カニはなぜ高い?【2026年】値上がりの理由と安く買う方法
※本記事にはプロモーションを含みます
まいど、食品バイヤーのしゅんです。
年末が近づくと、カニの値段を見て「え、こんなにするん?」と手が止まること、ありますよね。
1kgで1万円近くするものもあれば、同じずわいがにでも半分くらいの値段のものもある。しかも、ここ数年で上がっている気もする。
いったい、何にそんなにお金がかかっているのか。
この記事では、カニが高い理由を、獲れる量・輸入・食べられる身の少なさ・加工の手間・年末の需要に分けて、国の統計や資料の数字で確かめていきます。
仕事柄、カニの仕入れ値の動きは毎年見ている側なので、「どこを見れば安く買えるか」まで書いていきます。
後半では、かに本舗の商品から、1kgあたりの値段が安いものを順位つきで紹介します。商品の数字は、2026年11月4日にかに本舗の商品ページで確かめたものです。
目次
カニの値段が上がる理由
カニが高いのは、ひとつの理由のせいではありません。
いくつかの理由が重なって、レジの金額になっています。ざっと並べると、こんな感じです。

正直に言うと、ぼくも最初は「どうせ円安のせいやろ」くらいに思っていました。
ところが、統計を見ていくと話はもう少しややこしくて、そもそも日本に入ってくるカニの量が減っていたんです。
ここから、ひとつずつ見ていきます。
国内で獲れる量には上限がある
カニは、獲りたいだけ獲れる魚介ではありません。
日本のずわいがには、国が海域ごとに「この量まで」という漁獲枠(TAC)を決めて管理しています。
水産庁の資料では、日本海のずわいがに(富山から西の海域)の漁獲枠は、2025年の漁期で3,700トン。新潟や秋田などの海域は、2026年の漁期で870トンです(前の年は910トン)。
ただ、2026年は産地によって「豊漁」と伝えられているカニもあります。どこで何が獲れていて、通販の値段にどう効くのかは、カニは今年豊漁で安い?で確かめました。
漁ができる期間も決まっています。たとえば鳥取県では、松葉がに(雄)は11月6日から3月20日まで、雌の親がには12月31日まで。毛がにも、北海道では雌を獲らない決まりが1957年から続いています。
カニを守るための決まりなので、これがあるから来年も食べられる、という話でもあります。
農林水産省の統計で、2024年に日本の海で獲れたカニを見てみると、こうなっていました。
- かに類の合計:約2万3,200トン
- 紅ずわいがに:約1万2,300トン
- ずわいがに:約2,400トン
- がざみ類(ワタリガニ):約1,300トン
意外と少ないのが、ずわいがにです。紅ずわいがにのほうが5倍くらい多く獲れています。
国内で獲れるカニだけでは、年末に日本中で食べる量にはとても足りません。そこで出てくるのが、輸入です。
多くは輸入、その値段が上がった
通販やスーパーでよく見るボイルずわいや、たらばがにの多くは、海外から来ています。
農林水産省が財務省の貿易統計をもとにまとめた資料では、2024年に輸入したずわいがには約2万1,300トン。国内で獲れたずわいと紅ずわいを合わせた量(約1万4,700トン)より多いんです。
たらばがにはもっと極端で、北海道で獲れるのは近年100〜350トンほど(北海道立総合研究機構の資料)。それに対して、2025年の輸入は約2,960トンありました。
そして、その輸入の中身がここ1年で変わっています。
