広島の牡蠣加工メーカーの違いや特徴、選び方を解説!
広島の牡蠣加工メーカーの違いや特徴、選び方を解説!
まいど、食品バイヤーのしゅんです。
寒くなると無性に食べたくなるのが「牡蠣(かき)」ですよね。
でも、ネットで牡蠣を買うとき、こんな悩みはありませんか?
「食中毒が怖くて、どこで買えばいいか分からない」
「身が縮んでスカスカだったらどうしよう」
その気持ち、痛いほど分かります。
私も仕事で仕入れるとき、一番神経を使うのが牡蠣ですから。
実は、広島の牡蠣といっても、「どの加工会社が作ったか」で、味も安全性も全然違うんです。
今回は、業界で「ここなら間違いない」と言われている5大加工メーカー
「クニヒロ」「マルト水産」「タカノブ食品」「不動水産」「川廣(かわこう)」
について、バイヤーの視点で本音解説します。
この記事を読めば、もうスーパーや通販の牡蠣選びで迷うことはなくなりますよ!
目次
なぜ「メーカー」で選ぶ必要があるのか
結論から言います。
牡蠣の味と安全は、加工技術で9割決まるからです。
広島県産の牡蠣は、生産量が日本一。
ですが、海から揚げたばかりの牡蠣は、泥を含んでいたり、雑菌がついていたりします。
これを、いかに素早く、清潔に洗浄し、鮮度を保ったまま冷凍(またはパック詰め)できるか。
そこに、各メーカーの「企業努力」と「技術力の差」が出るんです。
今回紹介する5社は、バイヤー仲間でも「あそこなら変なものは出してこない」と信頼されているメーカーばかりです。
圧倒的シェアと安心感「クニヒロ株式会社」
まずは、業界最大手のひとつ、「クニヒロ」さんです。
スーパーの鮮魚コーナーで「広島県産かき」のパックを見たら、裏面を見てください。
かなりの確率でここの名前があるはずです。
【企業基本データ】
- 正式名称:クニヒロ株式会社
- 所在地:広島県尾道市
- 創業:1957年(昭和32年)
衛生管理がケタ違い
ここの特徴は、なんといっても徹底した安全管理ですね。
牡蠣で一番怖いノロウイルス。
クニヒロは、独自の検査体制や洗浄システムが非常に厳格です。
「絶対に食中毒を出さない」という執念のようなものを感じます。
- 生食用牡蠣の取り扱いが得意
- 大手スーパーのPB(プライベートブランド)も手掛ける信頼性
- 粒の大きさが揃っていて使いやすい
「とりあえず失敗したくない」「安全第一で選びたい」という方は、クニヒロの商品を選んでおけば間違いありません。
蒸し牡蠣のスペシャリスト「マルト水産株式会社」
次は、「マルト水産」さん。
本社は兵庫県ですが、広島県産の牡蠣も多く取り扱っており、瀬戸内エリアを代表するトップメーカーです。
【企業基本データ】
- 正式名称:マルト水産株式会社
- 所在地:兵庫県相生市
- 創業:1947年(昭和22年)
何がすごいかというと、「蒸し(スチーム)」の技術です。
旨味を逃がさない「珠せいろ」
牡蠣って、加熱すると縮みますよね?
あれ、旨味水分が逃げちゃってるんです。
マルト水産は「珠せいろ(たませいろ)」という看板ブランドを持っています。
これが本当にすごい。
特殊な蒸し器を使って、絶妙な温度で蒸し上げているので、
身がふっくらしていて、噛むとジュワッとエキスが出るんです。
冷凍庫に常備して、パスタやグラタンにそのまま放り込むなら、マルト水産の蒸し牡蠣が最強だと私は思っています。
広島牡蠣の1割を扱う巨人「タカノブ食品株式会社」
3社目は、業界では知らぬ者がいない実力派、「タカノブ食品」さんです。
実はこの会社、広島県内の牡蠣生産量の約1割(約2,000トン)を扱っているという、とんでもない調達力を持っています。
【企業基本データ】
- 正式名称:タカノブ食品株式会社
- 所在地:広島県府中市
- 設立:1970年(昭和45年)
鮮度をロックする「急速凍結技術」
タカノブ食品の強みは、なんといっても圧倒的な技術力です。
「スチールベルトフリーザー」という特殊なベルトコンベア式の冷凍機を使って、牡蠣をわずか数分で急速凍結させます。
これにより、細胞が壊れず、解凍した時にドリップ(旨味を含んだ汁)が出にくいんです。
また、次に紹介する「不動水産」をグループ会社に持っており、業界内でのネットワークも最強クラス。
業務用としても広く流通しているので、皆さんが居酒屋で食べて感動したあのカキフライ、実はタカノブ製かもしれませんよ。
大粒フライの実力派「不動水産株式会社」
通好みの実力派、「不動水産」さん。
通販やギフト、業務用の世界で非常に評価が高い会社です。
【企業基本データ】
- 正式名称:不動水産株式会社
- 所在地:広島県広島市中区
- 設立:1974年(昭和49年)
衣でごまかさない本物志向
不動水産の商品は、冷凍牡蠣(IQF)のクオリティが高いです。
特に、衣がついた「カキフライ」は絶品。
安いカキフライだと「衣ばっかりで身が小さい」なんてこともありますが、ここは違います。
衣でごまかさず、しっかりと大きな牡蠣を使っている印象があります。
「今日は家で、お店みたいなカキフライ定食が食べたい!」
そんな時は不動水産の商品を探してみてください。
目利きが光る選別「株式会社川廣」
最後は、「川廣(かわこう)」さん。
昭和61年(1986年)設立。広島の牡蠣業界では中堅ですが、「確かな目利き」で地元の信頼を勝ち取っている会社です。
【企業基本データ】
- 正式名称:s式会社川廣s
- 所在地:広島県広島市中区
- 設立:1986年(昭和61年)9月
贈答用に選ばれる品質
大量生産・大量消費というよりは、「本当に良い時期の牡蠣を、丁寧に加工する」という丁寧な仕事ぶりに定評があります。
お歳暮やお中元など、大切な人へのギフトで失敗したくない時に、ここの名前が入っていると安心できます。
まとめ:結局どこを選べばいい?
今回は広島の代表的な牡蠣加工会社5社を紹介しました。
最後に、選び方のポイントをまとめておきます。
バイヤーしゅんの結論
-
- 安全性と入手のしやすさなら
👉 「クニヒロ株式会社」
- 安全性と入手のしやすさなら
-
- 料理の手軽さとジューシーさなら
👉 「マルト水産株式会社」
- 料理の手軽さとジューシーさなら
-
- プロも認める技術と安定感なら
👉 「タカノブ食品株式会社」
- プロも認める技術と安定感なら
- ご馳走カキフライやギフトなら
👉 「不動水産株式会社」や「株式会社川廣」
通販サイトで牡蠣を買うときは、商品ページの下の方にある「加工者」の欄をチェックしてみてください。
この5社の名前があれば、まずハズレを引くことはありません。
プロが保証します。
美味しい広島牡蠣で、最高のご飯タイムを楽しんでくださいね!




