【汚名返上】「偽物」「大味」なんて呼ばせない。 ここ数年、悪者扱いされていた「バルダイ種」の真実を話します。
【汚名返上】「偽物」「大味」なんて呼ばせない。
ここ数年、悪者扱いされていた「バルダイ種」の真実を話します。
まいど、食品バイヤーのしゅんです。
今日はちょっと、怒ってます。
いや、誰にかって?
「バルダイ種(大ズワイガニ)」を悪者扱いしてきた、一部のメディアや無知な業者に対してです。
ここ数年、ネットやテレビでこんな話を聞いたことありませんか?
「高級本ズワイガニの偽装問題!」
「違う種類のカニを混入させて販売!」
「デカいだけで美味しくない外国産のカニに注意!」
この時、まるで「犯人」かのように扱われていたのが、バルダイなんです。
はっきり言わせてくれ。
バルダイは「偽物」なんかじゃない。
むしろ「格上」の最高級ガニや!
「オピリオ(本ズワイ)じゃなきゃダメだ」という風潮のせいで、不当に評価を下げられてきたバルダイ。
今回は、業界の裏側を知る僕が、この「悲劇の巨大ガニ」の名誉を完全に回復させます。
これを読めば、あなたはきっと、あえて「バルダイ」を指名買いしたくなりますよ。
目次
1. なぜバルダイは「悪者(ニセモノ)」扱いされたのか?
そもそも、なぜバルダイが悪名高い存在になってしまったのか。
悪いのはカニではありません。「売り方」が悪かったんです。
数年前、カニの通販需要が爆発した時、一部の業者が在庫不足を補うために、オピリオ(本ズワイ)の中に、見た目が似ているバルダイを混ぜて「ズワイガニ」として販売しました。
あるいは、もっと安い時期に仕入れたバルダイを、高級なオピリオと誤認させて売るようなグレーな手法が横行したんです。
その結果…
- 消費者「あれ?いつもの繊細なズワイガニと味が違うぞ?」
- メディア「違う種類のカニが混ざっている!偽装だ!」
こうして、バルダイは「オピリオのフリをした偽物」というレッテルを貼られてしまいました。
でも、僕らバイヤーからすれば、これは笑止千万。
だって、仕入れ値で見れば、バルダイの方が高いことだって多々あるんですから。
「ベンツ(バルダイ)を、プリウス(オピリオ)だと言って売った」みたいなもんです。本来ならグレードアップなんですよ。
2. 「デカい=大味」という最大の誤解
もう一つ、バルダイが嫌われる理由に「日本人のサイズ偏見」があります。
日本では昔から、「野菜も魚も、大きすぎるものは大味で美味しくない」という定説がありますよね。
バルダイは、オピリオよりひと回り大きく、脚も太い。
だから、「どうせアメリカンな味で、繊細さがないんだろ?」と思われがちです。
これが大きな間違いです。
バルダイの味の濃さは、オピリオを凌駕します。
たしかに、オピリオのような「儚い(はかない)甘さ」ではありません。
しかし、バルダイには「野性味あふれる旨味」と、「弾けるような繊維の強さ」があります。
「大味」ではなく「濃厚」。
この違いを知らずに、見た目だけで判断するのは本当にもったいないんです。
3. 実は世界のVIPが食べているのはこっち
日本人が「松葉ガニ(オピリオ)最高!」と言っている間に、世界の富裕層はどうしているか。
実は、海外の高級レストランや、アラスカの漁師たちの間では、「食べるなら断然バルダイ(Bairdi)」という人が多いのを知っていますか?
理由はシンプル。
「ステーキとして成り立つから」です。
オピリオは繊細すぎて、焼くと身が縮みやすく、食べ応えが出にくい。
一方、バルダイの太い脚は、焼いてもプリップリのまま。
バター焼きにしたり、豪快にボイルしてライムを搾ったり。
メインディッシュとしての存在感は、バルダイが圧倒的です。
世界基準で見れば、バルダイこそが「King of Snow Crab(ズワイガニの王様)」なんです。
4. 今こそ「バルダイ指名買い」をおすすめする理由
ここ数年、バルダイの立場が変わってきました。
「偽物騒動」を経て、逆に「バルダイという品種の価値」に気づく人が増えてきたからです。
さらに、オピリオ(本ズワイ)の不漁による価格高騰も影響しています。
今、賢い消費者はこう考えています。
正解です。
特に、以下の人には、僕は全力でバルダイを推します。
- カニを「お腹いっぱい」食べたい人
- 焼きガニやバター焼きをする予定の人
- 「カニは剥くのが面倒」と敬遠している人(脚が太いので剥きやすく、身離れがいい!)
5. まとめ:偏見を捨てて、本物の「肉」を食らえ
バルダイが悪者扱いされていた時代は、もう終わりです。
悪いのは、ちゃんと説明せずに販売した業者であって、カニに罪はありません。
むしろ、希少性が高く、味も濃いバルダイは、カニ好きにとっての「最後のフロンティア」です。
【しゅんの結論】
「繊細さ」を求めるなら、従来のオピリオでいい。
でも、「カニ食ったー!!」という圧倒的な満足感を求めるなら、
迷わずバルダイを選べ。
ただ、残念なことに、スーパーではまず手に入りません。
「バルダイ種」と明記して販売している通販サイトも、まだごく一部です。