- 輸入したカニの量:2024年 約2万8,800トン → 2025年 約2万2,000トン(約2割減)
- 輸入したカニ1kgあたりの値段:約2,550円 → 約3,010円(約2割高)
量が減って、1kgあたりの値段は上がった。種類ごとに見ると、こうです。

たらばがには、1年で1kgあたり約860円も上がっています。
ここで出てくる数字は、港に着いた時点の値段(輸入した金額を量で割ったもの)です。ここから冷凍の保管、加工、箱詰め、配送が乗って、店の値段になります。
仕入れの時点で上がっていれば、店の値段も上がりやすい
円安も、この流れに乗っかっています。輸入のカニは海外の通貨で買うので、同じカニでも円が安いと、円で払う金額は増えます。
もうひとつ、どこから来ているかも見ておきます。2025年に輸入したカニのうち、量で約7割はロシアから。たらばがにに限ると、約99%がロシアからでした。
ロシアから入るカニには、2022年4月から、ほかの国より高い関税(基本税率の6%。WTOの協定の税率なら4%)がかかっています。関税の決まりは税関の資料で確かめた事実として、ここでは置いておきます。
国産と輸入の違いや表示の見方は、カニの国産とロシア産の違いにまとめています。
1kg買っても身は3〜4割
値段の話で、いちばん見落とされがちなのがここです。
カニは、重さの大半が殻。食べられる身は思ったより少ないんです。
文部科学省の食品成分表には、食べない部分の割合(廃棄率)が載っています。それをもとに、殻ごと1kg買ったときの身の量を出すと、こうなります。

生のずわいがになら、1kgのうち身は約300g。茹でたものでも約450gです。
つまり、殻付きで「1kg 3,200円」のカニは、身だけで考えると、ざっくり2倍以上の値段になっている計算。
殻付きの1kgと、むき身の1kgは、別物として比べる
ここは、相場を知るときにもすごく大事なところです。形ごとの相場はカニの値段の相場で、殻込みとむき身に分けて出しています。
ちなみに、茹でると身がしまって水分が抜けるので、生とボイルでは同じ1kgでも中身が変わります。この話はボイルと生の値段の違いでくわしく書きました。
茹でて凍らせて運ぶ手間
通販のカニの多くは、獲れた後に茹でて、急いで凍らせ、冷凍のまま届きます。
ここにも、手間とお金がかかっています。
大きな鍋で茹でる、冷やす、氷の膜(グレーズ)をつけて凍らせる、サイズを分けて箱に詰める。半むき身やむき身なら、殻を切る手間も加わります。
届けるのも冷凍便です。かに本舗のご利用案内では、送料無料の表記がない商品は冷凍の送料が1,200円(ネット注文で合計8,000円以上なら無料)と書かれていました。
冷凍のまま品質を保って運ぶのは、常温の荷物よりどうしてもお金がかかります。
年末は買う人が一気に増える
もうひとつ、カニには「買う時期が集中する」という特徴があります。
総務省統計局が家計調査をもとにまとめた資料では、12月に支出が増える品目のランキングで、かにはもちに次ぐ2位でした。
これには、ぼく自身も思い当たることがあって。
何年か前の年末、実家に帰ったら、親戚のおっちゃんが「カニ高なったなあ、昔はもっと安かったで」とぼやいてたんです。
で、食べ終わった殻の山を見ながら、「おっちゃん、それ半分以上は殻の値段やで」と言ったら、「ほな殻も食べたらええやん」って。いや、食べられへんがな!
