おすすめな骨取りサバ買い方!産地?無塩?の違いを解説!
おすすめな骨取りサバ買い方!産地?無塩?の違いを解説!
まいど、食品バイヤーのしゅんです。
通販で人気の「骨取りサバ」。
便利やから買いたいけど、商品ページを見てこう思ったことありませんか?
「原産国:ノルウェー、イギリス、オランダ、その他…って、結局どこやねん!」
さらに、
「無塩」と「定塩」どっちが美味しいの?
値段もピンキリやけど、何が違うの?
実はこれ、知らずに買うと
「脂スカスカのハズレ」や
「味がボケた残念なサバ」
を引くことになります。
今回は、業界の裏側を知り尽くした私が
「産地ランクの格付け」から「複数国記載のからくり」、
そして「絶対に失敗しない塩の選び方」まで、
この記事一本で全て解説します。
目次
1. 【格付け】サバ産地「脂乗り」ランキング
一口に「サバ」と言っても、
獲れる国と海域によって、プロの評価(=脂の乗り具合)は残酷なまでにランク分けされています。
まずはこのヒエラルキーを頭に叩き込んでください。
🐟 世界のサバ・脂乗り格付け 🐟
- 👑【SSランク】ノルウェー産
特徴:絶対王者
脂質25%超えは当たり前。国が「一番美味しい時期」しか漁を許可しないため、いつ買っても「大当たり」しか入っていない奇跡の産地。
- ⚔️【Sランク】イギリス(スコットランド)・フェロー諸島
特徴:王者に迫る実力派
漁場はノルウェーのすぐ近く。品質は非常に高いです。
ただ、ノルウェーほど規制がガチガチではないため、「脂乗りMAXの少し手前」の魚が混ざることがある。コスパは優秀。
- 🛡️【Aランク】オランダ・ドイツ・イングランド
特徴:大量生産のスタンダード
大型船で一網打尽にする漁法がメイン。日本のサバより脂はありますが、SSランクに比べると「身の扱い」や「選別」が大雑把なことも。
スーパーの特売や、フライなどの加工用によく使われます。
- 🇯🇵【Bランク】国産(マサバ・ゴマサバ)
特徴:あっさりヘルシー
「国産」という響きは良いですが、脂乗り勝負では欧州勢に完敗です(脂質10〜15%程度)。
身が締まっているので、煮崩れしにくい「味噌煮」や、油で揚げる「フライ・竜田揚げ」には最適。塩焼きでジュワ〜を求めるとガッカリします。
国産サバは決してマズいわけではありません。
ただ、ジューシーさを求めるなら、迷わず欧州産を選ぶのが正解です。
2. なぜ「ノルウェー産」は別格なのか?
ランキングで1位にしたノルウェー産。
スーパーでも少し高いですが、それには明確な理由があります。
なぜここだけ別格なのか、その秘密を分かりやすくまとめました。
🇳🇴 ノルウェー産が最強な3つの理由
- ① 脂質「25%以上」の衝撃
日本のサバの脂質が10〜15%程度なのに対し、ノルウェー産は25%以上、時には30%を超えます。焼いた時に滴る脂の量が、物理的に違うんです。 - ② 「一番うまい時期」しか獲らない
ここが凄いです。ノルウェーは国策で、サバが餌をたっぷり食べて丸々と太った「9月〜11月頃」しか漁をしません。痩せている時期のサバは海に残す。だから「ハズレ」が存在しないんです。 - ③ 極寒の海が生む「全身トロ」
北極圏に近い冷たい海で育つため、身を守るために皮下脂肪をたっぷりと蓄えます。あの背中のくっきりした太い縞模様は、栄養満点の証拠です。
つまり、ノルウェー産を選ぶということは、
「100% 当たりクジだけが入った箱」
を買うようなものです。
3. 「単一表記」と「複数記載」の罠を見抜け
ここからがバイヤーとしての本音トークです。
通販サイトの産地表記には、2つのパターンがあります。
この違い、実は「中身の信頼度」に直結します。
パターン①:「ノルウェー産」一点張り
これは「指名買い」です。
メーカーが自信を持って
「うちは高いノルウェー産しか使いません!」と宣言している状態。
価格は少し高くなりますが、
「届いたら脂スカスカだった…」という事故はほぼ起きません。
パターン②:「ノルウェー、イギリス、オランダ、その他」
これは「お楽しみ福袋(ガチャ)」です。
なぜこんな書き方をするのか?
理由はメーカーの「仕入れコスト」にあります。
💡 複数記載の裏側
「その時期に一番安く手に入るサバを使いたい!」
というのがメーカーの本音です。
ある月はノルウェー産を入れるかもしれないし、
翌月は安かったオランダ産を入れるかもしれない。
いちいちパッケージを印刷し直すのが大変なので、
「全部書いとけ!そうすりゃクレーム来ないだろ!」
というのがこの表記の正体です。
決して悪い商品ではありませんが、
「前回は脂が乗ってたのに、今回は普通だった…」
というバラつきが起きるのは、産地が変わっているからなんです。
4. 味の決め手!「無塩」と「定塩」どっちにする?
産地の謎が解けたところで、最後は「味付け」の選択です。
ここを間違う人がめちゃくちゃ多い!
骨取りサバには大きく分けて2種類あります。
- 🅰️ 無塩(むえん)タイプ
味付け一切なし。素材そのまま。
※注意:そのまま焼くと味がボケます。 - 🅱️ 定塩(ていえん)タイプ
プロの塩水漬け加工済み。
※解凍して焼くだけで、定食屋の味。
塩焼き派は黙って「定塩」を選べ!
「塩分控えたいから無塩…」は危険です。
プロの「塩水漬け」は、ただ塩辛くするためではなく、
魚の臭みを抜き、余分な水分を抜いて旨味を凝縮させる工程です。
塩焼きで食べるなら、間違いなく「定塩」の方が
ふっくらジューシーで、ご飯が進む味になります。
「無塩」はアレンジ・離乳食専用
無塩タイプは、そのまま焼くと
「味がボケていて、なんか魚臭い」となりがち。
味噌煮、カレー、南蛮漬けなど
「後から濃い味をつける料理」や、「塩分NGの離乳食」なら
無塩タイプが輝きます。
5. まとめ:あなたに届くべきサバはコレ
長くなりましたが、結論です。
通販でサバを買う時は、値段だけでなく
「産地表記」と「塩の有無」を必ずチェックしてください。
あなたの目的に合わせた「正解」はこれです!
🏆 目的別・失敗しない選び方
- ✅ 失敗したくない!とにかく一番ウマい塩焼きを!👉 産地:【ノルウェー単独表記】
👉 味付け:【定塩】少し高くても、満足度は段違い。ギフトにも使えるレベルです。
- ✅ 毎日のお弁当に!コスパ最強の骨取りサバ!👉 産地:【複数記載(英・蘭・独など)】
👉 味付け:【定塩】オランダやドイツが混ざっても、国産より断然脂があります。日常使いならこれで十分幸せになれます。
- ✅ アレンジ料理・離乳食・あっさり派!👉 味付け:【無塩】
産地は予算に合わせて。国産を選べばよりさっぱり、欧州産なら脂ノリノリの味噌煮が作れます。
この知識があれば、もうネット通販のサバ選びは
ギャンブルではありません。「確実な投資」になります。
ぜひ、最高のサバライフを!
ほな、また!



