内子と外子の違いとは?【2026年】カニの卵の味・食べ方と通販5選
※本記事にはプロモーションを含みます
まいど、食品バイヤーのしゅんです。
セコガニや香箱ガニの話になると、必ず出てくるのが「内子(うちこ)」と「外子(そとこ)」。
どっちもカニの卵らしい、というのはなんとなく知っていても、
「中にあるか外にあるかの違いだけ?」
「味噌とは何がちゃうの?」
と聞かれると、案外答えに詰まる人が多いんです。
この記事では、内子と外子の正体と違い、色・味・食感、どのカニで食べられるのか、漁ができる時期、家での食べ方までを、県や国の資料をもとに整理しました。
仕入れの現場で毎年カニを見てきた立場から、通販で内子・外子を楽しむときに見ておきたいところも書いていきます。
後半では、内子・外子、そしてカニ味噌が楽しめるかに本舗の商品を5品、順位をつけて紹介します。価格は2026年10月19日に、かに本舗の商品ページで確かめた数字です。
目次
カニの内子・外子とは? どちらも雌だけが持つ卵
ひとことで言うと、内子は「甲羅の中にある卵巣」、外子は「お腹の外に抱えている卵」です。
どちらも雌のカニにしかありません。雄の甲羅を開けても出てくるのは味噌だけで、卵は入っていません。
内子は甲羅の中の卵巣
内子は、甲羅の内側、体の中にある卵のかたまりです。
農林水産省に登録されている地理的表示「越前がに」の明細書には、雌がに(せいこがに)の内子について「内子(うちこ:卵巣)」と書かれています。「赤いダイヤ」とも呼ばれて珍重される、という説明つきです。
つまり内子は、まだ体の外に産み出されていない、これから産む卵。
鳥取県のズワイガニの解説では、雌の体の中にある卵は紅色とされています。茹でると、甲羅の中で濃いオレンジ色のかたまりになって見えます。
外子はお腹に抱えて育てている卵
外子は、雌のお腹側、ふんどしと呼ばれる三角形のフタ(腹節)の内側に、びっしりとついている粒々です。
鳥取県の解説によると、産卵というのは体の中の卵が、ふんどしの内側にある腹肢の毛に粒になってくっつくこと。雌はそのままふ化するまで卵を抱え続けます。
外子は、こうして産み出されたあと、お腹で守られながら育っている途中の卵、ということになります。
ここ、最初はぼくも勘違いしていました。
「内子も外子も同じ卵で、外に出たか中にあるかの違いだけやろ」
半分は合っていて、半分はちゃうんです。外子は今まさに抱えて育てている卵、内子は次に産むために体の中で準備している卵。同じ1匹の中に、育てている卵と次の卵が同時に入っているわけです。
カニ味噌とは別もの
もうひとつ、よく混ざるのがカニ味噌です。
カニ味噌は卵ではなく、内臓です。先ほどの「越前がに」の明細書では、カニミソは「肝膵臓」と書かれていました。
雄にも雌にも味噌はあります。卵があるのは雌だけ。
味噌は雄にも雌にもある内臓、内子と外子は雌だけの卵
これを覚えておけば、甲羅を開けたときに「どれが何か」で迷わずに済みます。カニ味噌そのものを楽しむ商品は蟹味噌の通販おすすめ6選にまとめています。
内子と外子の違いを並べてみる
場所も、育ち具合も、食べたときの感じもちがいます。並べるとこうです。
味と食感の違い
内子は、ねっとり濃厚。
粒というより、ぎゅっと詰まったかたまりで、茹でると少しほろっとした歯ざわりになります。味は濃く、カニの卵というより、いい魚卵の塩気とコクに近い感じ。「越前がに」の明細書でも、内子は濃厚な旨味を持つもの、と書かれていました。
外子は、プチプチ。
小さな粒がたくさん集まっていて、口に入れると粒がはじける食感が主役です。味そのものは内子より控えめで、あっさりしています。
だから外子は、好みが分かれます。「プチプチがたまらん」という人もいれば、「味が薄くて、思ってたのとちゃう」という人もいる。内子のほうが、初めての人にも分かりやすい味です。