冗談はさておき、年末は店に注文が集まって、人気の商品から売り切れていきます。年末に値段が上がるかどうかは店によって違いますが、締め切りと配送の混雑は、どの店でも起きやすい話です。
かに本舗の値段が季節で動くかは、カニ通販が安い時期で、昔の商品ページと見比べて確かめています。
種類ごとの高い順
では、カニの種類で見ると、どれがいちばん高いのか。
かに本舗の商品の1kgあたりの値段(真ん中の値)を、カニの値段の相場で種類ごとに出したものと、輸入の統計を並べてみます。
| 種類 | 通販の1kg相場 | 輸入の1kg | 国内の事情 |
|---|---|---|---|
| 毛がに | 約9,950円 | 約4,020円 | 北海道で年2,000t台 |
| たらばがに | 約9,000円 | 約4,740円 | 北海道で100〜350t |
| ずわいがに | 約7,800円 | 約2,920円 | 2024年 約2,400t |
通販の1kg相場はかに本舗の商品の真ん中の値(2026年10月3日集計)。輸入の1kgは農林水産省「令和7年 農林水産物輸出入概況」の2025年の輸入額÷数量。国内の事情は北海道立総合研究機構の資料(毛がには1985年以降、たらばがには近年の漁獲)と農林水産省「令和6年漁業・養殖業生産統計」
通販の値段で高い順に並べると、毛がに、たらばがに、ずわいがに。
毛がにが高いのは、国内で獲れる量が少ないから。北海道の毛がには、1955年には約2万7,000トン獲れていたのが、1985年以降はおおむね2,000トン台です。輸入も2025年で約115トンと、ずわいやたらばに比べるとごくわずかでした。
たらばがには、1杯が大きく脚が太いぶん、身がたっぷり取れる人気のカニ。そのほとんどを輸入に頼っていて、2025年の輸入の値段の上がり方も、いちばん大きかったのがたらばです。
ずわいがには、輸入の量が多く、形もサイズもいろいろあるので、手頃なものから高いものまで幅があります。逆に言うと、選び方しだいでいちばん安く買えるのがずわいです。
もっとも、松葉がにや越前がにのようなブランドのずわいは別格で、1杯で1万円を超えるものも珍しくありません。種類より「どこで獲れて、どう選ばれたか」で値段が決まる世界です。
カニを安く買う方法
理由が分かったところで、ここからは「じゃあ、どうすれば安く買えるのか」です。

訳あり・折れを選ぶ
いちばん効くのが、訳ありです。
訳ありの多くは、脚が折れている、サイズがそろっていない、といった見た目の理由。味が落ちているという意味ではありません。
かに本舗の訳あり折れボイルずわいは、約2.5kgで7,800円。同じ店の形がそろったボイル肩脚(総重量約2.5kg)が10,800円なので、3,000円違います。
訳の中身と、気をつけたい点は訳ありカニは大丈夫?で書いています。
1kgあたりで、形をそろえて比べる
値段を比べるときは、1kgあたりに直すのが基本です。
ただし、殻付き同士、むき身同士で比べること。殻付きとむき身を1kgあたりで比べると、殻付きがいつも安く見えてしまいます。
商品名の重さが「総重量」か「正味(net)」かも見ておきたいところ。氷の膜や箱の中の重さまで入っていることがあります。
まとめ買いと送料のライン
量が多いほど、1kgあたりは下がりやすくなります。
かに本舗の2Lボイルずわい肩脚は、総重量約2.5kgで10,800円、約5kgなら19,800円。1kgあたりにすると、約4,320円と約3,960円です。
食べきれない分は冷凍で取っておけますが、家の冷凍庫での目安は商品ページに「1〜2ヶ月以内」と書かれています。冷凍庫の空きと相談して決めてください。
送料も忘れずに。かに本舗は合計8,000円以上で送料無料なので、7,800円の商品を1つだけ頼むと、送料1,200円で合計9,000円になります。店ごとの送料込みの比べ方は送料込みで安いカニ通販にまとめました。
早めに頼む、種類を変える
年末ぎりぎりは、人気の商品から売り切れて、届く日も選びにくくなります。値段よりも、選べる商品が減るのが痛いところ。
それから、こだわりがなければ種類を変えるのも手です。国産の紅ずわいがには、ずわいより手頃なことが多いカニ。かに本舗でも、浜茹での紅ずわい姿は1kgあたり4,400円ほどで買えます。
