月29日に、かに本舗の商品ページで確かめた税込の金額です。
目次
まずは脚の数を数える
いちばん最初に見るのは、色でもトゲでもなく、脚の数です。
はさみのある脚も1本と数えて、片側に5本、全部で10本あれば、ズワイガニや毛ガニの仲間。片側4本、全部で8本ならタラバガニや花咲ガニの仲間です。
観光庁の多言語解説文では、タラバガニとハナサキガニは、はさみのある脚も含めて8本脚と説明されています。本当のカニとは考えられておらず、ヤドカリに近い種類だそうです。
脚が10本なら「カニの仲間」、8本なら「ヤドカリに近い仲間」

ちなみに同じ解説文では、毛ガニは10本脚の本当のカニとされています。名前は、甲羅を覆う毛のような柔らかいトゲから来ているそうです。
「タラバはカニやない」と聞くと、ちょっと損した気分になる人もいるかもしれません。でも、お皿の上でおいしいことに変わりはないので、そこは安心してください。
脚の数で2つに分けたら、あとはそれぞれの仲間の中で見分けていきます。
カニの見分け方 早見表
細かい話の前に、通販や売り場でよく見かけるカニを表にまとめておきます。
| カニ | 脚 | 見るところ |
|---|---|---|
| 本ズワイ(松葉・越前) | 10本 | 目の間の口の近くが水平、おでこのトゲもまっすぐ |
| オオズワイ | 10本 | 口の近くが「M」の形、おでこのトゲが少し上に反る |
| 紅ズワイ | 10本 | 赤みのある体、甲羅のうしろの傾きが急 |
| トゲズワイ | 10本 | 甲羅のうしろの端に鋭いトゲが1本 |
| 毛ガニ | 10本 | 甲羅が毛のような細かいトゲで覆われる |
| タラバ | 8本 | 甲羅の真ん中のトゲの数でアブラと区別 |
| アブラ | 8本 | 甲羅の真ん中(心域)のトゲが4本 |
| 花咲 | 8本 | 全身がトゲだらけで殻がかたい |
参考:京都府 海洋センター「ズワイガニってどんなカニ?」、観光庁 多言語解説文データベース、東北大学の研究報告、北海道立総合研究機構の資料
味や値段、旬の違いはカニの種類と違い一覧にまとめています。この記事は「見た目のどこを見るか」に絞って進めます。
ズワイの仲間4種の見分け方
脚10本の仲間でややこしいのが、ズワイガニの一族です。本ズワイ、オオズワイ、紅ズワイ、トゲズワイ。名前も見た目も似ています。
正直に言うと、新人のころの僕は「色で分かるやろ」と思っていました。生の紅ズワイは赤っぽいし、本ズワイは茶色っぽい。
ところが茹でたら、どれも赤くなるんですよね。通販では茹でてから凍らせたカニも多いので、色だけに頼ると外します。
そこで見るのが、顔まわりと甲羅のうしろです。

本ズワイとオオズワイは「口」と「おでこのトゲ」
京都府の海洋センターの解説では、本ズワイとオオズワイは2か所で見分けられるとされています。
- 両目の間の、口に近い部分:本ズワイは水平、オオズワイは「M」の形
- 両目の間の、二股に分かれたトゲ:本ズワイは水平に伸び、オオズワイは少し上に反る
同じ解説では、オオズワイは本ズワイより脚が少し太くて短い、とも書かれていました。
ただ、ぱっと見では区別しにくい、とも書いてあります。プロでもそう言うくらいなので、並べて見比べるのがいちばんです。
オオズワイは「バルダイ種」、本ズワイは「オピリオ種」と表示されることもあります。この呼び名の話はバルダイ種とオピリオ種の違いで書きました。
紅ズワイは「甲羅のうしろ」が急に下がる
紅ズワイは、名前のとおり体が赤みを帯びています。もうひとつの目印が、甲羅のうしろの形。
京都府の解説では、甲羅のうしろのふちの傾きが、本ズワイやオオズワイより急だとされています。横から見たとき、背中のうしろがストンと落ちる感じです。
紅ズワイと本ズワイの味や値段の差は、紅ズワイガニとズワイガニの違いにまとめています。
トゲズワイは「うしろの端に1本のトゲ」
トゲズワイは、甲羅のうしろの端に鋭いトゲが1本あるのが目印です。甲羅の真ん中の溝も、広くて浅いとされています。
日本では漁の対象になっておらず、通販で見かけるのは輸入品。むき身や肩脚で売られることが多いので、姿で見る機会は少ないかもしれません。
タラバ・アブラ・花咲の見分け方
脚8本の仲間では、タラバとアブラガニの見分けが一番の難所です。

タラバとアブラは「甲羅の真ん中のトゲ」