外子の色は「あかこ」から「くろこ」へ
外子には、もうひとつおもしろい話があります。
色が変わるんです。
鳥取県の解説では、子持ちのカニを卵の育ち具合の順に「アカコ」「クロコ」と呼び分けることもある、とされています。産んだばかりの外子は赤っぽく、育つにつれて黒っぽく見えてくる、という意味です。
「越前がに」の明細書には、雌がにの出荷の決まりとして、腹部に卵を抱えた成熟がにで、ただし発眼前の赤色の卵を抱えた「あかこ」ではないもの、と書かれていました。
産地によっては、外子の色まで見て出荷を分けているわけです。
ちなみに、茹でて売られているセコガニの外子は、茶色っぽく見えることが多いです。色が少しずつちがっても、それは育ち具合の差。傷んでいるわけではありません。
雌のズワイガニは、一生卵を抱えて暮らす
ここで少し寄り道です。
外子と内子が同時に入っているのは、ズワイガニの雌の暮らし方を知ると、すっと腑に落ちます。
鳥取県の解説をまとめると、こんな流れです。
- 甲幅5〜6cmで大人になり、最後の脱皮のあとすぐ交尾して、初めての卵を産む
- 初めて産んだ卵は、お腹で約1年半抱えてからふ化する
- 2回目からは、1年抱えてふ化させ、また産む、をくり返す
- 1回に産む卵は7〜10万粒、一生で5回(5年)くらい産むと考えられている
そして同じ解説には、2回目以降の雌は「生涯卵を抱いたままの生活を送ります」と書かれています。
お腹に今年の卵を抱えながら、体の中では次の卵を育てている。だから1匹のセコガニを開けると、外子と内子の両方が出てくるんです。
ここで、ぼくの恥ずかしい話をひとつ。
20代のころ、市場の荷受けを手伝っていた冬に、初めて茹でたセコガニの下処理を任されました。お腹側にもしゃもしゃした粒がついているのを見て、「これ、ゴミか藻やろ」と、ふんどしごとはがして捨てようとしたんです。
横にいた先輩に「それ外子や! いちばん高いとこ捨ててどないすんねん!」と止められて、平謝り。
その日の帰り道、あの粒々がこのカニの一生の仕事なんやと知って、ちょっと見る目が変わりました。ほんまに、知らんというのはこわいです。
内子・外子が食べられるカニはどれ?
話を戻して、どのカニを買えば内子・外子が食べられるのか、です。
ズワイガニの雌(セコガニ・せいこがに・香箱ガニ・親ガニ)
日本で内子・外子を食べるといえば、ほぼズワイガニの雌のことです。
呼び名は地域でちがいます。鳥取など山陰ではセコガニや親がに、福井ではせいこがに、石川など北陸では香箱ガニ。どれも同じ、ズワイガニの雌です。
雄の松葉ガニ・越前ガニと比べると、体はずっと小さい。身は少ないかわりに、内子・外子・味噌を味わうカニです。セコガニそのものの話はセコガニ(親ガニ)とは?、雄の松葉ガニは松葉ガニとは?でどうぞ。
ひとつ知っておきたいのは、雌なら必ず卵がぎっしり、とは限らないことです。
福井県水産試験場の報告では、成熟しているのに卵を抱えていない雌が「子ナシ」、卵の数が少ない雌が「ヘリ子」という銘柄で水揚げされている、と書かれていました。外子の量には、どうしても個体差があります。
毛ガニの雌は北海道で獲れない
「毛ガニの外子ってどう食べるん?」という声もよく聞きます。
ところが北海道では、毛ガニの雌は1957年から全部獲ってはいけないことになっています(北海道立総合研究機構の資料)。通販で売られている北海道の毛ガニは、基本的に雄です。
毛ガニで楽しめるのは、卵ではなく味噌のほう。そう考えておくと、買ってから「卵が入ってない」とがっかりせずに済みます。
松葉ガニ・越前ガニなど雄には卵がない
当たり前のようですが、雄には内子も外子もありません。
松葉ガニや越前ガニ、北海道の毛ガニ。通販で人気の大きなカニは、ほとんどが雄です。甲羅の中にあるのは味噌で、オレンジ色のかたまりが見えても、それは卵ではありません。