1kgが安いかに本舗5選
ここからは、かに本舗の商品から、1kgあたりの値段が安いものを5つ選びました。
順番は、送料込みの値段を、商品名の重さで割った1kgあたりが安い順です。殻付きとむき身は比べ方が違うので、むき身は最後に番外として載せています。
まずは表で並べておきます。
| 商品 | 1kgあたり | 価格 | 形 |
|---|---|---|---|
| 1位 浜茹で姿6杯 | 約3,200円 | 12,800円 | ボイル姿 |
| 2位 訳あり折れ5kg | 約3,360円 | 16,800円 | ボイル脚 |
| 3位 訳あり折れ2.5kg | 約3,600円 | 9,000円 | ボイル脚 |
| 4位 紅ずわい姿4杯 | 約4,400円 | 8,800円 | ボイル姿 |
| 5位 ボイル肩脚5kg | 約4,500円 | 19,800円 | ボイル肩脚 |
| 番外 折れ棒肉むき身 | 約8,680円 | 8,680円 | 生むき身 |
かに本舗の各商品ページ(2026年11月4日確認・税込)。3位は送料1,200円込み(ほかは8,000円以上で送料無料)。5位は正味4.4kgで計算
1位 浜茹でずわい姿6杯 姿で1kg約3,200円
向いてる人:年末に人が集まる家で、姿のずわいを人数分そろえたい人
北海道の紋別で浜茹でした、ずわいがにの姿が6杯、約4kgで12,800円。1kgあたり約3,200円で、今回の5つの中でいちばん安くなりました。
姿なので、甲羅の中のカニ味噌まで楽しめます。
ただ、姿は殻と甲羅の重さが多い形です。成分表の廃棄率(ゆでたずわいで55%)で計算すると、身にして約1.8kg。身だけで考えると、1kgあたり7,000円くらいになります。
- 向いてる人:家族や親戚が集まる日に、1人1杯ずつ出したい人
- 気をつけたい点:カニをさばく手間がかかる。箱は2箱に分かれて届き、冷凍庫の場所をとる
北海道紋別浜茹で ずわいがに姿 6杯(約4kg)
- 6杯(約4kg)12,800円
- 人前は控えめ10〜13人前・スタンダード7〜9人前・ガッツリ5〜6人前
- 原料はずわい蟹・食塩。原産国はロシア
- 解凍は冷蔵庫で2日かけると、より美味しくなると記載
- 届く日の指定は注文の3日後以降(食べる2日前着が目安)
かに本舗の商品ページ(2026年11月4日確認・税込・合計8,000円以上で送料無料)
しゅんのひとこと:姿のカニを安く買うなら、まず見てほしい1品。さばき方さえ覚えれば、量の満足感はいちばんです。
2位 訳あり折れボイルずわい5kg 量で選ぶなら
向いてる人:見た目より量と値段、大人数でたっぷり食べたい人
脚が折れていて見た目がそろわない、訳ありのボイルずわいがに。正味5kgで16,800円、1kgあたり約3,360円です。
こちらは「net5kg」と正味の重さが書かれているのがいいところ。氷の膜の重さで量が目減りする心配が少ない書き方です。
- 向いてる人:大人数の集まりや、何回かに分けてカニを食べたい人
- 気をつけたい点:サイズは無選別で、小さいものが多く入ることもあると商品ページに書かれている。5kgは冷凍庫にかなり場所が要る
訳あり折れボイルずわいがに(約5kg)
- net5kg16,800円
- 人前は控えめ12〜17人前・スタンダード8〜11人前・ガッツリ6〜8人前
- 原料はずわい蟹(オピリオ種又はバルダイ種)。原産国はロシア
- 解凍は冷蔵庫で1〜2日かけると、より美味しくなると記載
- 届く日の指定は注文の3日後以降(食べる1日前着が目安)
かに本舗の商品ページ(2026年11月4日確認・税込・送料無料)。口コミ3.8(315件)
しゅんのひとこと:見た目を気にしない自宅用なら、量あたりの値段はかなり強い。冷凍庫の空きを先に確かめてから頼んでください。
3位 訳あり折れボイルずわい2.5kg 少なめで試す
向いてる人:訳ありを少なめの量で試したい、4人くらいの家族
2位の半分の量、約2.5kgで7,800円の訳ありです。
この商品は送料がかかる商品で、1つだけなら送料1,200円が足されて9,000円。1kgあたりは約3,600円になります。ほかの商品と合わせて8,000円以上にすれば送料無料なので、1kgあたり約3,120円まで下がります。