東北大学の研究者の報告では、タラバとアブラガニは、甲羅の真ん中の「心域」と呼ばれる部分のトゲの数で区別され、ほかの形はよく似ているとされています。
北海道立総合研究機構の資料には、アブラガニは心域のトゲが4本と書かれていました。
同じ東北大学の報告には、アブラガニは市場での値打ちがタラバより低いのに、形が似ているせいで「タラバガニ」と偽って売られることが少なくない、とも書かれています。
ここで困るのが、甲羅が付いていない肩脚や半むき身です。心域のトゲを数えようにも、甲羅がない。
そういうときは表示を見るしかありません。そのやり方は、このあとの「通販のカニ」の章で書きます。アブラガニそのものの話はアブラガニとは?へどうぞ。
肩脚なら、脚の本数で「タラバかズワイか」は分かる
甲羅がなくても、肩脚で分かることがひとつあります。肩に付いている脚の本数です。
脚が全部で8本のタラバは、片側の肩にはさみと脚3本で4本。10本のズワイの仲間は、はさみと脚4本で5本です。

ここで昔の失敗をひとつ。入社2年目の冬、倉庫で肩脚の検品を手伝っていたとき、脚の本数を数えて「この箱、1本足りません!」と先輩に言いに行ったことがあります。
返ってきた答えは「それタラバや。もともと4本やねん」。
……ってなんでやねん、と自分にツッコミました。それ以来、肩を見るとまず脚を数えるクセがついています。
ただし、肩脚の本数で分かるのは「タラバの仲間か、ズワイの仲間か」まで。タラバとアブラはどちらも4本なので、この方法では分けられません。
花咲ガニは「全身のトゲ」
花咲ガニは、タラバと同じ8本脚の仲間です。見た目で一番わかりやすいのは、殻じゅうに付いたトゲと殻のかたさ。
根室の夏のカニで、通販でも在庫が少なめです。くわしくは花咲ガニの旬はいつ?に書いています。
毛ガニは「毛」でわかる
毛ガニは、迷うことがほとんどないカニです。甲羅も脚も、毛のような細かいトゲで覆われています。
脚は10本で、ズワイと同じ「本当のカニ」の側。形もずんぐり丸く、脚が短めなので、ほかのカニと見間違えることはまずありません。
話は少しそれますが、子どもと回転寿司に行ったとき、カニカマの軍艦を指さして「これは何ガニ?」と聞かれたことがあります。
「それはカニちゃうで、魚や」と答えたら、えらいショックを受けていました。カニカマは魚のすり身で作った食べ物なので、見分けるも何も、そもそもカニではないんです。
毛ガニに話を戻すと、見分けで悩むより、どのサイズを選ぶかで悩むカニです。そのへんは毛ガニとは?にまとめています。
オスとメスの見分け方は「お腹」
種類が分かったら、次はオスかメスか。これはカニを裏返して、お腹を見ます。
お腹には、折りたたまれた「ふんどし」と呼ばれる部分があります。鳥取県の水産試験場の記事では、オスはお腹の部分が三角形、メスは丸くなっていると説明されていました。

京都府の解説によると、ズワイガニのメスは大人になると、たくさんの卵を抱えるためにお腹が大きく丸くなります。
大きさもかなり違います。ズワイガニのオスは甲羅の幅が15cmほどになるものもいるのに、メスは7〜8cmほど。メスは大人になると脱皮しなくなるので、それ以上は大きくならないそうです。
山陰でセコガニ、親ガニと呼ばれる小さなズワイガニは、このメスのこと。お腹の外子、甲羅の中の内子が楽しめます。内子と外子の違いもあわせてどうぞ。
脱皮したての「水ガニ」は殻の柔らかさで分かる
同じズワイガニのオスでも、脱皮してまだ日が浅いものは「水ガニ」と呼ばれます。
京都府の解説では、水ガニは甲羅だけでなく体全体が柔らかいとされています。脱皮からほぼ1年以上たつと殻がかたくなり、身入りもよくなるそうです。
売り場で見分けるなら、甲羅を軽く押してみて、へこむような柔らかさがあれば水ガニの可能性が高い。殻のかたいほうは「かたガニ」とも呼ばれます。
身の詰まったカニを選びたいなら、殻のかたさと、持ったときのずっしり感を見てください。
通販の冷凍のカニは「表示」で見分ける
ここまでの見分け方は、姿のカニが前提です。でも通販で人気なのは、肩脚や半むき身、むき身。甲羅も顔も付いていません。
そういうカニの正体を教えてくれるのは、商品ページの表示の欄です。

原材料名の欄に、種類が書いてある