内子・外子を食べられるのは、年末までの約2か月
ズワイの雌は、漁ができる期間が雄よりずっと短く決められています。
日本海のズワイの雌は、11月6日〜12月31日。雄の松葉ガニ・越前ガニが3月20日まで獲れるのと比べると、約2か月しかありません(鳥取県・福井県の資料)。
卵を抱えた雌を獲りすぎると、次の世代のカニが育たない。だから雌の漁期は短くしてある、というわけです。
生や茹でたての内子・外子は、11月6日から年末までの味
年が明けると、日本海の雌のズワイは漁が終わっています。1月以降に食べたいなら、漁期中に茹でて凍らせた冷凍の浜茹でを探すことになります。
カニの種類ごとの漁期はカニの旬はいつ?でカレンダーにしています。
ちなみに今日、10月19日の時点で、かに本舗では境港の冷凍浜茹でセコガニが買えました。今シーズンの解禁前なので、前の漁期に獲って冷凍したもの、ということになります。
内子・外子の食べ方
ここからは、家での食べ方です。通販のセコガニは茹でて冷凍したものが多いので、それを前提に書きます。
@kphoto kanihonpo-668-crop.jpg|668|黒い板の上に並べた浜茹でのセコガニ|内子と外子が入っているのは、ズワイガニの雌だけ
冷凍の浜茹では、冷蔵庫で2日かけて戻す
かに本舗の冷凍浜茹でセコガニの商品ページには、2日ほど時間をかけて冷蔵庫で解凍してください、と書かれています。
小さなカニやから早く戻るやろ、と思いがちですが、急がないこと。内子と味噌は甲羅の中で凍っているので、外側が解けても中はまだ固い、ということがよくあります。
解凍の基本はカニの解凍方法にもまとめています。
内子は味噌と混ぜて、ご飯にのせる
甲羅をはずすと、オレンジ色の内子と、茶色っぽい味噌が出てきます。
内子は、まずはそのまま少しだけ。濃い味をたしかめたら、甲羅の中で味噌とざっくり混ぜて、温かいご飯にのせる。これがいちばん分かりやすいおいしさです。
身をほぐして甲羅に戻し、内子と味噌と和えて甲羅盛りにしてもいい。お酒のあてにもなります。
外子は、ふんどしをはがしてそのまま
外子は、お腹側のふんどしを指で起こすと、その内側にびっしりついています。
ふんどしごとはがして、そのまま口に入れる。粒をしごくように食べると、プチプチがいちばん楽しめます。
味は控えめなので、気になる人はしょうゆや酢をほんの少し。内子や味噌と一緒に食べると、プチプチとコクが合わさって、ちょうどいい塩梅になります。
粒をしごいたあと、ふんどしの内側に残る毛のようなものは、口に残ったら出してください。
細い脚と胴の身も忘れずに
セコガニの身は細くて少ないですが、脚の付け根の胴の身には、ちゃんと甘みがあります。
はさみで脚を切って、胴を縦に割ると、身がかき出しやすくなります。部位ごとのさばき方はカニの食べ方・さばき方で写真つきで書いています。
通販で内子・外子を買うときに見るところ
通販でセコガニを選ぶときに、商品ページで確かめておきたいのはこのあたりです。
- 原料に「ズワイ蟹の雌」「せこ蟹」などと書いてあるか
- 杯数と合計の重さ(1杯の大きさの目安)
- 冷凍か、冷蔵(未冷凍)か。冷凍なら解凍に何日かかるか
- 届く日を何日後から指定できるか
- 脚が欠けたものが入る場合があるか
最後の項目は意外と大事です。小さなカニを茹でて凍らせるので、脚が1本取れているものが混ざることがあります。かに本舗のセコガニの商品ページにも、脚が1本ないものを含む場合がある、と書かれていました。内子・外子が目当てなら、気にしなくていいところです。
反対に、内子や外子の量そのものは、どの店も商品ページで保証はしていません。さっき書いたとおり、雌の卵の量には個体差があるからです。