- 向いてる人:初めての訳ありを、まずは少なめの量で試したい人
- 気をつけたい点:内容量は「約2.5kg(複数折れ)」の表記で、正味の重さは書かれていない
訳あり折れボイルずわいがに(約2.5kg)
- 約2.5kg(複数折れ)7,800円(送料1,200円)
- 人前は控えめ6〜8人前・スタンダード4〜6人前・ガッツリ3〜4人前
- 原料はずわいがに。原産国はロシア
- 解凍は冷蔵庫で1〜2日かけると、より美味しくなると記載
- 届く日の指定は注文の3日後以降(食べる1日前着が目安)
かに本舗の商品ページ(2026年11月4日確認・税込)。合計8,000円以上で送料無料。口コミ4.0(848件)
しゅんのひとこと:口コミの件数が多く、訳ありの入り口にちょうどいい量。送料の分だけ、ほかの買い物と一緒に頼むのがおすすめです。
4位 浜茹で紅ずわい姿4杯 国産で手頃
鳥取県の境港で浜茹でした、国産の紅ずわいがにの姿。1kg超が2杯で1箱、それが2箱で8,800円です。
紅ずわいがには、国内でいちばん多く獲れているカニ。輸入の値段の上がり方に左右されにくい、という見方もできます。
- 向いてる人:国産のカニを、姿で手頃に楽しみたい人
- 気をつけたい点:解凍は流水で氷を落としてから常温30〜90分と、様子を見ながらの解凍になる。口コミはまだ52件と少なめ
【境港厳選】浜茹で大型紅ずわいがに姿2杯(1kg超)×2箱
- 4杯(2kg超)8,800円
- 人前は控えめ4〜6人前・スタンダード約4人前・ガッツリ2〜4人前
- 原料はベニズワイガニ(国産)・食塩。原産は北海道・鳥取県、加工地は鳥取県境港
- 解凍は脚が流水で氷を落として常温30〜90分、甲羅みそはアルミホイルに包んで20分以上蒸す
- 届く日の指定は注文の6日後以降(食べる1日前着が目安)
かに本舗の商品ページ(2026年11月4日確認・税込・合計8,000円以上で送料無料)。口コミ3.8(52件)
しゅんのひとこと:国産の姿ガニがこの値段で手に入るのは、紅ずわいならでは。鍋や雑炊にすると、だしがよく出ます。
5位 2Lボイルずわい肩脚5kg 形がそろう
訳ありではない、形のそろったボイルずわいの肩脚です。20〜26肩、総重量約5kg(正味4.4kg)で19,800円。正味で割ると1kgあたり約4,500円になります。
- 向いてる人:訳ありは避けたい、形のそろったカニを大人数で食べたい人
- 気をつけたい点:2Lは細めのサイズで、脚の太さを求める人には物足りないこともある。届く日の指定は6日後以降
2Lボイルずわい肩脚20〜26肩(総重量約5kg)
- 20〜26肩(総重量約5kg・正味4.4kg)19,800円
- 人前は控えめ12〜17人前・スタンダード8〜11人前・ガッツリ6〜8人前
- 原料はずわい蟹。原産国はカナダ・デンマーク(グリーンランド)・ロシア・ノルウェー
- 解凍は常温で2時間前後
- 届く日の指定は注文の6日後以降(食べる1日前着が目安)
かに本舗の商品ページ(2026年11月4日確認・税込・送料無料)。口コミ4.4(2,293件)
しゅんのひとこと:正味の重さが書いてあって比べやすい1品。人数が多い集まりで、見た目もきれいに出したいときに。
番外 折れ棒肉の生むき身 殻なしで比べるなら
殻のないむき身は、1kgあたりの値段だけ見ると高く見えます。でも、ほぼ全部が身です。
加工の途中で折れた棒肉を集めた生ずわいのむき身で、正味1kgが8,680円。1位の姿を身に直した値段(1kgあたり約7,000円)と比べても、差は思ったほど大きくありません。
- 向いてる人:殻をむく手間なく、鍋やしゃぶしゃぶ、炒め物に使いたい人
- 気をつけたい点:生なので加熱して食べる。形は不ぞろい
【折れ棒肉】生ずわいがにむき身(約1kg)
- 正味1kg(総重量約1.2kg)8,680円
- 人前は控えめ約4人前・スタンダード約3人前・ガッツリ約2人前
- 原料は生ずわい蟹(酸化防止剤)。原産国は米国アラスカ沖・ロシア・ノルウェー
- 解凍は食べる直前に流水で5〜10分
- 届く日の指定は注文の6日後以降(食べる1日前着が目安)
かに本舗の商品ページ(2026年11月4日確認・税込・合計8,000円以上で送料無料)。口コミ4.6(1,405件)
