【騙されるな】カニの重さは「氷」で決まる?現役バイヤーが教える「グレーズ」の真実と損しない選び方
【騙されるな】カニの重さは「氷」で決まる?現役バイヤーが教える「グレーズ」の真実と損しない選び方
こんにちは、しゅんです。
みなさん、ネット通販でカニを買って
「届いた時は大きかったのに、解凍したらなんか小さくなってない?」
そんなモヤモヤを感じたこと、ありませんか?
せっかく高いお金を出して買ったのに、
食べる部分が少なかったらガッカリですよね。
正直に言います。
それ、気のせいじゃありません。
実はその原因、カニを覆っている「氷の膜(グレーズ)」にあるんです。
今日は現役バイヤーの私が、
業界では常識だけど、一般のお客さんはあまり知らない
「カニの重量とグレーズの裏事情」
について、本音で暴露します。
これを知らずにカニを買うのは、
お金をドブに捨てているのと同じこと。
損をしたくない人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
そもそも「グレーズ」って何?ただの氷じゃないんです
まず結論から言います。
グレーズは、カニの鮮度を守る「氷のラップ」です。
冷凍のカニを見ると、表面がツルツルした氷で覆われていますよね?
あれがグレーズです。
「なんでわざわざ氷をつけて重くするの?」
「水増しして高く売りたいだけでしょ?」
そう思う気持ち、痛いほど分かります。
でも、バイヤーの立場から断言します。
国内の通販で、グレーズなしの冷凍カニを販売している所はありません。
乾燥と変色を防ぐ、2つの重要任務
なぜ氷の膜が必要なのか。
理由は大きく分けて2つあります。
1つ目は「乾燥(冷凍焼け)」を防ぐこと。
カニは殻に包まれていますが、実は乾燥にとっても弱いんです。
そのまま冷凍庫に入れておくと、中の水分が抜けてスカスカになり、身が縮んでしまいます。
そして2つ目。これが意外と知られていないのですが、
カニの身が真っ黒になる「黒変(こくへん)」を防ぐこと
です。
カニは空気に触れると、酸化して身が黒ずんでしまう性質があります。
一度黒くなると、見た目が悪く、とても食べる気になれません。
そこで、カニの周りを「氷のラップ」で真空パックのように包み込むことで、
水分を逃さず、空気もシャットアウトしているんです。
つまり、美味しい状態で届けるためには、
絶対に欠かせない存在なんですよ。
【暴露】ここが落とし穴!「総重量」と「解凍後重量」の闇
さて、ここからが本題です。
グレーズが必要なのは事実。
でも、これを悪用する業者がいるのも、悲しいですが事実です。
私たちはこれを「重量マジック」なんて呼んだりします。
その1kgのカニ、食べられるのは何グラム?
一般的に、通販で流通している冷凍カニのグレーズ率は
全体の重さの20%〜30%程度が相場と言われています。
中でも、品質にこだわる良心的な商品は
「20%程度」に抑えられていることが多いです。
例えば、1kg(1000g)のカニなら、
氷を溶かした後の重さは800gくらいになる計算ですね。
ここまでは、業界の常識として許容範囲です。
しかし、30%を超えてくると話が変わってきます。
「なんか氷が分厚いな…」と感じたら要注意。
- ❌ 総重量 1kg とデカデカと表記
- ❌ 実はグレーズ率が 35%〜40%
- ❌ 解凍したら 600g ほどしかなかった…
これ、笑い話じゃなくて本当にある話なんです。
氷を厚くつければつけるほど、
見た目は立派になるし、重さも増します。
でも、お客さんがお金を払っているのは
「氷」ではなく「カニの身」に対してですよね?
ここを誤魔化している商品は、プロとして絶対におすすめできません。
グレーズを正しく処理する!一番美味しい解凍テクニック
良心的なカニを買えたとしても、
解凍方法を間違えると台無しになってしまいます。
特にグレーズがついたままのカニは注意が必要です。
そのまま冷蔵庫へ…は絶対NG!
「とりあえず冷蔵庫に入れて解凍すればいいでしょ?」
これ、一番やってはいけないパターンです。
グレーズ(氷)がついたままゆっくり解凍すると、
溶け出した大量の水にカニが浸かった状態になります。
そうすると、浸透圧の関係で
カニの旨味が水の方へ流れ出てしまうんです。
結果、水っぽくて味の薄いカニになってしまいます。
正解はこれです。
- 食べる直前に、水道水(流水)で表面の氷(グレーズ)を洗い流す。
- カニの表面を触って、氷の膜がなくなったらOK。
- キッチンペーパーなどで水気を拭き取り、冷蔵庫で半解凍まで待つ。
この「ひと手間」をかけるだけで、
カニの味が劇的に変わりますよ。
失敗しない!「良心的なお店」を見分けるたった一つのポイント
最後に、私がプライベートでカニを買う時、
必ずチェックしているポイントをお教えします。
それは、商品ページのスペック表にある
「解凍後重量」の表記
です。
親切なお店は、必ずこう書いています。
「総重量 1.2kg(解凍後 1.0kg)」
逆に、「総重量」しか書いていないお店は要注意。
届いてみたら氷だらけ…というリスクが高いです。
ネット通販では実物が見られない分、
こうした「数字の正直さ」が信頼の証になります。
まとめ:グレーズを知ればカニ選びは怖くない
- ✔ グレーズは「乾燥」と「黒変(変色)」を防ぐために必須。
- ✔ 一般的な相場は20〜30%。良心的な商品は20%程度。
- ✔ 選ぶときは必ず「解凍後重量(正味重量)」を確認する。
- ✔ 解凍時は、流水で氷を落としてから冷蔵庫へ。
この知識を持っていれば、もう「写真詐欺」や「スカスカ蟹」に泣かされることはありません。
賢く選んで、美味しいカニをお腹いっぱい楽しんでください!