内子・外子が楽しめるカニ通販5選
ここからは、かに本舗で内子・外子、そしてカニ味噌が楽しめる商品を5品選びました。
順位は、内子・外子が入る雌のカニかどうか(商品ページに書いてあるか)を一番に、次にカニ味噌の楽しみやすさ、1杯あたりや量あたりの値段、口コミの件数と星の順に重く見て決めています。
正直に書くと、かに本舗で内子・外子が入るとはっきり書かれているのは、境港のセコガニ(松葉ガニの雌)の2品だけでした。3位からは、雌の卵の代わりに、甲羅の味噌を楽しめる商品です。
まずは5品を表で並べておきます。
| 商品 | 価格 | 量 | 楽しめるもの |
|---|---|---|---|
| 1位 セコガニ6〜7杯 | 7,980円 | 1kg超 | 内子・外子・味噌 |
| 2位 セコガニ12〜14杯 | 13,800円 | 2kg超 | 内子・外子・味噌 |
| 3位 甲羅みそ付き半むき身 | 10,800円 | 1.4kg超 | 甲羅みそ・身 |
| 4位 生むき身甲羅みそ | 11,800円 | 約1kg | 甲羅みそ・刺身 |
| 5位 毛がに姿1杯 | 9,800円 | 約800g | 毛ガニの味噌 |
かに本舗の各商品ページ(2026年10月19日確認・税込)
1位 かに本舗 境港 冷凍浜茹でセコガニ 大中6〜7杯 内子・外子を試すならまずこれ
向いてる人:内子と外子を、まずは手ごろな量で家で味わってみたい人
鳥取県の境港で水揚げされたセコガニ(松葉ガニの雌)を浜茹でして、冷凍したものです。大中6〜7杯で1kg超。
原料には「せこ蟹(ズワイ蟹の雌)」とはっきり書かれ、商品ページの説明にも「珍味美味な外子と内子」とあります。内子・外子を食べるために買う、という目的にいちばん素直に合う商品なので1位にしました。
1杯あたりはおよそ1,140〜1,330円。商品ページの目安では、カニをメインにして3〜4人前です。
【境港厳選】冷凍浜茹でセコガニ 大中6〜7杯(1kg超)松葉ガニメス
- 大中6〜7杯(1kg超)7,980円
- 1杯あたり約1,140〜1,330円
- 原産は山陰(鳥取県産)境港
- 解凍は冷蔵庫で2日ほど
- 届く日の指定は注文の6日後以降
かに本舗の商品ページ(2026年10月19日確認・税込)。8,000円未満なので送料(冷凍1,200円)がかかる場合あり。口コミ4.1(557件)
- 向いてる人:内子と外子を、まずは手ごろな量で家で味わってみたい人
- 気をつけたい点:脚が1本ないものを含む場合がある。8,000円未満なので、この商品だけだと送料がかかる場合がある。どの年の漁期のカニかは商品ページに書かれていない
口コミには、内子も外子もしっかり入っていた、という声が並んでいました。ほかの商品と合わせて8,000円以上にすれば送料はかかりません。
2位 かに本舗 境港 冷凍浜茹でセコガニ 大中12〜14杯 家族や親戚の集まりに
向いてる人:年末に家族や親戚が集まる家で、1人1〜2杯ずつセコガニを並べたい人
1位の倍の量、大中12〜14杯で2kg超です。2箱で届きます。
1杯あたりはおよそ990〜1,150円と、1位より少し安くなります。商品ページの目安では、カニをメインにして6〜8人前。
【境港厳選】冷凍浜茹でセコガニ 大中12〜14杯(2kg超)松葉ガニメス
- 大中12〜14杯(2kg超・2箱)13,800円
- 1杯あたり約990〜1,150円
- 原産は山陰(鳥取県産)境港
- 解凍は冷蔵庫で2日ほど
- 届く日の指定は注文の6日後以降
かに本舗の商品ページ(2026年10月19日確認・税込・送料無料)。口コミ4.3(44件)
- 向いてる人:年末に家族や親戚が集まる家で、1人1〜2杯ずつセコガニを並べたい人