よくある質問
Q. カニの値上がりの理由は?
大きいのは、輸入の量が減って、1kgあたりの値段が上がったことです。農林水産省の資料では、2025年に輸入したカニは前の年より約2割少なく、1kgあたりの値段は約2割高くなっていました。円安も、輸入の値段を押し上げる方向に働きます。
Q. タラバガニ・ズワイガニ・毛ガニで高いのは?
通販の1kgあたりの相場で比べると、毛がに、たらばがに、ずわいがにの順に高いです。かに本舗の商品の真ん中の値で、毛がにが約9,950円、たらばがにが約9,000円、ずわいがにが約7,800円でした(2026年10月3日集計)。
Q. 毛ガニが高い理由は?
国内で獲れる量が少なく、輸入もわずかだからです。北海道の毛がにの漁獲は、1985年以降おおむね2,000トン台で、雌は獲らない決まりもあります。2025年の輸入は約115トンでした。
Q. タラバガニが高い理由は?
ほとんどを輸入に頼っていて、その輸入の値段が上がっているからです。北海道で獲れるのは近年100〜350トンほどで、2025年の輸入は約2,960トン、その約99%がロシアからでした。1kgあたりの輸入の値段は、2024年の約3,880円から2025年は約4,740円に上がっています。
Q. カニの値段の相場はどのくらい?
ずわいがにの殻付きの肩脚なら、1kgあたり5,000円前後がひとつの目安です。むき身はほぼ全部が身なので、1kgあたり9,000円前後と高めになります。形ごとの相場はカニの値段の相場にまとめています。
まとめ
カニが高いのは、どれかひとつのせいではなく、いくつもの理由が重なっているからでした。
- 国内で獲れる量は、漁獲枠と漁期で決まっている
- ずわい・たらばの多くは輸入で、2025年は輸入の1kgあたりの値段が約2割上がった
- 殻を除くと、食べられる身は3〜4割ほど
- 茹でて凍らせ、冷凍で運ぶ手間がかかる
- 12月に買う人が集まる
逆に言えば、安く買うコツもここから見えてきます。
訳あり・まとめ買い・送料のラインを使い、形をそろえて1kgあたりで比べる
選び方に迷ったら、こんなふうに選んでみてください。
人が集まる日に姿でそろえたいなら、1位の浜茹でずわい姿6杯。量あたりの安さを取るなら、2位の訳あり折れボイルずわい5kg。訳ありを少なめに試すなら、3位の訳あり折れボイルずわい2.5kgです。
高い理由が分かると、値段を見たときの「高っ!」が、「なるほど、ここにお金がかかってるんか」に変わります。納得して買うカニは、きっとおいしいですよ。
ほな、また!
出典:水産庁「令和7管理年度 ずわいがに日本海系群A海域 漁獲可能量(TAC)の設定及び配分について(案)」・「令和8管理年度 ずわいがに日本海系群B海域 漁獲可能量(TAC)の設定及び配分について(案)」/鳥取県 ずわいがにの資源管理/北海道立総合研究機構 タラバガニ・ケガニの資料/農林水産省「令和6年漁業・養殖業生産統計」・「令和7年 農林水産物輸出入概況」(財務省貿易統計をもとに作成)/税関 関税率表・政令要綱/文部科学省 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年/総務省統計局 家計調査通信 第526号/かに本舗 ご利用案内・各商品ページ(377・554・304・969・093・213・524・302・054)(いずれも2026年11月4日確認・価格は税込)