いちばん頼りになるのは、原材料名の欄です。たとえば、かに本舗の紋別のオオズワイ姿は「ずわい蟹(バルダイ種オオズワイガニ)」と書かれていました。
一方で、生ずわいの肩脚のように「オピリオ種またはバルダイ種」と、どちらかで届く商品もあります。こういう書き方なら、本ズワイとオオズワイのどちらが来ても表示どおり、ということです。
商品名に「ずわい」としか書いていなくても、原材料名まで読むと中身が分かる。商品名だけで判断しないのがコツです。
原産国名と加工地は別もの
もうひとつ見たいのが、原産国名の欄。どこの国や海で獲れたかが書いてあります。
「北海道加工」は北海道で茹でたり詰めたりした、という意味で、北海道で獲れたとは限りません。このへんは国産カニとロシア産の違いにくわしく書いています。
生かボイルかは、表示と色で
生かボイルかは、商品名や「加熱用」「そのままお召し上がり」といった書き方で分かります。
届いたものを見るなら色もヒントになります。ボイル済みは赤やオレンジがはっきりしていて、生は全体にくすんだ色。ただし生のカニは解凍のしかたで黒くなることもあります。気になったらカニが黒くなるのはなぜ?を見てください。
見分けを試せるカニ おすすめ6選
最後に、届いたら見分けを試せるカニを、かに本舗から6つ選びました。
選んだ基準は、姿や肩脚のように見分けの手がかりが残った形で届くこと、商品ページで原料や原産が確かめられること、そして口コミの件数です。順位は「見分けの練習になるか」を一番に、値段の手ごろさで並べています。
まずは6品を表で並べておきます。
| 商品 | 価格 | 見分けどころ | 中身 |
|---|---|---|---|
| 1位 浜茹で松葉ガニ | 9,480円 | 口・トゲ・オスのお腹 | 1杯500g超 |
| 2位 紅ずわい姿2杯 | 5,400円 | 甲羅のうしろと色 | 2杯1kg超 |
| 3位 オオズワイ姿 | 19,800円 | 口の「M」の形 | 5〜6杯 約3kg |
| 4位 毛がに姿2杯 | 10,800円 | 毛のようなトゲ | 2杯 約900g |
| 5位 セコガニ | 7,980円 | メスの丸いお腹 | 大中6〜7杯1kg超 |
| 6位 たらば肩脚 | 11,800円 | 肩の脚が4本 | 1肩 総重量約1.3kg |
かに本舗の商品ページ(2026年10月29日確認・税込)
1位 かに本舗 浜茹で松葉ガニ 500g超 本ズワイの見本
向いてる人:本ズワイの口・おでこのトゲ・オスのお腹を、1杯まるごとで確かめたい人
境港で水揚げされた松葉ガニを、港で茹でて凍らせた1杯です。松葉ガニは、日本海で獲れる本ズワイのオス。
姿で届くので、目の間の口の形も、おでこのトゲも、裏返したお腹の三角も、全部この1杯で確かめられます。脚にはブランドのタグが付いています。
原産国名の欄は「山陰(鳥取県産、島根県産)境港水揚げ」。国産の本ズワイだと表示で分かるのも安心です。
【境港厳選大型サイズ】浜茹で松葉ガニ1杯 500g超(ブランドタグ付き)
- 1杯500g超 9,480円
- 原料はずわい蟹、原産国名は山陰(鳥取県産、島根県産)境港水揚げ
- 解凍は冷蔵庫で2日かけるのがおすすめと記載
- ブランドタグ付き
かに本舗の商品ページ(2026年10月29日確認・税込)。口コミ4.4(143件)
- 向いてる人:本ズワイの口・おでこのトゲ・オスのお腹を、1杯まるごとで確かめたい人
- 気をつけたい点:500g超は殻ごとの重さ。カニがメインなら1杯で1人分くらいに見ておきたい。商品ページの番号表示は「821」になっている
本ズワイの「基準の顔」を覚えるなら、この1杯がいちばん分かりやすいと思います。
2位 かに本舗 境港 紅ずわい姿2杯 甲羅の形を比べる
向いてる人:本ズワイと並べて、甲羅のうしろの形と色の違いを見てみたい人
境港で茹でた紅ずわいがにの姿が2杯入っています。原料はベニズワイガニ(国産)で、原産は北海道と鳥取県、加工地は鳥取県境港。
1位の松葉ガニと並べると、甲羅のうしろの傾きの違いがよく分かります。値段は1位の6割ほどで、2杯入り。
紅ズワイは水分が多めのカニなので、脚は流水で表面の氷を落としてから常温で解凍する、と商品ページに書かれていました。
【境港厳選】浜茹で大型紅ずわいがに姿2杯(1kg超)
- 2杯で1kg超 5,400円
- 原料はベニズワイガニ(国産)
