サバ

おすすめな骨取りサバ買い方!産地?無塩?の違いを解説!

spring0809@gmail.com

おすすめな骨取りサバ買い方!産地?無塩?の違いを解説!

まいど、食品バイヤーのしゅんです。

通販で人気の「骨取りサバ」。
便利やから買いたいけど、商品ページを見てこう思ったことありませんか?

「原産国:ノルウェー、イギリス、オランダ、その他…って、結局どこやねん!」

さらに、
「無塩」「定塩」どっちが美味しいの?
値段もピンキリやけど、何が違うの?

実はこれ、知らずに買うと
「脂スカスカのハズレ」
「味がボケた残念なサバ」
を引くことになります。

今回は、業界の裏側を知り尽くした私が
「産地ランクの格付け」から「複数国記載のからくり」
そして「絶対に失敗しない塩の選び方」まで、
この記事一本で全て解説します。

1. 【格付け】サバ産地「脂乗り」ランキング

一口に「サバ」と言っても、
獲れる国と海域によって、プロの評価(=脂の乗り具合)は残酷なまでにランク分けされています。

まずはこのヒエラルキーを頭に叩き込んでください。

🐟 世界のサバ・脂乗り格付け 🐟

  • 👑【SSランク】ノルウェー産

    特徴:絶対王者
    脂質25%超えは当たり前。国が「一番美味しい時期」しか漁を許可しないため、いつ買っても「大当たり」しか入っていない奇跡の産地。
  • ⚔️【Sランク】イギリス(スコットランド)・フェロー諸島

    特徴:王者に迫る実力派
    漁場はノルウェーのすぐ近く。品質は非常に高いです。
    ただ、ノルウェーほど規制がガチガチではないため、「脂乗りMAXの少し手前」の魚が混ざることがある。コスパは優秀。
  • 🛡️【Aランク】オランダ・ドイツ・イングランド

    特徴:大量生産のスタンダード
    大型船で一網打尽にする漁法がメイン。日本のサバより脂はありますが、SSランクに比べると「身の扱い」や「選別」が大雑把なことも。
    スーパーの特売や、フライなどの加工用によく使われます。
  • 🇯🇵【Bランク】国産(マサバ・ゴマサバ)

    特徴:あっさりヘルシー
    「国産」という響きは良いですが、脂乗り勝負では欧州勢に完敗です(脂質10〜15%程度)。
    身が締まっているので、煮崩れしにくい「味噌煮」や、油で揚げる「フライ・竜田揚げ」には最適。塩焼きでジュワ〜を求めるとガッカリします。

国産サバは決してマズいわけではありません。
ただ、ジューシーさを求めるなら、迷わず欧州産を選ぶのが正解です。

2. なぜ「ノルウェー産」は別格なのか?

ランキングで1位にしたノルウェー産。
スーパーでも少し高いですが、それには明確な理由があります。

なぜここだけ別格なのか、その秘密を分かりやすくまとめました。

🇳🇴 ノルウェー産が最強な3つの理由

  • ① 脂質「25%以上」の衝撃
    日本のサバの脂質が10〜15%程度なのに対し、ノルウェー産は25%以上、時には30%を超えます。焼いた時に滴る脂の量が、物理的に違うんです。
  • ② 「一番うまい時期」しか獲らない
    ここが凄いです。ノルウェーは国策で、サバが餌をたっぷり食べて丸々と太った「9月〜11月頃」しか漁をしません。痩せている時期のサバは海に残す。だから「ハズレ」が存在しないんです。
  • ③ 極寒の海が生む「全身トロ」
    北極圏に近い冷たい海で育つため、身を守るために皮下脂肪をたっぷりと蓄えます。あの背中のくっきりした太い縞模様は、栄養満点の証拠です。

つまり、ノルウェー産を選ぶということは、
「100% 当たりクジだけが入った箱」
を買うようなものです。

3. 「単一表記」と「複数記載」の罠を見抜け

ここからがバイヤーとしての本音トークです。

通販サイトの産地表記には、2つのパターンがあります。
この違い、実は「中身の信頼度」に直結します。

パターン①:「ノルウェー産」一点張り

これは「指名買い」です。

メーカーが自信を持って
「うちは高いノルウェー産しか使いません!」と宣言している状態。
価格は少し高くなりますが、
「届いたら脂スカスカだった…」という事故はほぼ起きません。

