ズワイガニのバルダイ種とオピリオ種ってなに?違いを現役バイヤーが解説!
ズワイガニのバルダイ種とオピリオ種の違いを現役バイヤーが解説
まいど、食品バイヤーのしゅんです。(○・∀・)ノ マイド!!
「ズワイガニ買おうと思ったら、バルダイ種とかオピリオ種とか書いてあるんやけど…」
「これって何が違うん?どっちが美味いん?」
カニを買うときに、こんな表示見たことあるやろ?
実はな、この「種」の違いを知らんと、値段と品質が全然合わへんカニを掴まされることもあるんや。
特にバルダイ種はな、業界では誤解されてることが多いねん。
年間数トンのカニを扱ってきたワイが、業界の裏側も含めて徹底的に解説したる。
この記事を読めば、もうカニ選びで迷うことはなくなるで!
この記事の重要ポイント
① バルダイ種は本来ズワイガニ全体の2%しか獲れない超希少種
② オピリオ種は日本近海で獲れる本ズワイガニ
③ 近年の小型バルダイで市場イメージが変わった
④ おおずわいとほんずわいは別名で中身は同じ
目次
バルダイ種とオピリオ種って何?
まず最初に結論から言うわな。
どっちも「ズワイガニ」の仲間や!
「え、ズワイガニって一種類ちゃうん?」って思うかもしれんけど、実は違うねん。
ズワイガニにはいくつかの亜種があって、その中でも代表的なのがこの2つなんや。
オピリオ種:日本の本ズワイガニ
オピリオ種(学名:Chionoecetes opilio)はな、日本近海で獲れる本物のズワイガニや。
日本海、オホーツク海、ベーリング海なんかに生息してるんやで。
日本で「越前ガニ」「松葉ガニ」って呼ばれてる高級ブランドガニは、全部このオピリオ種やねん。
特徴としてはな、
- 甘みが強くて繊細な味わい
- 身がぎっしり詰まってる
- サイズはやや小ぶり(甲羅幅8〜12cm程度)
日本人が「ズワイガニ」って聞いてイメージするのは、基本的にこのオピリオ種やな。
バルダイ種:幻の大型ズワイガニ
一方、バルダイ種(学名:Chionoecetes bairdi)はな、ズワイガニ全体のわずか2%しか獲れへん超希少種や!
主にベーリング海の深海に生息してて、昔は料亭でしか味わえへん高級品やってんで。
「え、安いイメージあるけど?」ってなんでやねん!ナンデヤネン!!ヽ(*・ω・)┌┛)゚ロ゚)
それはな、後で詳しく説明するけど、近年の事情で市場イメージが変わってしもたんや。
本来のバルダイ種の特徴はな、
- サイズが非常に大きい(甲羅幅15cm以上の大型)
- 身がぎっしり詰まってて食べ応え抜群
- 甘みと旨味が濃厚
- 漁獲量が極端に少ない
本物のバルダイ種は、オピリオ種に勝るとも劣らへん最高級品なんやで。
おおずわい?ほんずわい?呼び方の違い
ここでちょっと混乱しやすいポイントを整理しとくで。
「おおずわい」と「ほんずわい」って聞いたことあるやろ?
実は同じ種類の別名や!
バルダイ種 = おおずわい
オピリオ種 = ほんずわい
つまりな、呼び方が違うだけで中身は一緒や。
市場では「おおずわい」「ほんずわい」って呼ぶことが多いけど、正式な分類では「バルダイ種」「オピリオ種」って呼ぶんやで。
どっちの呼び方でも間違いやないから、覚えといてな。
ズワイガニの呼び方対応表
| 学名 | 市場での呼び名 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| バルダイ種 | おおずわい | 大型・希少 |
| オピリオ種 | ほんずわい | 標準サイズ・一般的 |
バルダイ種の誤解を解く
さて、ここからが本題や。
なんでバルダイ種のイメージが「安物」になってしもたんか、説明するで。
本来は超高級品やった
昔のバルダイ種はな、料亭でしか出てこへん高級品やってん。
なんでかっていうと、漁獲量がめちゃくちゃ少なくて、しかも大型で身入りも最高やったからや。
値段もオピリオ種の1.5倍から2倍したくらいの高級品やったんやで。
北海道産の小型バルダイが市場を変えた
ところがな、近年になって北海道近海で小型のバルダイ種が大量に獲れるようになったんや。
このカニがな、サイズは小さいし、身入りもイマイチやってん。
でも「バルダイ種」って名前だけは一緒やから、市場に大量に出回ったわけや。
そしたらどうなったか?ッテ、アカンガ━ヾ(´囗`。)ノ━ナ!!
