食品・海産物

冷凍ブロッコリーは栄養が落ちる?否!一番栄養効率が良い!

しゅん

Fresh broccoli isolated on white backgroundまいど、食品バイヤーのしゅんです。

「冷凍ブロッコリーって、
栄養が落ちてるんちゃう?」
そんな心配、してませんか?

スーパーの冷凍コーナーで手に取ったはええけど、
なんとなく生のほうが体にええ気がして、
カゴに戻した経験がある人も多いはずです。

実はコレ、めちゃくちゃ多い勘違いなんです。

食品の仕入れを長年やってきたワイやからこそ言えることがあります。
今日はその中身を、できるだけ分かりやすくお伝えしていきますね。

この記事の重要ポイント

①ブロッコリーはビタミンCや葉酸、食物繊維がとにかく豊富な野菜

②冷凍ブロッコリーは収穫直後に急速冷凍されるため、栄養の減り方はごくわずか

③ビタミンAやビタミンKといった脂溶性のビタミンは、生とほぼ変わらない

④水溶性のビタミンCは多少減るが、旬を外れた生野菜より多いこともある

⑤解凍と加熱の仕方次第で、栄養はしっかり摂れる

ブロッコリーに含まれる栄養素

まず冷凍の話をする前に、
そもそもブロッコリーがどんな野菜なのか、
ここを押さえておきましょう。

実はブロッコリーって、
野菜の中でもかなり優等生な存在なんです。

ビタミンCがとにかく豊富

ブロッコリーには100gあたり約140mgの
ビタミンCが含まれています。

これはレモン1個分よりも多い量で、
美肌や免疫力のサポートに役立つ栄養素です。

葉酸とビタミンKも優秀

葉酸は100gあたり220μgほど含まれていて、
細胞を作るのに欠かせない栄養素です。

ビタミンKも100gあたり約210μgあり、
骨を丈夫に保つ働きをサポートしてくれます。

食物繊維とたんぱく質も含む

食物繊維は100gあたり約5.1gと、
野菜の中でもかなり多い部類に入ります。

さらに、野菜としては珍しく
たんぱく質も100gあたり約5.4g含まれています。

注目のスルフォラファン

ブロッコリーには「スルフォラファン」という
成分も含まれています。

アブラナ科の野菜に多い成分で、
体の中の巡りをサポートしてくれる存在として
近年注目を集めています。

栄養素 100gあたりの目安 主な働き
ビタミンC 約140mg 美肌・免疫サポート
葉酸 約220μg 細胞の生産をサポート
ビタミンK 約210μg 骨の健康サポート
食物繊維 約5.1g おなかの調子を整える
カリウム 約460mg 水分バランスの調整

こうして見てみると、
ブロッコリーがいかに栄養がぎゅっと
詰まった野菜かが分かってもらえるはずです。

冷凍ブロッコリーの栄養が落ちると言われる理由

これだけ栄養が豊富やからこそ、
「冷凍したら減ってしまうんちゃうか」
と心配になる人が多いんやと思います。

なんでそんなイメージがついたかというと、
理由は2つあります。

理由1 冷凍=加工品というイメージ

生のほうが自然で、
冷凍は手を加えたもの。
そういう先入観が根強くあります。

でも実際のところ、
冷凍というのはただ温度を下げているだけの
シンプルな保存方法なんです。

理由2 自宅での冷凍と混同しがち

市販の冷凍ブロッコリーと、
自宅で余った生のブロッコリーをそのまま
冷凍庫に入れたもの。

このふたつ、実は全然別物なんです。

自宅での冷凍は栄養が落ちやすいですが、
市販品は工場でしっかり処理されているので、
話が変わってきます。

ってなんでやねん!
最初からそう言うてくれって思いますよね。
ナンデヤネン!!ヽ(*・ω・)┌┛)゚ロ゚)

生と冷凍、栄養素はどれくらい違うのか

ここが一番気になるところやと思うので、
栄養素ごとに整理してみました。

栄養素 冷凍での変化 評価
ビタミンA ほぼ変化なし ★★★★★
ビタミンK ほぼ変化なし ★★★★★
食物繊維 ほぼ変化なし ★★★★★
ビタミンC 多少減る ★★★☆☆
カリウム 多少減る ★★★☆☆

見てもらったら分かる通り、
減るのはビタミンCとカリウムといった
水に溶けやすい栄養素だけなんです。

食物繊維やビタミンA、ビタミンKといった
油に溶けるタイプの栄養素は、
冷凍してもほとんど影響を受けません。

冷凍でも栄養が守られる仕組み

「なんで冷凍やのに栄養が保たれるん?」
その理由は、加工のスピードにあります。

市販の冷凍ブロッコリーは、
畑で収穫されたそのすぐあとに
急速冷凍という処理をされています。

収穫から冷凍までの時間が短いほど、
栄養の流出は少なくなります。

逆に生のブロッコリーは、
収穫してから店頭に並ぶまでに
数日かかることも珍しくありません。

その間に少しずつ栄養が減っていくので、
実は旬から外れた時期の生野菜より、
急速冷凍された冷凍野菜のほうが
栄養が高いケースもあるんです。

ッテ、アカンガ━ヾ(´囗`。)ノ━ナ!!
生のほうが絶対上やと思い込んでる人、
ちょっと考え方変えてみてもええかもしれません。

栄養を逃さない解凍と加熱のコツ

せっかく栄養がしっかり残ってても、
食べる直前の扱い方で
もったいないことになる場合があります。

  • 凍ったまま茹でずに、電子レンジで加熱する
  • 茹でる場合は短時間で済ませる
  • 解凍したお湯や汁ごと使えるスープに活用する

特にレンジ加熱は、
水に栄養が溶け出しにくいのでおすすめです。

逆に長時間お湯で茹でてしまうと、
せっかく残っていたビタミンCが
お湯の中に逃げてしまいます。

まとめ

ブロッコリーはビタミンCや葉酸、
食物繊維がぎゅっと詰まった優秀な野菜です。

そして冷凍ブロッコリーも、
決して栄養が抜け殻になった食材ではありません。

収穫後すぐに急速冷凍されることで、
多くの栄養がしっかり守られています。

減るのはビタミンCなど一部の栄養素だけで、
それも調理の工夫でカバーできます。

忙しい日の食卓に、
冷凍ブロッコリーを
安心して取り入れてもらえたらうれしいです。

ほな、また!

Xからの読者コメントをお待ちしています。
ブログ更新の励みになります!
Facebookでのコメントをお待ちしています。
ブログ更新の励みになります!

よく読まれている記事TOP3

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


記事URLをコピーしました