- 気をつけたい点:箱が2つ(1箱 約35.6×29.2×12cm)なので冷凍庫の場所が要る。脚が1本ないものを含む場合があるのは1位と同じ。口コミは44件とまだ少なめ
3位 かに本舗 甲羅みそ付き ボイルずわい半むき身 1.4kg超 殻むきなしで味噌も
向いてる人:内子の代わりに、甲羅の味噌と脚の身を手間なく楽しみたい人
ここからは、卵ではなく味噌を楽しむ商品です。
ボイルずわいの半むき身に、甲羅みそ(胴体)が2杯ついたセット。脚・爪・爪下・肩・小指がカット済みで、殻むきの手間がほとんどありません。
セコガニは身が少ないので、身もしっかり食べたい家族がいるなら、こちらのほうが満足度は高いかもしれません。
【甲羅みそ付き】5L〜4Lボイルずわい半むき身満足セット1.4kg超
- 脚8〜13本・爪4〜6本・爪下4〜6本・肩8〜13枚・小指4〜6本・甲羅みそ2杯10,800円
- 原産はカナダ・ロシア
- 解凍は半むき身が冷蔵庫で1日、甲羅みそが冷蔵庫で2日
- 届く日の指定は注文の7日後以降
かに本舗の商品ページ(2026年10月19日確認・税込・送料無料)。口コミ4.0(540件)
- 向いてる人:内子の代わりに、甲羅の味噌と脚の身を手間なく楽しみたい人
- 気をつけたい点:内子・外子は入らない(雌の商品ではない)。口コミには、甲羅の1つに味噌がほとんど入っていなかったという声もあり、味噌の量には個体差がある。届く日の指定は7日後からと、ほかより1日遅い
商品ページの目安では、カニをメインにして2〜3人前です。
4位 かに本舗 刺身OK 生ずわい脚肉むき身甲羅みそセット1kg 刺身に味噌をのせて
刺身で食べられる生ずわいの脚肉むき身12〜20本(net550g)に、茹でてある甲羅みそ2個(net450g)がついたセットです。
刺身の脚に甲羅の味噌をのせて食べる、というのが商品ページのおすすめ。卵ではありませんが、濃い味のものとカニの身を合わせる楽しみ方は、内子をご飯にのせる感覚に近いところがあります。
【刺身OK】生ずわい脚肉むき身甲羅みそセット1kg
- 脚肉12〜20本(net550g)・甲羅みそ2個(net450g)11,800円
- 原産は脚肉むき身がロシア、甲羅みそがカナダ
- 解凍は脚肉が流水で5〜10分、甲羅みそが冷蔵庫で2日
- 届く日の指定は注文の7日後以降
かに本舗の商品ページ(2026年10月19日確認・税込・送料無料)。口コミ4.4(150件)
- 向いてる人:カニの刺身と甲羅の味噌を、両方いちどに楽しみたい人
- 気をつけたい点:内子・外子は入らない。脚肉と甲羅みそで解凍の仕方と時間がちがう(脚は直前に流水、味噌は2日前から冷蔵庫)。原料に調味料とレモン、酸化防止剤が入る
5位 かに本舗 特大 北海道浜茹で毛がに姿1杯(約800g) 味噌を食べるならこれ
最後は毛ガニです。さっき書いたとおり、北海道の毛ガニの雌は獲ってはいけないので、卵は入りません。
そのかわり、毛ガニは味噌がおいしいカニとして知られています。商品ページの説明も、カニ味噌を堪能するならやっぱり毛ガニ、という書き方でした。
@kphoto kanihonpo-769-crop.jpg|769|氷と笹の上にのせた浜茹での毛ガニ|毛ガニは雌が獲れないので、楽しむのは甲羅の味噌
特大 北海道浜茹で毛がに姿1杯(約800g)
- 1杯(約800g)9,800円
- 原料は毛蟹・食塩、原産は北海道(加工地は紋別)
- 解凍は冷蔵庫で3日
- 届く日の指定は注文の6日後以降
かに本舗の商品ページ(2026年10月19日確認・税込・送料無料)。口コミ4.6(84件)
- 向いてる人:卵より、濃いカニ味噌を1杯まるごと味わいたい人
- 気をつけたい点:内子・外子は入らない。解凍に冷蔵庫で3日かかるので、食べる日から逆算して届く日を決める必要がある。商品ページの目安ではカニをメインにして約2人前