「バルダイ種 = 安物」ってイメージが定着してしもた!
これが業界の大問題やねん。
本来の大型バルダイと、北海道産の小型バルダイは、全く別物なのに一緒くたにされてるんや。
見分け方はサイズと産地
ほな、どうやって見分けるん?って話やな。
ポイントは2つや。
- サイズ:甲羅幅15cm以上の大型なら本物の高級バルダイ
- 産地:ベーリング海産なら本物、北海道産なら小型バルダイの可能性大
購入するときは、この2点をしっかり確認してな。
味・食感・価格を徹底比較
さて、ここからは本来のバルダイ種とオピリオ種を比較するで。
※小型の北海道産バルダイは除外して考えてな。
バルダイ種 vs オピリオ種:完全比較表
| 比較項目 | バルダイ種(大型) | オピリオ種 |
|---|---|---|
| 産地 | ベーリング海深海 | 日本近海・カナダ |
| サイズ | 非常に大きい | 標準サイズ |
| 味の濃さ | 濃厚で甘い | 繊細で甘い |
| 身入り | 90%以上 | 80〜90% |
| 漁獲量 | 全体の2% | 全体の大半 |
| 価格 | 非常に高い | 高い |
| おすすめ度 | ★★★★★ | ★★★★★ |
味わいの違い
本来の大型バルダイ種はな、オピリオ種に勝るとも劣らへん濃厚な旨味があるんや。
オピリオ種が「繊細な甘み」やとしたら、バルダイ種は「力強い甘みと旨味」って感じやな。
どっちが上かは好みの問題やけど、プロの目から見たらどっちも最高級や。
価格差はどれくらい?
本来の大型バルダイ種はな、市場にほとんど出回らへんから、相場を出すのが難しいねん。
出たとしても、オピリオ種の高級品と同じか、それ以上の値段がつくで。
一方、北海道産の小型バルダイは、オピリオ種の半額から3分の2くらいで買えるな。
結局どっちを選べばええの?
「で、結局どっちを買えばええねん?」
ほな、用途別にワイのオススメを教えたるで!
大型バルダイ種を選ぶべき場面
- 一生に一度の贅沢:最高級のカニを味わいたいとき
- 特別な贈答品:本物志向の相手への贈り物
- カニ好きの集まり:目の肥えた人を納得させたいとき
ただし、本物を見つけるのが難しいのが難点やな。
オピリオ種を選ぶべき場面
- 特別な日のごちそう:記念日や誕生日などの特別な日
- 確実な品質:失敗したくない贈り物
- 刺身やしゃぶしゃぶ:カニ本来の味を楽しみたいとき
入手しやすくて、品質も安定してるから、一番無難な選択やな。
小型バルダイ種の使いどころ
北海道産の小型バルダイはな、コスパ重視で選ぶならアリやで。
- カニ鍋やカニすき:だし汁で煮込むから味の違いが目立たない
- 大人数でワイワイ食べる:量が必要なときはコスパ重視
- カニサラダやカニクリームコロッケ:加工料理なら十分
まとめ:賢いカニの選び方
さて、ここまで解説してきたけど、最後にもう一度ポイントをまとめるで。
バルダイ種は本来、超希少な高級品や!
近年の小型バルダイのせいで「安物」ってイメージがついてしもたけど、本来の大型バルダイは料亭でしか味わえへん最高級品やねん。
オピリオ種は安定の品質で、日本人が愛する本ズワイガニや。
購入するときは、サイズと産地をしっかり確認して、自分の予算と用途に合わせて選んでな。
この知識があれば、もうカニ選びで失敗することはないはずや!
ほな、また!

