牡蠣のびらびらはなに?食べていいの?美味しいの?取ったほうが良い?疑問を解決!
まいど、食品バイヤーのしゅんです。
牡蠣を食べるとき、黒いヒラヒラした部分が気になったことありません?
「これって食べていいの?」
「汚いから取った方がいい?」
「実は美味しい部分だったりする?」
わいは年間数トンの牡蠣を扱う現役バイヤー。
牡蠣の「びらびら」の正体から、食べ方、栄養価まで、業界の裏側を全部教えます。
この記事を読めば、もう牡蠣のびらびらで迷いません。
【この記事の重要ポイント】
- びらびらは「えら」の部分
- 食べても全く問題なし(むしろ栄養豊富)
- 旨味成分が濃縮されてる
- 気になるなら取ってもOK
- 調理法で食感が変わる
牡蠣の「びらびら」の正体
まず、びらびらの正体から。
牡蠣の黒いヒラヒラ、正体は「えら」です。
正式には「外套膜(がいとうまく)」の一部。
牡蠣が呼吸するための重要な器官なんです。
びらびらの構造と役割
【びらびらの役割】
- 呼吸:海水から酸素を取り込む
- ろ過:プランクトンをこして栄養を吸収
- 浄化:海水をきれいにする働き
- 保護:牡蠣の身を守るバリア機能
牡蠣は1日に約200リットルもの海水をろ過してるんです。
その過程で、プランクトンなどの栄養を取り込んで、不要なものは排出。
びらびらは、その最前線で働いてる器官なんです。
なぜ黒っぽいの?
びらびらが黒っぽく見える理由は2つ。
①海水中の不純物が溜まる
ろ過する過程で、微細な泥や有機物が付着します。
これが黒っぽく見える主な原因。
②色素が濃い
えら自体の組織が、もともと濃い色をしてます。
血管が集中してるので、やや暗い色に見えるんです。
でも、汚いわけじゃありません。
出荷前に洗浄されてるし、食べても全く問題なし。
食べていいの?取るべき?
ここが一番気になるポイント。
びらびらは食べてOK!
むしろ栄養豊富で旨味がある部分なんです。
プロの見解
わいは年間数トンの牡蠣を扱ってますが、びらびらは普通に食べます。
高級料理店でも、びらびらを取り除くことはほぼありません。
むしろ、びらびらの旨味を活かした調理をしてるお店が多い。
【びらびらを食べるメリット】
- 旨味が濃い:プランクトンの栄養が凝縮されてる
- 食感が楽しい:独特のコリコリ感
- 栄養豊富:ミネラル・タウリンたっぷり
- 出汁が出る:鍋やスープに最適
ただし、食感がやや硬めなので、気になる人もいます。
見た目が気になるなら取り除いてもOK。
味や栄養に影響はありますが、無理して食べる必要はありません。
びらびらの栄養価と健康効果
びらびらは実は栄養の宝庫。
主な栄養成分
【びらびらに含まれる栄養素】
| 栄養素 | 効果 |
|---|---|
| タウリン | 肝機能向上、疲労回復 |
| 亜鉛 | 免疫力UP、味覚を正常に保つ |
| 鉄分 | 貧血予防、酸素運搬 |
| グリコーゲン | エネルギー源、疲労回復 |
| ビタミンB12 | 神経機能維持、赤血球生成 |
特にタウリンと亜鉛の含有量が多い。
牡蠣の身の部分だけより、びらびらも一緒に食べた方が栄養価が高くなります。
美味しい食べ方【調理法別】
びらびらは調理法で食感が変わります。
生牡蠣の場合
新鮮な生牡蠣なら、びらびらも一緒にツルッと。
【おすすめの食べ方】
- レモンをかけてそのまま
- ポン酢で食べる
- 何もつけずに磯の香りを楽しむ
びらびらの部分はコリコリした食感。
身のトロッとした部分と対比して、食感の変化が楽しめます。
カキフライの場合
カキフライにすると、びらびらはほとんど気にならなくなります。
揚げることで食感が柔らかくなって、サクサクの衣と一体化。
むしろ、びらびらがあった方が旨味が強くなるんです。
牡蠣鍋・牡蠣のアヒージョの場合
鍋やアヒージョなら、絶対に取らないで!
びらびらから濃厚な出汁が出て、スープやオイルが格段に美味しくなります。
加熱すると食感も柔らかくなるので、生牡蠣が苦手な人でも食べやすい。
【調理法別 びらびらの状態】
生牡蠣:コリコリ食感。食感の変化を楽しめる。
カキフライ:ほとんど気にならない。旨味が強くなる。
蒸し牡蠣:やや柔らかく。磯の香りが強くなる。
牡蠣鍋:柔らかく。出汁が絶品になる。
アヒージョ:オイルに旨味が溶け出す。パンにつけて食べると最高。
どうしても気になる人へ【取り方】
見た目がどうしても気になる人もいるはず。
びらびらの取り方を説明します。
【びらびらの取り方】
- ①指でつまむ:黒いびらびらの部分を指でつまむ
- ②優しく引っ張る:ゆっくり引っ張ると剥がれる
- ③包丁で切り取る:大きい場合は包丁で切り取ってもOK
- ④水で洗う:取った後は軽く水で洗う
ただし、もったいないとわいは思います。
栄養も旨味も捨てることになるので、できれば食べてほしい。
どうしても気になるなら、加熱調理を選ぶのがおすすめ。
カキフライや鍋なら、びらびらがあってもほとんど気になりません。
まとめ
牡蠣の「びらびら」について、業界の裏側をすべてお伝えしました。
【わいの結論】
びらびらは食べてOK!
栄養豊富で旨味が濃い
プロはみんな食べてます
気になるなら加熱調理
カキフライや鍋なら気にならない
むしろ旨味が強くなる
取るのはもったいない
栄養も旨味も捨てることになる
できれば食べてほしい
年間数トンの牡蠣を扱うわいが断言します。
びらびらは牡蠣の旨味を引き出す重要な部分。
この記事があなたの牡蠣ライフの参考になれば嬉しいです。
ほな、また!