よくある質問
Q. 内子・外子の読み方は?
内子は「うちこ」、外子は「そとこ」と読みます。農林水産省に登録された「越前がに」の明細書でも、内子に「うちこ」と読みがなが振られています。どちらもズワイガニなど雌のカニの卵のことです。
Q. カニの外子はまずい?
まずいわけではありませんが、好みが分かれます。外子はプチプチした食感が主役で、味そのものは内子より控えめだからです。気になる人は、しょうゆや酢を少し足すか、内子や味噌と一緒に食べると食べやすくなります。
Q. カニの外子は生で食べられる?
通販で買うなら、生ではなく茹でたものを選んでください。かに本舗のセコガニは浜茹でして冷凍した商品で、解凍してそのまま食べる形です。生食できると書かれていない商品は、生で食べないのが基本です。
Q. セコガニに内子や外子が入っていないことはある?
量が少ない雌はいます。福井県水産試験場の報告では、成熟しているのに卵を抱えていない雌が「子ナシ」、卵の数が少ない雌が「ヘリ子」という銘柄で水揚げされていると書かれています。通販の商品ページでも内子・外子の量までは保証されていないので、個体差はあるものと考えておくのが安心です。
Q. セコガニの内子・外子はいつ食べられる?
生や茹でたては、漁ができる11月6日〜12月31日の約2か月だけです。鳥取県・福井県とも雌の漁期はこの期間で、雄の松葉ガニ・越前ガニより短く決められています。冷凍の浜茹でなら、漁期の外でも買えます。
Q. 毛ガニに内子・外子はある?
北海道の毛ガニは、通販ではまず食べられません。北海道では1957年から毛ガニの雌を獲ることが禁止されていて、売られている毛ガニは基本的に雄だからです。毛ガニで楽しむのは、卵ではなく甲羅の味噌です。
まとめ
内子は甲羅の中の卵巣、外子はお腹に抱えて育てている卵。どちらも雌のカニだけが持つもので、カニ味噌(内臓)とは別ものです。
内子はねっとり濃厚、外子はプチプチ
日本で内子・外子を味わうなら、ズワイガニの雌、セコガニ・せいこがに・香箱ガニ・親ガニです。漁期は11月6日〜12月31日と短いので、それ以外の時期は冷凍の浜茹でを冷蔵庫で2日かけて戻して食べるのが現実的です。
目的ごとに選ぶなら、こうなります。
- 内子・外子をまず試したい:かに本舗 境港 冷凍浜茹でセコガニ 大中6〜7杯(1kg超・7,980円)
- 家族や親戚で並べたい:かに本舗 境港 冷凍浜茹でセコガニ 大中12〜14杯(2kg超・13,800円)
- 卵の代わりに味噌と身を手軽に:かに本舗 甲羅みそ付きボイルずわい半むき身1.4kg超(10,800円)
- 味噌だけで勝負:かに本舗 特大 北海道浜茹で毛がに姿1杯(約800g・9,800円)
ほな、また!
出典:かに本舗 各商品ページ(668・722・583・637・769)・ご利用案内(2026年10月19日確認・税込)/農林水産省 地理的表示「越前がに」明細書/鳥取県「ズワイガニ」・鳥取県「ずわいがにの資源管理」/福井県 越前がにパンフレット/福井県水産試験場 令和5年度報告(資源量推定等高精度化推進事業)/北海道立総合研究機構 試験研究は今 No.963(ケガニ)(2026年10月19日確認)





