Home » カニ » カニはボイルと生どっちがいい?現役バイヤーが教える失敗しない選び方
カニ

カニはボイルと生どっちがいい?現役バイヤーが教える失敗しない選び方

spring0809@gmail.com

カニはボイルと生どっちがいい?現役バイヤーが教える失敗しない選び方

まいど、食品バイヤーのしゅんです。

年末年始や特別な日のご馳走といえば、やっぱりカニですよね。
でも、通販サイトを見てると必ず出てくる疑問があります。

「ボイルと生、どっちを買えばいいの?」

実はこれ、めちゃくちゃ大事な選択なんです。
間違えると「せっかく高いカニ買ったのに、パサパサで美味しくない…」なんてことになりかねません。

この記事では、年間数トンのカニを見てきた現役バイヤーの視点から、ボイルと生の本当の違いと、あなたに合った選び方を徹底解説します。

読み終わる頃には、「なるほど、だからこっちを選ぶべきなんだ!」とスッキリ納得できるはずです。

ボイルと生、根本的な違いとは?

まず基本中の基本から押さえておきましょう。

ボイルガニは、水揚げされたカニをその場で茹でて、急速冷凍したもの。
一方、生ガニは、茹でずにそのまま冷凍した状態で届きます。

「え、それだけ?」と思うかもしれませんが、この違いが味や食感、調理法に大きく影響するんです。

加工のタイミングが命運を分ける

ボイルガニは、プロが絶妙な塩加減と茹で時間で仕上げています。
だから届いたら解凍するだけで、そのまま美味しく食べられるんです。

対して生ガニは、調理の自由度が高い反面、茹で方次第で味が大きく変わります。
つまり調理の腕が試されるってわけです。

ボイルガニのメリット・デメリット

メリット:とにかく手軽で失敗なし

ボイルガニの最大の魅力は、なんといっても手軽さです。
  • 解凍すればすぐ食べられる
  • プロが茹でているから味が安定している
  • 調理の失敗がない
  • 殻から身が外れやすい
年配の方や料理に自信がない方、忙しい方には本当におすすめです。
解凍して盛り付けるだけで、立派なカニ料理の完成ですからね。

デメリット:アレンジの幅が狭い

ただし、ボイルガニにも弱点はあります。
  • 再加熱すると身がパサつく
  • カニ鍋やカニしゃぶには向かない
  • 生に比べて旨味が若干落ちる
ボイルガニを鍋に入れると、二度茹でになってしまいます。
すると身が硬くなって、せっかくのカニが台無しに。

ボイルガニは「そのまま食べる」が鉄則です。

生ガニのメリット・デメリット

メリット:料理の幅が広がる

生ガニの魅力は、なんといっても調理の自由度です。
  • カニ鍋・カニしゃぶに最適
  • 焼きガニ・バター焼きができる
  • 自分好みの塩加減で茹でられる
  • 鮮度の良さを実感できる
特にカニ鍋は、生ガニでないと本当の美味しさは味わえません。
出汁にカニの旨味が溶け出して、最後の雑炊まで絶品ですよ。

デメリット:調理の手間と技術が必要

ただし、生ガニにはこんな注意点もあります。
  • 茹で方を間違えると不味くなる
  • 下処理に時間がかかる
  • 茹で加減の見極めが難しい
  • 調理器具(大きな鍋)が必要
茹で時間が短いと生臭く、長すぎるとパサパサに。
塩加減も重要で、海水程度(3%前後)の塩水で茹でるのがコツです。

料理に自信がない方は、正直ボイルを選んだ方が無難ですね。

用途別!こんな人にはこっちがおすすめ

ここまで読んで「で、結局どっち買えばいいの?」って思ってますよね。
安心してください、用途別にバッチリ解説します。

ボイルガニがおすすめな人

  • カニをそのまま食べたい(カニ酢で食べる、カニしゃぶ以外)
  • 手間をかけずに楽しみたい
  • 来客用のおもてなし(失敗できない)
  • 調理に自信がない
  • お年寄りへの贈り物
特に贈り物なら、絶対ボイルです。
相手に調理の手間をかけさせないのがマナーですからね。

生ガニがおすすめな人

  • カニ鍋・カニしゃぶをしたい
  • 焼きガニを楽しみたい
  • 調理を楽しみたい
  • 自分好みの味付けにしたい
  • 料理好きな人へのギフト
冬場の鍋パーティーなら、断然生ガニがおすすめ。
カニから出る出汁が鍋全体を格上げしてくれますよ。

プロが教える見極めポイント

最後に、ボイルと生を選ぶ時の業界人だけが知っているコツを教えます。

ボイルガニを選ぶ時の注意点

ボイルガニは「茹でたて急速冷凍」が理想です。
商品説明に「船上ボイル」「浜茹で」と書いてあるものを選んでください。

これは水揚げ直後に加工しているってこと。
鮮度が命のカニにとって、これ以上ない贅沢なんです。

逆に避けたいのは、茹で時間が不明な格安品
過去に冷凍・解凍を繰り返している可能性があります。

生ガニを選ぶ時の注意点

生ガニは「活〆急速冷凍」と書かれているものが最高品質。
生きたまま締めて、すぐに冷凍する製法です。

また、「生食用」と表記があれば、鮮度の証。
カニしゃぶで半生でも食べられるレベルってことです。

注意したいのは「加熱用」の表記。
これは鮮度がやや落ちているので、必ず火を通す必要があります。

どちらにも共通する重要ポイント

ボイルでも生でも、絶対チェックすべきは「グレース(氷の膜)の量」です。
グレースは乾燥を防ぐために必要なんですが、悪質な業者は水増しに使います。
商品説明に「グレース込みの重量」とか「正味重量」の記載がない店は要注意。

正直な店は「殻を除いた可食部○○g」まで明記してくれますよ。

まとめ

ボイルと生、どっちがいいかは「何を求めるか」で決まります。

手軽さと安定した美味しさを求めるならボイル。
調理の楽しさと料理の幅を求めるなら生。

どちらが正解ってことはありません。
大事なのは、自分の目的に合った選択をすることです。

迷ったら、まずはボイルから
試してみてください。

失敗のリスクが少ないですし、カニ本来の味をシンプルに楽しめます。
そこで「もっと色々やってみたい!」と思ったら、次は生ガニに挑戦すればいいんです。

最後に一つだけ。
ボイルでも生でも、信頼できる店から買うことが何より大切です。

安さだけで選ぶと、グレースまみれのスカスカガニを掴まされますからね。
産地、加工方法、重量表記をしっかり確認して、納得してから買ってください。

それでは、美味しいカニライフを楽しんでくださいね!

Xからの読者コメントをお待ちしています。
ブログ更新の励みになります!
Facebookでのコメントをお待ちしています。
ブログ更新の励みになります!

よく読まれている記事TOP3

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


記事URLをコピーしました