- 原産は北海道・鳥取県、加工地は鳥取県境港
かに本舗の商品ページ(2026年10月29日確認・税込)。口コミ4.0(174件)
- 向いてる人:本ズワイと並べて、甲羅のうしろの形と色の違いを見てみたい人
- 気をつけたい点:本ズワイより身がやわらかく水分が多い。本ズワイと同じ味を期待すると物足りないかもしれない
見比べ用に1位とセットで頼むのも、話のタネとしては楽しいですよ。
3位 かに本舗 紋別 オオズワイ姿5〜6杯 口の形を見る
向いてる人:口の「M」の形を自分の目で見たい人、大人数で姿のカニを囲みたい人
北海道の紋別で茹でたオオズワイの姿が5〜6杯、約3kg入っています。原材料名の欄には「ずわい蟹(バルダイ種オオズワイガニ)」とはっきり書かれていました。
本ズワイと並べて口のまわりを見ると、「M」の形が分かるはずです。オオズワイは本ズワイより脚が少し太く短いとされているので、脚の太さも比べてみてください。
量が多いので、親戚が集まる年末向き。
北海道紋別浜茹でオオズワイ姿5〜6杯(約3kg)
- 5〜6杯 約3kg 19,800円
- 原料はずわい蟹(バルダイ種オオズワイガニ)、北海道
- 加工地は北海道紋別
- 解凍は冷蔵庫で2日かけるのがおすすめと記載
かに本舗の商品ページ(2026年10月29日確認・税込)。口コミ4.2(912件)
- 向いてる人:口の「M」の形を自分の目で見たい人、大人数で姿のカニを囲みたい人
- 気をつけたい点:約3kgと量が多く、冷凍庫の場所をかなり取る。少人数なら食べきる段取りを先に決めておきたい
6位までで一番高い商品ですが、1杯あたりで見るとそこまで高くありません。人数が多い家なら候補に入ります。
4位 かに本舗 紋別 毛がに姿2杯 迷わない一品
北海道の紋別で茹でた毛がにの姿が2杯、約900g。1杯は約380〜475gです。
見分けで迷うことはまずないカニなので、この順位にしました。毛のようなトゲに覆われた甲羅は、ひと目で毛ガニと分かります。
毛ガニの楽しみは、なんといってもカニ味噌。解凍は冷蔵庫で2日かけたほうがおいしい、と商品ページにありました。
北海道紋別浜茹で 毛がに姿 2杯(約900g)
- 2杯 約900g 10,800円
- 1杯約380〜475g
- 原料は毛蟹・食塩、北海道
- 解凍は冷蔵庫で2日かけるのがおすすめと記載
かに本舗の商品ページ(2026年10月29日確認・税込)。口コミ4.5(918件)
- 向いてる人:見分けより味噌が目当て。毛ガニを姿で2杯ほしい人
- 気をつけたい点:身の量はズワイやタラバより少なめ。脚の身をたっぷり食べたい人には向かない
「見分け」より「味噌」を楽しむカニとして選んでください。
5位 かに本舗 冷凍浜茹でセコガニ メスのお腹を見る
境港で茹でて凍らせたセコガニ、ズワイガニのメスが大中6〜7杯、1kg超入っています。
裏返せば、丸く大きなお腹がすぐに分かります。1位の松葉ガニ(オス)と見比べると、大きさの差にも驚くはずです。
お腹の外子と、甲羅の中の内子が楽しめるのはメスだけ。漁期の短いカニですが、冷凍なら冬のあいだに手に入ります。
【境港厳選】冷凍浜茹でセコガニ 大中6〜7杯(1kg超)松葉ガニメス
- 大中6〜7杯で1kg超 7,980円
- 原産は山陰(鳥取県産)境港
- 解凍は冷蔵庫で2日ほどかけると記載
かに本舗の商品ページ(2026年10月29日確認・税込)。口コミ4.1(557件)
- 向いてる人:メスの丸いお腹と、お腹の外子・甲羅の内子を味わいたい人
- 気をつけたい点:1杯が小さく、脚の身は少なめ。脚の身を食べたい人より、内子・外子や味噌が目当ての人向け
小さなカニを1杯ずつほじるのが好きな人には、たまらない箱やと思います。
6位 かに本舗 特大5Lボイルたらば肩脚 肩の脚は4本
特大5Lサイズのボイルたらば肩脚が1肩、総重量約1.3kg。原産国名はロシアです。
甲羅は付いていませんが、肩の脚を数えると4本。この記事で書いた「タラバの肩は4本」をそのまま確かめられます。
口コミは2,023件と、6品の中で一番多い商品です。
特大5Lボイルたらば肩脚1肩(総重量約1.3kg)
- 1肩 総重量約1.3kg 11,800円
- 原産国名はロシア
- ボイル済み
かに本舗の商品ページ(2026年10月29日確認・税込)。口コミ4.4(2,023件)