パターン②:「ノルウェー、イギリス、オランダ、その他」

これは「お楽しみ福袋(ガチャ)」です。

なぜこんな書き方をするのか?
理由はメーカーの「仕入れコスト」にあります。

💡 複数記載の裏側

「その時期に一番安く手に入るサバを使いたい!」
というのがメーカーの本音です。

ある月はノルウェー産を入れるかもしれないし、
翌月は安かったオランダ産を入れるかもしれない。
いちいちパッケージを印刷し直すのが大変なので、
「全部書いとけ!そうすりゃクレーム来ないだろ!」
というのがこの表記の正体です。

決して悪い商品ではありませんが、
「前回は脂が乗ってたのに、今回は普通だった…」
というバラつきが起きるのは、産地が変わっているからなんです。

4. 味の決め手!「無塩」と「定塩」どっちにする?

産地の謎が解けたところで、最後は「味付け」の選択です。
ここを間違う人がめちゃくちゃ多い!

骨取りサバには大きく分けて2種類あります。

  • 🅰️ 無塩(むえん)タイプ
    味付け一切なし。素材そのまま。
    ※注意:そのまま焼くと味がボケます。
  • 🅱️ 定塩(ていえん)タイプ
    プロの塩水漬け加工済み。
    ※解凍して焼くだけで、定食屋の味。

塩焼き派は黙って「定塩」を選べ!

「塩分控えたいから無塩…」は危険です。
プロの「塩水漬け」は、ただ塩辛くするためではなく、
魚の臭みを抜き、余分な水分を抜いて旨味を凝縮させる工程です。

塩焼きで食べるなら、間違いなく「定塩」の方が
ふっくらジューシーで、ご飯が進む味になります。

「無塩」はアレンジ・離乳食専用

無塩タイプは、そのまま焼くと
「味がボケていて、なんか魚臭い」となりがち。

味噌煮、カレー、南蛮漬けなど
「後から濃い味をつける料理」や、「塩分NGの離乳食」なら
無塩タイプが輝きます。

5. まとめ:あなたに届くべきサバはコレ

長くなりましたが、結論です。

通販でサバを買う時は、値段だけでなく
「産地表記」「塩の有無」を必ずチェックしてください。

あなたの目的に合わせた「正解」はこれです!

🏆 目的別・失敗しない選び方

  • ✅ 失敗したくない!とにかく一番ウマい塩焼きを!👉 産地:【ノルウェー単独表記】
    👉 味付け:【定塩】

    少し高くても、満足度は段違い。ギフトにも使えるレベルです。

  • ✅ 毎日のお弁当に!コスパ最強の骨取りサバ!👉 産地:【複数記載(英・蘭・独など)】
    👉 味付け:【定塩】

    オランダやドイツが混ざっても、国産より断然脂があります。日常使いならこれで十分幸せになれます。

  • ✅ アレンジ料理・離乳食・あっさり派!👉 味付け:【無塩】
    産地は予算に合わせて。国産を選べばよりさっぱり、欧州産なら脂ノリノリの味噌煮が作れます。

この知識があれば、もうネット通販のサバ選びは
ギャンブルではありません。「確実な投資」になります。

ぜひ、最高のサバライフを!
ほな、また!

自己紹介
しゅん(管理人)
しゅん(管理人)
ボイルのカニが好き!

名前:しゅん
現役食品バイヤー / 40代会社員

関西の食品通販会社に勤務する40代の現役バイヤー。
仕事で年間数トンのカニや海産物を見ていますが、ネット上の「写真詐欺」や「素人レビュー」の多さに絶望し、このブログを開設しました。

会社の看板(建前)は一切抜き。業界の裏事情を知るプロとして、本当にコスパが良い商品の「選び方」と「本音」を暴露します。
趣味は競合他社の商品の自腹チェック。

記事URLをコピーしました