- 向いてる人:肩の脚の本数で「本物のタラバ」を確かめつつ、太い脚を食べたい人
- 気をつけたい点:甲羅がないので、アブラガニとの見分け(心域のトゲ)はできない。種類は表示で確かめる形になる
太い脚にかぶりつきたい人には、見分けの話抜きでも満足度の高い1肩です。
よくある質問
Q. タラバガニの偽物の見分け方は?
姿なら、甲羅の真ん中のトゲの数を見ます。アブラガニは心域のトゲが4本で、タラバとはここが違います。肩脚や半むき身で甲羅がないときは、形ではほぼ見分けられないので、原材料名の欄に「たらばがに」と書かれているかを確かめてください。
Q. カニの生とボイルの見分け方は?
まずは商品名と、「加熱用」「そのままお召し上がり」といった表示で確かめます。見た目では、ボイル済みは赤やオレンジがはっきりしていて、生はくすんだ色をしています。生は解凍のしかたで黒くなることもあるので、色だけで決めないほうが安心です。
Q. おいしいカニの見分け方は?
殻がかたく、持ったときにずっしり重いものを選びます。脱皮したての水ガニは殻も体も柔らかく、脱皮からほぼ1年以上たつと殻がかたくなって身入りもよくなる、と京都府の解説にありました。
Q. タラバガニの足はなぜ8本?
タラバガニは、本当のカニではなくヤドカリに近い仲間だからです。はさみのある脚も含めて8本脚で、花咲ガニも同じ仲間です。ズワイガニや毛ガニは10本脚の本当のカニです。
Q. カニのオスとメスの見分け方は?
裏返してお腹を見ます。お腹の「ふんどし」が細い三角ならオス、大きく丸ければメスです。ズワイガニの場合はメスのほうがずっと小さく、山陰ではセコガニ・親ガニと呼ばれます。
まとめ
カニの見分け方は、見る順番を決めておくとぐっと楽になります。
- まず脚の数。10本ならズワイや毛ガニの仲間、8本ならタラバや花咲の仲間
- ズワイの仲間は、口の形とおでこのトゲ(本ズワイとオオズワイ)、甲羅のうしろ(紅ズワイ、トゲズワイ)
- タラバとアブラは、甲羅の真ん中のトゲ。アブラは4本
- オスとメスは、お腹の形。三角がオス、丸がメス
茹でるとみんな赤くなる。色より「形」を見るのがコツ
通販の冷凍のカニは、甲羅も顔もないことが多いので、原材料名と原産国名の欄で確かめてください。
届いたカニで見分けを試してみたいなら、目的別にこう選ぶのがおすすめです。
- 本ズワイの見本を1杯:浜茹で松葉ガニ 500g超(9,480円)
- 本ズワイと見比べる:境港 紅ずわい姿2杯(5,400円)
- メスのお腹を見る:冷凍浜茹でセコガニ(7,980円)
- 肩の脚4本を確かめる:特大5Lボイルたらば肩脚(11,800円)
いまさら聞けなかったカニの見分け方、これで年末の食卓でちょっと語れるはずです。
ほな、また!
出典:観光庁 多言語解説文データベース「カニ類」/京都府 海洋センター「ズワイガニってどんなカニ?」「成熟と産卵」/鳥取県水産試験場「ズワイガニ漁期前トロール調査を実施しました」/東北大学大学院農学研究科「ミトコンドリアDNAの配列情報に基づくタラバガニとアブラガニの判別法」/北海道立総合研究機構の資料/かに本舗 各商品ページ(868・968・287・413・668・222・372、いずれも2026年10月29日確認・価格は税込)








